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2018.03.18

せめてもの願い

2018.03.18|Blog

「せめて100年続けたい」

デザイナー皆川明氏の

そんな願いをこめ物作りを続けながら

minä perhonenは23年がたちました。

 

子に孫に託され

或いは他の誰かの手に渡り

時には海を越え旅をして

異国の人の宝箱にあるかもしれない。

 

このブローチは私たちに代わって

きっと100年後の世界を見るのでしょう。

「せめて100年続けたい」

そのせめてもの願いを叶えてくれるのでしょう。

 

minä perhonen

「tambourine」

Pin Brooch

antique gold / silver

¥11,000+tax

 

antique gold

まるで100年の時を経たアンティークのような

色合いに仕上げた古色ゴールド。

春夏に多くなるリネンや麦わら帽子にカゴ鞄に

秋冬ならばニットをはじめとするウールの風合いや

ベージュやアースカラーに馴染む素朴な色合いです。

 

silver

真鍮にホワイトシルバー色でコーティングを施したシルバー。

ホワイトやグレーのお洋服に馴染ませたり

ブラックやネイビーにコントラストで合わせていただいたり

春夏は涼し気な印象で秋冬は濃色にワンポイント使いで。

 

Outer:Andrew Driftwood Doggy Bag Jacket

アンティークリネンのジャケットにantique gold。

 

BAG:Pois E「BAGATELLE」Cotton Canvas 3way Tote Bag

いつものお鞄をちょっとお洒落に気分を上げて

春夏らしく爽やかにsilverを合わせて。

 

HAT:coeur femme Paper Hat Bundled Ribbon

単調になりがちな夏の着こなしにワンポイントを加えて。

可愛いリボンの黒にコントラストで映えるsilver。

 

bag:minä perhonen mini bag

「tambourine」モチーフのお鞄やお洋服に。

1箇所だけを立体にして自分だけの特別な「tambourine」で。

つけてみたいお洋服やアイテムの色や素材を想像しながら

お好みの色を選んでみてはいかがでしょうか。

 

「せめて100年続けたい」

決して自らの想いを現実には見ることは出来ない

その大いなるせめてもの願い。

 

ONLINESHOPでもご紹介中です。

是非ご利用ください。

 

 

美しきプリズム

2018.03.18|Blog

今春夏のsusuri展示会を訪れた日

一番に目に飛び込んできたひとつのテキスタイル。

 

それは一見静かな水面を映し出したようで

それでいてひと時も同じ表情を見せることのない

静かな抑揚を描き出し感動すらおぼえるものでした。

 

 

ざっくりとした表情のやや地厚なコットンリネン布を

まるで水面に例えて浮かべたような蓮の花。

特殊な織組織を得意とする群馬県桐生市のジャガード織り。

水面に滲む花弁や陽光を受けてきらきらと光る蓮の花を

和紙繊維を折り込みながらカットジャガードという手法で

描き出したsusuriオリジナルのテキスタイルです。

 

 

susuri

Bolt In Shirt Jacket

white

S (one) size

¥40,000+tax

 

コンパクトなサイズ感のシンプルなシャツジャケットデザイン。

インナーに困ることの無い絶妙なラウンドネックライン。

 

気付かれないように襟元にそっと刻んだダーツが

大切な隠し味のように立体の行方をひそめています。

 

やや厚地のコットンリネン生地に共布のくるみボタン。

アウターには似つかわしい小さくてたくさんのボタンは

susuriのアイコンディテールのひとつと言えます。

 

小さく弧を描いたダーツはさりげなく脇をパネルに取り

ハリ感のある生地を身体の厚みや立体に沿わせて

静かなAラインシルエットに仕上げてくれています。

 

まるでデザインの一部のように背面に寄せた幾本ものダーツ。

コンパクトでフィット感のあるシャツのような

ジャケットを作り出したかったというデザイナーの意志が

その一つ一つのダーツに投影されているかのようです。

 

水面に差し込む光が屈折し見せるプリズムのように

無数のダーツが蓮の花をさまざまな形に変えていきます。

 

小さく切り込んだスリットデザイン。

細かなディテールのそれぞれが「らしい」susuriのお洋服。

 

INNER:maison de soil Embroidery Open Front Blouse

SKIRT:humoresque Shadow Border Gather Skirt

SHOES:R.U. 「Jo」One Lace 2way Lace Long Vamp Shoes

まずはモノトーンのシンプルな着こなしで。

一見すると無地に見えるジャケットとスカート。

よく見るとそれぞれが花柄とボーダーのジャガード織り。

さりげない柄×柄の大人のパターンミックス。

 

ONEPIECE:「memorable」High Twist Cotton 2way Onepiece

BAG:minä perhonen「bird boat」egg bag

SHOES:R.U.「camille」One Lace Gillie Shoes

シンプルなデザインと印象的なテキスタイルの表情。

オケージョンに応じて様々な着こなしを楽しみながら。

ちょうど今時期は春のセレモニー服としてもおすすめです。

 

INNER:maison de soil Embroidery Pullover Shirt

PANTS:Needles FOR poefu Hiza-Deru Pants

SHOES:DANSKO Professional Oiled brown brown

普段着にカーディガン感覚でさっと羽織って。

オフホワイトにピュアホワイトの刺繍のブラウス。

女性らしい雰囲気をメンズライクなパンツで外して。

 

 

世界に誇る伝統的な日本の和紙繊維と

桐生のジャガード織りの特殊な技術が描き出した

唯一無二の蓮の花たちが浮かぶテキスタイル。

 

「Bolt In」と名付けたシャツジャケット。

無数のダーツがボルトのように絞り込み描くプリズム。

デザイナーはその美しき布に更なる意志を与える。

 

それぞれのプロフェッショナルの想いが交わり合うところに

この美しいプリズムのようなお洋服があることを

素直に感動し幸せに思うのです。

 

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