山羊文学も第3章目。
あんなに寒かった今冬が
嘘みたいに暖かい今春。
おまけに今日は5月上旬並みの
気温というから驚きです。
三寒四温はどこへやらですが
夜になるとやっぱり寒いですね。
せっかく始めた連載なので
最後までどうぞお付き合い下さい。
ANSPINNEN
Cashmere Border Knit Stole
navy×white
beige×white
white×navy
one size
¥25,300(tax in)
navy×white
beige×white
white×navy
ANSPINNENのストールは
「ハンドフレーム」という
手横編機で職人の手によって
時間をかけ丁寧に編まれています。
機械の自動編みとは異なり
微妙なさじ加減を調整できる事
編み目の大きさを変える事が出来
独特な柔らかさと軽さを持ち
ふっくらとした仕上がりになります。
例えると熟練した職人が巻く
どうしたらこんなに
ふわふわになるのだろうと感じる
だし巻き卵に似ている気がします。
1日にたった8本しか編めない
とても希少なストールです。
狭いピッチ間隔で色が交互に並び
糸の色切り替えがある分
ボーダーは一層手間がかかります。
手間がかかりすぎるため
来秋冬は展開が出来ないそうです。
ANSPINNEN(スピネン)は
ドイツ語で「紡ぐ」を意味します。
日本国内の多くのブランドに
カシミアを供給し続ける紡績会社
「小金毛織」のオリジナルブランド。
カシミアの紡績会社は日本国内で
僅か3〜4社のみに限られます。
小金毛織の拘りは紡績だけでなく
撚糸までを一貫で行えるところ。
糸を撚(よ)る機械や巻き方にまで
強い拘りを持っています。
20番の双糸1本取りを使用しています。
このストールのカシミア糸は
80%の完成度で作られています。
とても興味深い敢えて
20%の余力を残しているのです。
糸中心に少し芯を残すイメージで
洗い仕上げを甘めにしています。
使う毎にお洗濯を繰り返す毎に
芯部が柔らかくなると同時に
ストール表面が繊細でふわふわの
綿(わた)毛で包み込まれていく。
メーカーさんが約2年使い続けた
実際のストールに触れると
とんでもない余力を隠し持っていた
そう感じずにはいられない
驚くべき右肩上がりの成長曲線。
使うほどに愛着が増していく
育てていく楽しみもある
カシミアストールです。
navy×white
ボーダーの王道色パターン。
季節感の無いnavy×whiteは
とりわけ使い勝手が良いはず。
ボーダーは約150×45cm
navy×white
TOPS:ANSPINNEN
Cashmere Border Crew Neck Knit
SKIRT:humoresque
Cotton Silk Wrap Skirt
SHOES:Vialis
Hand Woven Leather Pointed Toe Mule
同じクルーネックニットと
贅沢なカシミアの組み合わせ。
ヘムの無地部分4辺を出して
ボーダーを強調して巻いてみました。
beige×white
ベージュに白が入ることで
柔らかな雰囲気が増して
女性らしくなるから不思議です。
マリンカラーでは無い分
ボーダーのカジュアル感も抑えめに。
beige×white
TOPS:humoresque
Silk Gahter Blouse
SKIRT:Home's Underwear
Fibril Rayon Skirt
SHOES:R.U.
「Jo」
Ribbon Lace Gillie Shoes
アースカラーをボンヤリさせないよう
ブラックのブラウスとシューズで
キリッと引き締めて。
この色合わせなら春コートも
モノトーンでもアースカラーでも◎。
white×navy
ホワイト面が主体のwhite×navy。
チェックや花柄よりも簡単に
コーディネートに溶け込みやすい
春服にも取り入れやすい1色。
white×navy
OUTER:nitca FOR poefu
Wool Cashmere Beaver Cocoon Coat
INNER:ANSPINNEN
Cashmere Border Crew Neck Knit
PANTS:FIR MUM
Poly Corduroy Wide Pants(sold)
SHOES:R.U.
「Jo」
Ribbo Lace Long Vamp Shoes
BAG:MARINEDAY
Circle Tote Bag
濃色アウターの印象を軽くする
ボーダーの白に合わせ散りばめて。
襟元に柄物があるだけでも新鮮です。
原材料の高騰をはじめ
手間のかかる制作過程
様々な事情で来秋冬シーズンから
ボーダーは展開が無くなってしまう事。
それでもそれだけの価値があると信じ
紡績やハンドフレームの制作方法に
拘り続ける事の大切さを
このストールの山羊文学から
学んだような気がしています。
育てるカシミアストール。
今日も僕はお洋服に育てられています。
ANSPINNEN(スピネン)はドイツ語で「紡ぐ」を意味します。
日本国内の多くのブランドにカシミアを供給し続ける紡績会社「小金毛織」のオリジナルブランド。
カシミアの紡績会社は日本国内で僅か3〜4社のみに限られます。
小金毛織の拘りは紡績だけでなく撚糸までを一貫で行えるところ。
糸を撚(よ)る機械や巻き方にまで強い拘りを持っています。
ファクトリーとしての信頼に加えて、元n100代表の大井幸衣さんが総合的なディレクションを行っています。
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ANSPINNENのストールは「ハンドフレーム」という、手横編機で職人の手によって時間をかけ丁寧に編まれています。
機械の自動編みとは異なり微妙なさじ加減を調整できる事、編み目の大きさを変える事が出来、独特な柔らかさと軽さを持ちふっくらとした仕上がりになります。
ボーダーは狭いピッチ間隔で色が交互に並び糸の色切り替えがある分、一層手間がかかります。
手間がかかりすぎるため来秋冬からは展開が出来なくなってしまうそうです。
画像をクリックしていただくと大きな画像でご覧いただけます。
20番の双糸1本取りを使用しています。
このストールのカシミア糸は80%の完成度で作られています。
とても興味深い敢えて20%の余力を残しているのです。
糸中心に少し芯を残すイメージで洗い仕上げを甘めにしています。
使う毎にお洗濯を繰り返す毎に芯部が柔らかくなると同時に、
ストール表面が繊細でふわふわの綿(わた)毛で包み込まれていく。
メーカーさんが約2年使い続けた実際のストールに触れると、とんでもない余力を隠し持っていた、そう感じずにはいられない驚くべき右肩上がりの成長曲線。
使うほどに愛着が増していく育てていく楽しみもあるカシミアストールです。
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約150×45cmの大きさです。
四方ぐるりをリンキング処理しているので、巻いた際にボーダー柄がヘムラインにキッチリ出しやすく、繰り返しの使用やお洗濯でも形が崩れないようになっています。
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裏面(左)と表面(右)で少し異なる編み目の表情。
あえて表向きを意識して巻いてもですが、さりげなく巻いた際に出る自然な表情変化も良いです。
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