デザイナーの視点は本当に興味深い。
ただこれほどまでに圧倒的で異次元な
着眼点の衣服は今後出逢えないかもしれない。
TOWAVASE
「La zabu」
Velvet Jacket with Glass Beads
gray / black
Free size
¥107,800(tax in)
このアウターの着眼点はまさかの京座布団。
「三方綴じ」と呼ばれる手刺繍は
人という字を模した京座布団の特徴。
どうやら座布団には前後が存在するらしく
それを間違えないように出す事で
おもてなしの意味が込められているそう。
何とも京都らしいというか日本らしい。
中心部から垂れ下がる房は「角房」と呼ばれ
邪気を払うために施される縁起もの。
知れば知るほど興味深い京座布団の世界。
ゆったりとしたショート丈アウター。
大まかなシルエットなどは
「Permanent TOWAVASE」の
ジャケットと同じ雰囲気となります。
ボタンではなくブローチのような
フロントに並ぶ大きな4つの花モチーフ。
インドで作られる高品質なガラスビーズを
4色の花に見立て仕立てたブローチは
CHANELのコスチュームジュエリーを
彷彿とさせる華やかで美しいもの。
三方綴じキルト×ガラスビーズブローチ。
まさかとまさかの組み合わせによる相乗効果
山口さんにしか想像し得ないバランスとセンス
この唯一無二感こそがTOWAVASEの魅力です。
モデル身長154cm
INNER:SUSURI
ハットチェックシャツ
SKIRT:LENSE
Skirt Pants Pleats Fake α(sold)
SHOES:Vialis FOR poefu
Pointed Toe T-strap Shoes
ボトムスを生かしてくれるショート丈アウターは
ワイドパンツやスカートによく似合います。
とても上品で合わせやすいグレージュの色調。
秋冬に増えがちな濃色モノトーンだけでなく
暖かみのあるアースカラーとも相性が良い。
花柄のシャツと花モチーフブローチの親和性
第4モチーフの黒に黒スカートを繋げてみました。
モデル身長154cm
INNER:SUSURI
ポエータハイネックセーター
PANTS:ゴーシュ
カツラギ VERY ワイドパンツ
SHOES:R.U.
「Jo」
Ribbon Lace Long Vamp Shoes
いつもの着こなしにサラリと羽織って
アウターが主役のシンプルコーディネート。
特別な日に着るのではなく特別な気分を着る
TOWAVASEだけが持つ着る度に訪れる高揚感が
心も身体も温かく包み込んでくれそうです。
あまりにも異次元すぎる着眼点で仕立てた
TOWAVASE的キルティング解釈を前に
「ずっと座布団やりたかったんですよね〜」
屈託のない笑顔でそう語る
TOWAVASEデザイナーの山口さん。
加えて「La zabu」=ラ・ザブというお洒落で
おフランス感までも漂うセンスあるネーミング。
自身のルーツである日本の美意識や手仕事に
愛してやまないフランスのエッセンスを加える
どこまでもTOWAVASEで貫かれたお洒落さに
「山田くん!山口さんに1枚やっとくれ!」
つい日本の伝統芸能で返したくもなるわけです。
衣服やファッションに勝ち負けは存在しない。
好きなものを好きなように着るだけです。
この圧倒的で異次元な着眼点デザインの想像力に
嫉妬も出来ないくらい圧倒的に負けを認めながら
自分にしか出来ないpoefuらしい表現や伝え方で
この唯一無二を届けられたらなあと思うのです。
「La zabu」と名付けられた興味深いコレクション。
まさかまさかの京座布団がこのアウターのデザイン着眼点。
デザイナー自らの出自である東洋(日本)と愛してやまない西洋(フランス)の交点こそが、TOWAVASEの物作りのベースになっているとは言えの事にしても興味深い着眼点です。
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ノーカラーのラウンドネック。
アウターそのものはもちろん、アクセサリー感覚のフラワーモチーフブローチも主役の1着。
襟周りは出来るだけシンプルに着こなしたいところ。
ストールを巻く際は十分にご注意ください。
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ライニングはコットン、厚手過ぎない中綿入りは「La zabu」のデザイン感にとても似合っています。
ベルベットの表地も手伝って真冬も安心して着用可能な暖かさです。
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「三方」綴じと呼ばれる手刺繍は、人という字の京座布団の特徴。
座布団には前後があるらしく、それを間違えないように出す事で、おもてなしの意味が込められている何とも京都らしい物語。
中心部から垂れ下がる房は本来四隅に付けられる「角房」と呼ばれ邪気を払うものらしく、これもまた何とも日本らしい。
あまりにも異次元すぎる着眼点の、TOWAVASE的キルティング解釈ですが、見れば見るほどその唯一無二の可愛さに魅了されます。
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名作「Permanent TOWAVASE」ジャケットのベースシルエットやデザインをほぼ踏襲する「La zabu」ジャケット。
「角房」を紐端にそえたウエストコードを結えるフロントデザインです。
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フロントに並ぶ大きなモチーフは、ボタンではなく縫い付けタイプのブローチ。
インドで作られる高品質なガラスメーカーのビーズを4色の花に見立てたブローチは、CHANELのコスチュームジュエリーを彷彿とさせる華やかさと美しさ。
この「La zabu」にこのブローチを合わせようと思う、バランス感覚やセンスは山口さんにしか持ち得ない唯一無二のものだと思います。
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ゴールド&シルバー、ホワイト&ブラックを交互に配列する黄金比。
花弁と中央部を互いのコントラストにすることで自然に目線が移動していきます。
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