産みの親と育ての親
神戸牛と松阪牛
- eleven 2nd - 産みの親編
広げれば透けて見えるほど薄いのに
それに反比例する驚くほどの暖かさ。
単糸で編まれたカシミアニット
まずはその「産みの親」から。
かつてn100デザイナー時代
カシミア単糸ニットを本格的に
世に送り出した橋本靖代さんが手掛ける
「eleven 2nd」(イレブンセカンド)。
マーガレット・ハウエルの企画
そのキャリアスタートからn100を経て
現在のeleven 2ndまで30年以上に渡り
愛してやまないニットに携わってきた
言葉少な目な職人気質のデザイナー。
eleven 2ndのニット製品は
25番の単糸で編まれています。
(ストールは30番のカシミア糸)
最も繊細で柔らかいカシミアニット糸を
なぜ単糸で編む事が出来るのか。
そこには目に見えない糸の存在があります。
水溶性ビニロンという溶解糸と共に撚糸し
編む段階では双糸で編まれているのです。
製品洗いの後に残るのはカシミア糸のみ
それが単糸ニットの出来る仕組みです。
元々凹凸の多いニット糸に加えて
水溶性ビニロン糸が溶けた隙間に
沢山の空気が滞留し保温性が高くなる。
単糸で編むことのメリットは
双糸で得ることの出来ない柔らかさと
通年で利用できるくらいの薄さ
そして毛玉になりづらい事です。
デメリットは繊細さがゆえの強度面。
n100時代との一番の違いは
編み立てから仕上げに至る改良点で
「ふっくら」とした膨らみある表情で
更に柔らかく仕立てているという点です。
eleven 2nd
Mohair Front Cashmere Cardigan
md.grey / white
M(one)size
¥41,800(tax in)
ベーシックデザインと
ほど良くゆったりとしたサイズ感。
本来の羽織としてだけでなく
1枚のニットとしても着やすい
襟元リブにやや厚みを持たせた丸首。
画像では伝わりにくいのですが
フロント前立て部分にさりげなく
モヘア糸を編み込んであります。
襟元の厚み同様ダレにくいフロントに。
短めの裾と袖リブはキックバック緩め。
カットソーだけでなくブラウスやシャツ
インナーとの重ね着を重視した仕様に。
後ろ肩振り。
ジャケットやコートなど
羽織を主体とするアウターに見る
機能的かつ見た目にも美しい作り方。
モデル身長154cm
OUTER:FIR MUM
Hooded Coat
PANTS:Needles
H.D. Pants Light Denim(sold)
SHOES:Vialis
Hand Woven Leather Pointed Toe Mule
春に最適なキャミソールとの重ね着は
カシミアの心地良さを体感しやすい。
トップボタンを外してメンズライクに
羽織ではなく敢えて1枚での着方で。
モデル身長154cm
OUTER:FIR MUM
Hooded Coat
STOLE:eleven 2nd
Cashmere Stole Regular
(this color sold)
INNER:NO CONTROL AIR
Compact Polyester Typewriter
No Collar Shirt
SKIRT:Pois E
「OPERA」Skirt Cotton white
(this color sold)
INNER PANTS:Tabrik
Gather Pants
SHOES:R.U.
「Jo」
Ribbon Lace Vamp Shoes
微妙な色を重ねに重ねて
淡いピンクで優しくまとめた
春らしい淡色のレイヤード。
n100の産みの親が当時以上に拘る
薄さと暖かさが反比例する
単糸で編まれたカシミアニット。
3月に入り春の訪れが待ち遠しい日々
それと共に冬服にも飽きてくる頃です。
温かくなったり寒くなったりを
繰り返しながら冬アウターは手放せない。
インナーの暖かさは殆ど変えずに
春気分で厚みや色を変えてみましょう。
向こうが透けて見えるくらいの薄さの先
春の訪れは見え隠れしています。
単糸で編まれたカシミアニット。
eleven 2ndのニット製品は25番の単糸で編まれています。
(ストールは30番のカシミア糸)
最も繊細で柔らかいカシミアニット糸をなぜ単糸で編む事が出来るのか。
そこには目に見えない糸の存在があります。水溶性ビニロンという溶解糸と共に撚糸し編む段階では双糸で編まれているのです。
製品洗いの後に残るのはカシミア糸のみ、それが単糸ニットの出来る仕組みです。
画像をクリックすると大きな画像でご覧いただけます。
元々凹凸の多いニット糸に加え、水溶性ビニロン糸が溶けた隙間に沢山の空気が滞留し保温性が高くなる。
単糸で編むことのメリットは、双糸で得ることの出来ない柔らかさと通年で利用できるくらいの薄さ、そして毛玉になりづらい事です。
デメリットは繊細さがゆえの強度面。
n100時代との一番の違いは編み立てから仕上げに至る改良点で「ふっくら」とした膨らみある表情で、更に柔らかく仕立てているという点です。
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かつてn100デザイナー時代に、それまで作る事が不可能と思われたカシミア単糸ニットを世に送り出した、橋本靖代さんが手掛ける「eleven 2nd」。
マーガレット・ハウエルの企画、そのキャリアスタートからn100を経て、現在のeleven 2ndまで30年以上に渡り、愛してやまないニットに携わってきた言葉少な目な職人気質のデザイナー。
こちらはベーシックなラウンドネックニット、n100時代に比べるとリラックス感のあるサイズ感です。
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本来の羽織としてだけでなく、1枚のニットとしても着やすい襟元リブにやや厚みを持たせ、ダレにくくした丸首デザイン。
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さりげなくモヘア糸を編み込みアクセントを効かせた前立ては、テープ使い無しでも襟元同様ダレにくいフロント仕様で機能面も備えています。
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短めの裾と袖リブはキックバック緩め。
カットソーだけでなくブラウスやシャツ、インナーとの重ね着を重視した仕様に。
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後ろ肩振り。
ジャケットやコートなど、羽織を主体とするアウターに見る、機能的かつ見た目にも美しい作り方。
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