お洋服屋さんになった頃から
一度は袖を通してみたいと想う憧れのものたち。
ニットならばグレンマック、マーロ、インバーアラン、ジョンスメドレー。。
ジョンロブ、オールデン、チャーチ、ウエストンの靴。
ルイジボレッリやフライのシャツ、インコテックスのパンツ。。。。
枚挙にいとまもありませんが
それはシンプルなものであればある程
素材の良さが「潔く」際立ってみえてきます。
逆を言うと素材の良さが際立てば
デザインは究極にシンプルという
「潔さ」に行きつくのかもしれません。
17年間の変わらぬ憧れ。
その素材たちの「潔い」シリーズです。
n100 Swiss Cotton Broad Yoke Top
34size beige ¥15750
水のきれいなスイスには
精密機械のように緻密で美しいスイスコットンがあります。
コットン100%でありながらシルクのような手触りと優しい艶。
それはちょうど良い張りと艶。
モカベージュの大人っぽさがより上質さを醸します。
今夏登場回数の多いヨークトップは
バインドのネックラインに厚みを持たせてある一方で
袖周りの縫い幅を華奢に仕上げてバランスを保ちます。
n100 Irish Linen shirting Gather Top
34size black ¥19950
ヨーロッパには良質なリネンがあります。
その中でもアイルランドのリネンには特別な想いがあります。
20代の頃から少しずつ背伸びをして着てきた
銘品のブラウスやニットに必ずついてくるそのリネンの名。
アイリッシュリネンの洗う毎に増す風合いは
歳を重ねて解る素材の良いモノへの執着心。
しなやかで美しいドレープは
美しく歳をかさねることのようです。
ギャザートップは前身の中心部のギャザーが
バスト周りの立体を柔らかに包み込みつつ
脇周りの絶妙なサイズ感を生み出します。
n100 Irish linen shirting Running Top
34size black ¥18900
同じ素材で作られたランニングトップ。
2型を同じ素材で作られるのは少し珍しい事です。
今回でこのアイリッシュリネンが使えなくなるという事での
お二人からの贅沢な選択肢。
表情の違うそれぞれに甲乙のつけがたい2型。
ランニングトップはn100ならではの究極の引き算。
脇下のダーツによる立体構成と
さりげなく施されるバイヤスバインダーネック。
布帛で仕立てたタンク(ランニング)トップのように
その究極の「潔い」というシンプルさは
上質な素材が本当に似合います。
今日で6月も終わりですね。
梅雨明けも近く本格的な夏を迎えるにあたり
とても充実の店頭は展示会?のようです。
土日は大変混み合いますので
可能であれば平日のご来店でゆっくりご覧ください。
変わらない憧れ。
「100年たっても着ているかもしれない」
それは憧れを手にした日から始まる100年。