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「絵の服」

2012.08.03|お品物

mina perhonen 2012 autumn/winter

のお品物の入荷が始まりました。

 

「絵の服」

と題したコレクション。

人の手によって生み出される

一枚の絵のような

温かみを感じるminaらしいコレクションです。

。。。。。。。

「手」

手で物をつくるということが

とても愛おしい時間に感じるようになりました。

手はたくさんの意志と偶然を

指先に携えて形を追いかけられます。

力の加減も自由自在です。

過去の経験も携えていてくれます。

コンピューターのように電源も

アプリもない自分たちの手。

それはもっと信じていい相棒でした。

なので 今回は一つ一つの柄を図案というより

一枚の絵を描くようにすすめました。

途中、東欧の旅もあったせいか

そのような香りもするかもしれません。

。。。。。。。

 

皆川さんの言葉からも

「絵の服」のテーマを象徴するテキスタイル「matryoshka」。

東欧の旅の途中、何度も目にされたであろうマトリョウシカ。

人間と同じ数だけ個性がある

たくさんのマトリョウシカがカラフルに描かれています。

 

mina perhonen

「matryoshka」

raglan sleeve onepiece

36size beige ¥23100

(greenは完売してしまいました)

 

柔らかなコットン100%はとても着心地よく

シーズンを問わずに気軽に使えそうです。

マトリョウシカのようなコクーンシルエットと

ラグラン袖の柔らかな丸みは一枚でも可愛く

すぼまった袖や裾が布に強弱をつけてドレープします。

 

 

mina perhonen

「matryoshka」 mini bag

beige(L)/green(R)  ¥4200

入れ子細工のマトリョウシカの鞄。

ダブルミーニングの楽しさです。

 

 

mina perhonen

「matryoshka」handkerchief

beige(L)/green(R)  ¥1890

鞄の中からマトリョウシカ。

入れ子の逆で面白いですね。

 

 

デザイナーの皆川さんは手におさまるくらいの箱モノがお好きです。

poefuでもちょうど手におさまるくらいのブリキの入れ子になった

日本の古い箱モノを以前にお求めくださった事を思い出します。

瞳を閉じて、その箱を手の中に優しく包み込んで

しばしの沈黙。。。

静かに心の中で対話をしているかのような時間。

大切なものとの偶然の出遭いが

必然の出逢いに変わる沈黙の時間。

 

きっと東欧の旅の途中

目が逢ったマトリョウシカを優しく手に包んで

楽しく会話が出来たいくつかのそれらを

日本に連れて帰ってきたのだと思います。

そんな 優しい手から生まれる

あたたかな絵の服。

手から手へ。人から人へ。