布の中に拡がる一面の青い花。
万物の中に最も稀少な青、花とてそれは同じこと。
自然の中にある不自然を描き出したお品物の紹介です。
Honnete For poefu
Petal and Bud
Boat neck reverse onepiece
¥26250
今秋のリバティーからリリースされた新柄、Petal and Bud。
クラシカルでリバティーらしい小花柄はシーズンを問わずに着こなせそうです。
前後どちらでも着れるお馴染みのノースリーブシリーズ。
まだまだ暑さの残る9月は去りゆく夏を惜しみながらのコーディネート。
インナーのカットソーや合わせるストールの色などを変えながら日替わりでコーディネート。
オーダーメイドしたかのように同柄のストールを贅沢に重ねて
Honnete For poefu
petal and Bud
reverse stole
¥9450
秋の風を感じる日は羽織物を。
NO CONTROL AIRのキュプラカルゼのブルー。
異なる素材感を重ねるのが楽しい季節がもうすぐ始まります。
Honnete For poefu
Petal and Bud
Boat Neck Cocoon onepiece
¥26250
平面と立体が交錯するコクーンタイプ。
一枚でも絵になる美しきシルエット。
リバティーの素材感が秋の風に誘われてひと時も同じ姿を見せません。
美しい布が優しい風と戯れる。
今年の秋色は何色を合わせよう。
控えめな小花柄は大胆なカラーリングも素直に受けいれてくれます。
少しずつ深まる秋に増えてくるブラックやネイビー、グレーとのコーディネートのさし色として有能なブルー。ベージュ、カーキ、ブラウンのアースカラーを新鮮な表情に変えてくれそうなブルー。
定番的なリバティーですが、青い花の個性的な一枚を今秋のコーディネートに少しずつご紹介予定です。
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「人はなぜ青い服を好んで着るのだろう」
昨年末そのことについて毎日考えていました。
空と海の大きな優しさに包まれるような気がするからだろうか。
その一方で陸地上の生物にもっとも稀少な色を個性として選んだのか。
そんな答えの無い、たわいもない事を考えていた頃にこのリバティーに巡り逢いました。
オオイヌノフグリやアジサイのように、紫に近く淡青の花はあるのかもしれない。
ただ花屋さんで見かける青いバラのように、鮮やかなものは私の知る限りありません。
人工物としてのそれは異質なものとしてではなく、ただ美しいという事実だけを提示してくるのです。
それはpoefuで洋服をバイイングする感覚に似ている気がするのです。
「ありそうでないもの」
たとえフィクションであったとしても、美しいと感じるものに、私の心の針は大きく揺れ動きます。それは自然の中に描き出された、不自然なリバティーの一面の青い花の世界。
このHonneteに別注したお品物が、私の時と同じようにその人の心の針を揺さぶって、笑顔になることを想像します。
誰かの幸せな笑顔に出逢える、今日もそんな洋服をさがして。
幸せの青い鳥をさがすように。