2016.09.26|Blog
ちょうど一年前IBURUでお世話になっている
京都の雑貨店「Kit」オーナーの椹木さんに
ご紹介を頂いた「Tabrik」(タブリク)。
初めてのNEWSでのご紹介です。
Tabrik
Linen Twill Dress
camel-black / black-beige /red-beige
one size
¥31,000+tax
あまく織られたフンワリとした手触りのリネンツイル。
着ていることを忘れるくらいに軽く季節を問わずに着用頂けます。
透け感のある生地ですがウールやカシミアと重ねることで
綾織の凹凸に空気を含んで秋冬には保温性もあるリネンです。
camel
INNER:n100 Sleevless Top
PANTS:NO CONTROL AIR
SHOES:OFFICINE CREATIVE
秋を感じる色出しのキャメル。
ディテールに使われた黒に合わせて黒のインナーとパンツ
キャメルの色に合わせてシューズにはブラウンを。
二色の配色ですが茶系に黒をきかせると
とても新鮮な雰囲気になります。
大きく落ちる肩線から膨らむ印象的な袖のシルエット。
対称的に直線的で美しいVネックライン。
曲線と直線という相反する女性らしさが互いに引き立てあい
ひとつの素材の中で混じり合う絶妙なバランス感です。
襟元は立ててもねかせてもお好みで。
ボタンの並びもとても印象的です。
襟と同様にボタンの黒が全体をキリっとした見た目に。
後ろ身にかけて長くなります。
black
INNER:Veil 3/4 Sleeve T-Shirt
SKIRT:humoresque Polyester Gather Skirt
SHOES:OFFICINE CREATIVE FOR poefu cenere
シックな黒を素直にモノトーンコーディネート。
humoresqueのスカートはギャザーがとても美しいので
タックインスタイルで羽織として。
11月ごろまではインナーの温かさを調整しながら
羽織としての出番が増えそうです。
あまく織られたリネンツイルなので透け感があります。
red
INNER:n100 Extra Fine Cashmere Ribbon Neck Sweater
DENIM:minä perhonen 「always」
SHOES:OFFICINE CREATIVE FOR poefu NAVY
20年のアパレル人生で出逢った赤の中で
最も純度が高い真紅と呼ぶに相応しいレッド。
まずはデニムでシンプルに。
展示会で見た瞬間言葉を奪い去るように
何も言わずとも心が美しいと感じた色。
実物の美しさをどうすれば伝えられるのか
自らの言葉の稚拙さに焦燥を感じてしまう程です。
「ただ着てみたい」
そんな衝動に身を任せても良いと思えるほどの色です。
普段店頭ではお洋服についてたくさんのお話をします。
ただ「Tabrik」に関しては少し例外です。
デザイナー手島紋さんが生み出すクリエーションは
アンティークにオリエンタルな要素が混じり合い
時代や国籍を飛び越えて目の前に突然現れます。
初めて展示会を訪れた日そのあまりのセンスの良さに
嫉妬や羨望という相反する感情が同時にざわざわと駆け巡り
言葉と心を一瞬にして奪い去っていきました。
センスという説明のつかないものが言葉と心を奪い去るのです。
何度読み返してもまとまりの無い文章になってしまいました。
言葉の稚拙さや足りなさよりも熱量だけが伝わることだけを願って。
言葉と心を奪い去るお洋服に出逢えたことを感謝しながら。
こちらのお品物はONLINESHOPでもご購入いただけます。
是非ご利用ください。