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取説の無いセンス

2017.06.06|Blog

昨春夏シーズンからお取り扱いを始めたブランドTabrik(タブリク)。

Tabrikをこちらでご紹介する際は

生地やデザインについてデザイナー手島さんに

いつもお電話で改めてお話を聞いてからご紹介をしています。

 

もともとテキスタイルを専攻していたデザイナーらしく

織や編みの組織にはじまって生地の生産地についてなど

色々とお話をしてくださります。

 

それが ひとたびデザインの話になると

 

「うーん。。何で?。。特に意味は無いんですけど。。。

何でやろ。。そうした方が可愛いかなって想て。。。

すいません上手く言えへんくて。。。自分のブランドやのにねえ」

 

毎回はんなりとした京都弁で

最後はこんな風に締め括られてしまいます。

 

Tabrikのお洋服全体を通して感じることは

とても「センス」に溢れているということです。

 

店頭でもTabrikのお洋服は着た瞬間に

「何だか良いですね。。。」

そう言ってお褒めの言葉を頂くことが多いのは

やはり何だか説明の付かない「センス」というものに

共感してくれている事に他ならない気がします。

 

古い和装の小紋柄から作られたオリジナルテキスタイル。

その生地を使用したTabrikらしい説明のつかない

「センス」溢れるブラウスとローブワンピースのご紹介です。

 

 

 

Tabrik

KOMON Printed Blouse

natural

Free

¥33,000+tax

 

日本の古布を使用した切り替え布のネックラインに寄せた

タックヒダが作り出す身体を包み込む女性らしい曲線。

 

全体のバランスをまとめあげるかのような絶妙な位置に

「センス」良くインドローコードの切り替えが入ります。

 

PANTS:Needles Hiza-Deru Pants

SHOES:OFFICINE CREATIVE Lace Up Boots

Tシャツと違って家着感を無くしてくれるブラウスの存在。

ショート丈をいかしてメンズライクなワイドパンツで。

 

ボレロカーディガンのように感覚で五分袖の羽織としても。

 

インドローコード部分のボタンをあけてリボンのように。

 

ONEPIECE:TOKIHO FOR poefu 「JULIA」

SHOES:OFFICINE CREATIVE Lace Up Boots

単調になる春夏のワンピースにアクセント使いの羽織として。

濃色の重たい雰囲気を色合いとシルエットが和らげてくれます。

 

夏らしいノースリーブワンピースやサロペットのインナーとして。

ふんわりとした袖のシルエットがカットソーよりも女性的な雰囲気に。

 

ONEPIECE:susuri FOR 姉妹伴 Pastoral Onepiece

PANTS:ゴーシュ Typewriter Cloth Tapered Pants

HAT:coeur femme FOR poefu Paper Blade Hat Medium Brim

BAG:South2 West8 Sunforger Day Pack

SHOES:OFFICINE CREATIVE Lace Up Boots

どこの国のものとも知れぬ雰囲気があるTabrikのお洋服らしく

物語の住人のようなノスタルジックなカントリースタイルで。

ベージュ・マスタードイエロー・ブラウンのグラデーション。

 

 

Tabrik

KOMON Printed Robe Onepiece

natural

Free

¥42,000+tax

 

同色の無地布とのストライプ切り替えに始まり

そのディテールひとつひとつがとても

Tabrikらしい「センス」のローブワンピース。

 

襟元を裁ち切りにしてロールさせています。

 

とてもすっきりとしたセットインの肩とは対照的な

ゆったりとしたスリーブデザイン。

 

ボタンは共布の包みボタン。

二つ並んでとんで 二つ並んでとんでの

規則と不規則なリズムが裾まで続いていきます。

 

 

脇垂れのヘムラインは裾から覗くボトムスやワンピースを

とても印象的なインナーとして見せてくれます。

 

INNER:ゴーシュ Mild Jersey French Sleeve T

SKIRT:ゴーシュ Khadi Cotton Flared Skirt

SHOES:R.U One Lace Gillie Shoes

淡いトーンでまとめた上品な色合いの印象的なグラデーションコーデ。

ヘムラインの不均一な雰囲気に合わせてスカートやワンピースを。

正反対にパンツスタイルでマニッシュなコーディネートも良さそうです。

 

取り扱い説明書の無い「センス」。

 

「何でやろ。。。そうした方が可愛いかなて想て」

ファッションは自由に楽しんでこそが一番。

時にはあまり意味なんて考えずに

デザイナー手島紋さんのセンスに身を預けてみてください。

 

ONLINESHOPでもご紹介をしております。

是非ご利用ください。

*ブラウスはONLINEご紹介を前に店頭完売となりました。