2022.12.11|Blog
まるで生きる上での哲学のような
「変わり続ける普遍」
kavalデザイナーが飽きることなく
作り続けるアウターのご紹介です。
kaval
French Military Vintage Linen
Fish Tail Long Coat
natural
UNI SEX – S size
¥132,000(tax in)
ミリタリーウエアの中で最も有名な
M65(51)フィールドコート
通称「モッズコート」がデザインソース。
実はkavalのブランドスタート時から
ほぼ全てのシーズン展開されている程
コレクションに欠かせない象徴的アウター。
kavalの製品名はフィッシュテールコート
燕尾服のような後身のヘムがその由来です。
モデル身長154cm
UNISEXラインS sizeの着用イメージ。
極寒地用のオーバーアウターとして
デザインされているM65コートは
アウターの上からでも羽織れる
全体的にゆったりとしたサイズ感。
kavalがUNI SEXラインで展開するのは
メンズライクな面持ちのそのアウターを
女性が大きめに着ると可愛いがその理由。
元々少しオーバーサイズでの着こなしが
ファッションとして基本のモッズコートは
ここにきて時代が追いついているイメージ。
とは言えその元となるアメリカ軍の物は
約70年前のデザインで今と殆ど変わらない。
時代やトレンドがどうあろうと流されない
それだけ完成度が高い衣服というわけです。
数多くあるミリタリーウエアの中でも
M65モッズコートの魅力的なのは
メンズライクでいてどこか可愛い点。
その鍵になっているのがフードです。
kavalデザイナーがソースに選んだのは
M65と呼ばれる後期型のモッズコート
デタッチャブルフードが特徴的デザイン。
見るからにアウター上からでも
厚手インナーでも着用可能そうな
立定的な袖シルエットのボリューム感が
面白いくらいに今っぽく見えます。
そこかしこに付属するドローコード
本来の目的は防風機能のディテール。
絞る事で出来るシャーリングギャザーと
強調された曲線の丸みの可愛さは
偶然にしてはよく出来た自然な可愛さです。
洋服っぽく見せるレザーストッパーは
kavalらしいオリジナルアプローチ。
モデル身長154cm
INNER 1 – Fabrique en FRANCE
1 × 1 Cotton Rib Turtle L/S T
INNER 2 – ゴーシュ
Wool Alpaca hand Frame Knit(sold)
PANTS:NO CONTROL AIR
Polyester Corduroy Kabocha Pants
(this color sold)
SHOES:R.U.
「Camille」
One Lace Gillie Shoes
まずはメンズライクな着こなし
タートル+ざっくり地厚なニットに重ねて。
さりげなくカボチャパンツに合わせて
裾を絞ったバルーンシルエットに。
基本的にはリネンベージュのアウター
秋から春までコーデの想像がしやすい。
モデル身長154cm
INNER:BUNON
Silk Khadi Tuck Onepiece
SHOES:Vialis
Hand Woven Leather Pointed Toe Mule
秋口ならばワンピースの上などに
サラリと羽織るだけでいつもと違う
雰囲気も気分も変えれて尚且つお洒落。
このアウターをpoefuでおすすめする
1番の理由は女性らしいアイテムや
綺麗めコーデのカジュアルな着崩し。
普遍的デザインのアウターなだけに
すんなりと取り入れやすいはずです。
手紡ぎ手織りのシルクカディ
現代ではなかなか再現不可能な
ビンテージリネンの風合い
イントレチャートのレザーミュール
実は…なクラフト感あるアイテム並びで。
モデル身長154cm
INNER 1:RhodolirioN
Type B-15 Big collar Jacket
INNER 2:elevn 2nd
Cotton Plain Jersey L/S T
SKIRT:Pois E FOR poefu
「OPERA」Skirt Cotton ivory
SHOES:Vialis FOR poefu
Pointed Toe T-strap Shoes
真冬は本来のオーバーコート使いでも
今秋冬最も暖かいアウター上から。
全く問題なく羽織れましたが
まさかのファー襟のボリュームで
フロントが閉まりませんでした笑
重ねる事で保温効果が高まる
アンティークやビンテージリネン。
これからの季節のタウンユースなら
インナーダウンとかも良さそうです。
OPERAにVialisというpoefuの普遍に
ミリタリーアウター2着重ねという
今までに無いイメージの普遍をプラス。
毎回全く異なる生地で仕立てられる
kavalのフィッシュテールコート。
今回はkavalオリジナル生地ではなく
フランス軍のビンテージリネン。
デザイナー所有の生地資料の1つ
ビンテージ市場でも貴重となっている
デッドストックに近いそれらを
今回はそのまま使用しています。
実際に存在するミリタリーウエア
M65の印象とは全く異なるけれど
実際に存在したミリタリークロスを選ぶ。
今回の生地選びの面白い所は
ミリタリー繋がりなのに相違するという
kavalデザイナーらしい視点が面白い。
元は衣服用に織られたものではなく
寝袋などに使用されていたものです。
現在流通するリネンには全く見られない
ヨーロッパを中心とした地域で織られた
アンティークやビンテージリネンは
このような秋冬仕様の物も多く
今回の物は軍用の寝袋に使われる程の
頑丈さと防寒性を備えたものです。
ザックリとした生地感でありながら
リネンの柔らかなトロミを感じます。
秋口から春先までの長期間着用
インナーを変えれば真冬にも対応可能です。
普遍的なアウターデザインと共に
何十年もしかすると100年後でもな
耐久性を備えた生地だと思います。
モデル身長154cm
INNER:kaval
American Sea Island Cotton
Typewriter Cloth
Open Gather Onepiece
STOLE:AN SPINNEN
Cashmere Knit Stole Border
SKIRT:Pois E FOR poefu
「OPERA」Skirt Cotton ivory
SHOES:R.U.
「Jo」
Ribbon Lace Long Vamp Shoes
春に向けてはフードを外して軽快さを。
フードを外しただけで別人に見える
それくらい印象や雰囲気が変わるコート。
インナーにフードアイテムで
フードアウトしても面白そうです。
色目は秋冬っぽいままで
インナーで暖を取るのではなく
フード無しのストールで春らしさを。
ボーダーのストールの色目と
ワンピースとスカートの色合わせを
実はリンクさせています(小声)。
多くのファッションデザイナーを魅了する
ミリタリーアウターの中にあって
時にメンズライクでカッコよく
時にフェミニンで可愛いという
実はUNI SEXイメージな衣服として
高い完成度と普遍性を持ったモッズコート。
コットンはもとよりリネンやカシミア
kavalデザイナーが毎回生地を変えて
作りたくなる興味の尽きない普遍性。
普遍でありながら不変ではない
同じ生地で再び作ることは無い
kavalだけの唯一無二のアウターです。
ONLINESHOPでもご紹介中です。
ぜひご利用ください。