2012.03.11|お品物, 大事なお知らせ, 店主のつぶやき
3月11日。
あの日から一年がたちました。
今日訪れてお買い物をして下さる方々の笑顔と
穏やかな一日にただ幸せを感じながら。。。
想えばオープンから6日目の出来事でした。
あの日から1年
poefuも1年
そしてこのブランドも1年になります
「UNIVERSAL TISSU」
poefuが始まった3月
UNIVERSAL TISSUが始まった3月
まだ誰も知らないこの店と
まだ誰も知らないこのブランドと
たくさんの不安の中
すばらしい日々の連続と
共に1年を過ごしてこれた事を。
たくさんの方に愛される
poefuに欠かせないブランドになったことを幸せに思います。
poefuのためのUNIVERSAL TISSU
1周年のアイテムをお願いしました。
前秋冬poefuでご好評いただいた
サロペットとタックワイドパンツを
春夏らしく最高品質のリネンで別注いたしました。
本日より店頭でご予約を頂けるようにサンプルを展示しております。
FOR poefu UNIVERSAL TISSU
2piece salopette ¥23100
(画像は型サンプルになります)
poefuのお客様 SU さんにお願いをして
着衣画像を撮らせていただきました。
可愛くありながらも
メンズのスリーピースのジャケットを羽織っていないような
デザインは大人の女性が着れる恰好良いサロペットす。
FOR poefu UNIVERSAL TISSU
tack wide HAKAMA pants ¥21000
(画像は型サンプルになります)
スカートと同じ要尺を使用したとても贅沢なワイドパンツ。
リネンの履き心地の良さとドレープによるシルエットを存分に味わえる
きっとこれからの季節に重宝するアイテムです。
前で履くとパンツに
後で履くとスカートに見えるギミックは
UNIVERSAL(普遍的な)
TISSU(布)という
ブランド名の通りシンプルながらも
たかが布。されど布。
そんな普遍的な布の理解によるこのブランドらしいパンツです。
お色はNAVY/CHARCOAL GREY
そしてpoefuを象徴する色MAUVE(モーブ)。
MAUVEはパープルがかったグレー。の三色展開になります。
ご予約は4月上旬頃まで
お渡しは5月下旬頃を予定しております。
お色によっては予約完売になり次第終了になります。
予めご了承くださいませ。
あの日から1年。
FOR poefu UNIVERSAL TISSU
の別注2アイテムの売り上げの一部は
UNIVERSAL TISSU ご協力のもと
東北関東大震災の義捐金に充てさせていただいております。
大切な日を忘れないためにも。。。
2012.03.10|店主のつぶやき
早々に完売をしてお待たせをしておりました
EELのサクラコートが再入荷してまいりました。
poefu店内も早咲きの桜のしつらいにて
少し早目のお花見をお楽しみいただけます。
そして明日3月5日でpoefuは一周年を迎えます。
poefuを愛して下さるたくさんの皆様のおかげで
無事に一年を迎える事が出来ました。
本当にありがとうございます。
。。。。。。。
ちょうど一年前プレオープンの3月3日。
私は大好きな大好きなサクラコートを着て
プレオープンの日を迎えました。
その日poefuを最初に訪れて下さったのは
EELの高橋さんと渋谷さん。
お二人ともにサクラコートを着て来て下さり
満開の桜の鉢植えを開店祝いにと贈って下さいました。
昨日この春初めて私はサクラコートを着ました。
サクラコートに袖を通す3月3日は一周年と共に春がやってきます。
身が引き締まる思いと共に今春は幸せで満開です。
ひとつ年輪の輪が増えても
まだまだ細い枝のようなpoefuですが
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
みたらし祭り
ご存知でしょうか。
京都の下鴨神社の境内の御手洗(みたらし)の池で行われる参加型のお祭りです。
池の中に裸足で入りろうそくを手に無病息災を祈願する神事です。
近所に住んでいたので毎年参加していたとても楽しいお祭り。
でみせや屋台が出る夜も良いのですが、
地元の方々がちらほら訪れる朝の澄み切った空気の中、ろうそくの火を消さないように気を付けながら、そろそろとひんやり冷たい池の中を歩くのがおすすめです。
昨年のみたらし祭りからのひとコマ。
poefuでもお取扱いをさせて頂いているEEL のデザイナー高橋さんと渋谷さん。
京都出張の折に滞在先のホテルから下鴨神社まで朝のジョギング。
仲のいいペアルックの愛らしいお二人です。
給水所。。。ではありません。
湧水の御神水を頂けます。
前置きが長くなりましたが
EEL さんらしい T シャツが4種類入荷してまいりました。
メンズライクなプリントTです。
ひとつひとつに楽しいストーリーがプリントされています。
SHE SAW SEA ¥3990
…SEE SAW SEAN…
夏休みの英語の宿題を思い出します。。
明日は海の日、夏本番ですね。
2011.03.30|店主のつぶやき
お話はまださかのぼって。。。。
2月20日の出来事。
お願いをしていた照明が完成した! と米原さんから連絡があり急いで無相創さんへ。
ひとつは窓のそばに吊るす予定の鉄管照明。音を奏でる打楽器の音階のように長さを変えてもらいました。
ふたつめは古い床屋さんで使われていたガラスケースに小さな照明を仕込んで欲しいと無理にお願いをしたもの。これはpoefuで取り扱うJONAというアクセサリー作家さんのものを飾るために特注したものです。ほの暗い照明はJONAさんのアクセサリーと時間軸を錯覚にまどろませてくれます。
みっつ目はフィッティング用の照明で私と米原さんが初めて共作するもの。この照明はイメージを何度も何度も頭の中で推敲して、米原さんにその度に伝え続けた本当に特別なもの。poefuを象徴するシャンデリアです。以前に書いた星霜さんに作られた流木と漏斗のシャンデリアをアレンジしたものです。
そして完成したものがこちらです。
ここからpoefuの手が加わります。
どんな風になるのかはお楽しみです。。。
フィツティングの中でたくさんのお洋服がたくさんの詩を
お客様に語りかけてくれますように。
そんな想いをこめた照明に。
米原さん。本当にたくさんのわがままを素敵な形にしてくださってありがとうございます。
2011.03.29|店主のつぶやき
お店にとって大切な紙モノ。
名刺とショップカードが出来上がってきた。
頼れるデザイナーK 氏が想像以上の形にしてくれた。
見つけにくい文字のフォントを織り交ぜた、数種類のフォント。色や厚み、横幅の2mmの大きさ違いなんていう、どうでもよさそうなワガママまでもそっくりそのまま形にしてくれた。
いつか行ってみたいと思うお店のショップカードを見つけると大事にとっておいたり。。可愛いショップカードを見つけては、どんなお店なのかな。。と想像をふくらませてみたり。。
紙モノひとつでワクワクできたりするのは素敵なことだなあと思うのです。
どこかのお店でこのショップカードを手に取って下さった方が、たくさんの想像をしてpoefuを訪れて下さるとうれしいな。。。
2011.03.18|店主のつぶやき
ベトナムからやってきたフィッティングの扉には
ドアノブが付いていなかったのでずっとドアノブを探していました。
どんなものを付けるのかと無相創の米原さんにたずねられて、
イメージは漠然とは有るものの、既製品を探しているのとは訳が違い
なかなか扉の存在感に見合うものが見つからなくて苦労をしていた。
米原さんには恥ずかしくて言えなかったけれど、
ドアノブの選定方法に実はひとつだけ条件がありました。
アメリカで生まれたドアノブであること。。。
「7月4日に生まれて」
忌まわしきベトナム戦争の記憶。
もちろん私は当事者ではないけれど、
時を経ても当事者(当時者)たちの記憶は消えないのかもしれない。
ただいつかこの地球上から全ての戦争が無くなることを願って。
その忌まわしき記憶を忘れないためにも。
ベトナムの扉にはアメリカのドアノブを取り付けたかったのです。
時間をかけて探した結果、イメージに合うものをやっと見つけました。
ひとつは真鍮と硝子のもの。
ひとつはアイボリーの塗料がいい感じにはげてきているアイアンのもの。
後日、無相創の米原さんが丁寧に付けて下さいました。
ガッチリと。
時を経てベトナムとアメリカが握手をするように。。。
西荻の平和な空の下で。
2011.02.26|店主のつぶやき
フィッティングの扉はベトナムからやってきました。
第3の扉です。
窓枠には可愛い柄が入っています。
アンティークとは呼べない古さですが、ペンキのはがれや書かれた数字が
アジアの湿度を連想させてくれます。
とは言えフランスの植民地だったからか、シノワズリーな感じも少ししたり。
無相創さんらしくアイアンでフレーミングして壁は木材で作ることになりました。
京都に引っ越しでいったん戻るため、慌てて壁の色を決めに野方の薮内塗料さんへ。
担当者は岩田さん、塗るもの全般のスペシャルな方です。
塗料はアメリカのベンジャミンムーア社製の水性塗料を使用することに。
伸びと発色と香りがよいのが特徴。
サンプルカラーを。。。!!!何色あるのだろうか。。。
聞けば3000色あるのだという。
選ぶに選べない中から 1513色をチョイス。
限りなく白に近いその色を選んだ理由は名前。
ヨネハラさんに事前にきいていたベンジャミンムーア社の
もう一つの特徴。それは面白いネーミングが
それぞれの色に付いているということ。
私が選んだのは
「1513 snow on the mountain 」
ベトナムで生まれた扉に西荻窪で雪を見せてあげたい。
snow on the mountain を身にまとったそのフィッティングの完成後。
2011.02.24|店主のつぶやき
紙のモノが昔から好きです。
紙袋や包装紙、伝票や領収書などがどんどんストックされてしまいます。
個人のお店で紙袋を一から作るところは少ないけれど、どうしても紙モノは譲れない。。
オープンを前にオリジナルの紙袋の企画に入ることになった。
今回引き受けてくださるのは、大阪の I 社さん。
何度も商談を繰り返しながら色やサイズ、持ち手の
材質や幅などを決めていく。
使いやすいけれどpoefuらしい紙袋。。
最終の打ち合わせに伺った日は、某大手ホテルの紙袋のマチの部分を手作業で職人さんが糊付けをしていた。
物作りの現場はプロの仕事を見れる貴重な機会だから、服に限らずに見てみたいなと思う。
商談も出来る限りは直接お会いしてお話をしたいもの。
その手や人のぬくもりがお客様に伝わることを祈って。
私はそんなアナログだから駄目なのかもしれないけれど。。
でも紙のモノが好きなのはそうゆうところからくるのかもしれない。
最終打ち合わせで、色を悩みに悩んで。
そしてロゴは(印刷としては)あえて入れないことにした。
I さん、いつも優しく丁寧な対応ありがとうございます。
完成品を楽しみにしています。
poefuのイメージカラーのグレー。
さてどれになったのかはお楽しみに。。。