2011.02.26|店主のつぶやき
フィッティングの扉はベトナムからやってきました。
第3の扉です。
窓枠には可愛い柄が入っています。
アンティークとは呼べない古さですが、ペンキのはがれや書かれた数字が
アジアの湿度を連想させてくれます。
とは言えフランスの植民地だったからか、シノワズリーな感じも少ししたり。
無相創さんらしくアイアンでフレーミングして壁は木材で作ることになりました。
京都に引っ越しでいったん戻るため、慌てて壁の色を決めに野方の薮内塗料さんへ。
担当者は岩田さん、塗るもの全般のスペシャルな方です。
塗料はアメリカのベンジャミンムーア社製の水性塗料を使用することに。
伸びと発色と香りがよいのが特徴。
サンプルカラーを。。。!!!何色あるのだろうか。。。
聞けば3000色あるのだという。
選ぶに選べない中から 1513色をチョイス。
限りなく白に近いその色を選んだ理由は名前。
ヨネハラさんに事前にきいていたベンジャミンムーア社の
もう一つの特徴。それは面白いネーミングが
それぞれの色に付いているということ。
私が選んだのは
「1513 snow on the mountain 」
ベトナムで生まれた扉に西荻窪で雪を見せてあげたい。
snow on the mountain を身にまとったそのフィッティングの完成後。
2011.02.26|Blog
紙袋についで必要になるのが伝票。
大切なお客様の品物を注文したり、修理に出したり、お取り置きいただいたりと。
今日は大阪の F 社へ。
町の小さな工場と思って尋ねると、とても大きな会社でビックリ。
もしかして場違いかも。。
と不安ながらも商談はスタート。
実際にクライアントさんは大きな企業が多いといいながらも
社長の F さんはとても丁寧に伝票について教えてくださる。
紙の厚みや使用できる色。印字色、綴じ方の違い。ミシン目やサイズ企画の割り振り。etc・・・。
前職場では何気なく使っていた伝票でしたが、奥が深い。。
質問攻めでしたが、めげずに答えてくださる F 社長のおかげで本当にいいものが出来そうな予感。。
紙モノがますます好きになりました。
社長さんありがとうございます。
三枚複写の伝票は、三色色違いのグレーのグラデーションになる予定。
印字色は青ではなく黒。
紙の厚みも三枚とも変えて、とても使いやすいものになりそうです。
デザインは後日、poefu のデザイナー K氏 と打ち合わせて入稿。
F 社長も「出来上がりが楽しみです」と言ってくださいました。
もちろん私も楽しみです。