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2011.03

イメージの詩(うた)

2011.03.30|店主のつぶやき

お話はまださかのぼって。。。。

2月20日の出来事。

お願いをしていた照明が完成した! と米原さんから連絡があり急いで無相創さんへ。

ひとつは窓のそばに吊るす予定の鉄管照明。音を奏でる打楽器の音階のように長さを変えてもらいました。

ふたつめは古い床屋さんで使われていたガラスケースに小さな照明を仕込んで欲しいと無理にお願いをしたもの。これはpoefuで取り扱うJONAというアクセサリー作家さんのものを飾るために特注したものです。ほの暗い照明はJONAさんのアクセサリーと時間軸を錯覚にまどろませてくれます。

みっつ目はフィッティング用の照明で私と米原さんが初めて共作するもの。この照明はイメージを何度も何度も頭の中で推敲して、米原さんにその度に伝え続けた本当に特別なもの。poefuを象徴するシャンデリアです。以前に書いた星霜さんに作られた流木と漏斗のシャンデリアをアレンジしたものです。

そして完成したものがこちらです。

ここからpoefuの手が加わります。

どんな風になるのかはお楽しみです。。。

フィツティングの中でたくさんのお洋服がたくさんの詩を

お客様に語りかけてくれますように。

そんな想いをこめた照明に。

米原さん。本当にたくさんのわがままを素敵な形にしてくださってありがとうございます。

紙モノ3

2011.03.29|店主のつぶやき

お店にとって大切な紙モノ。

名刺とショップカードが出来上がってきた。

頼れるデザイナーK 氏が想像以上の形にしてくれた。

見つけにくい文字のフォントを織り交ぜた、数種類のフォント。色や厚み、横幅の2mmの大きさ違いなんていう、どうでもよさそうなワガママまでもそっくりそのまま形にしてくれた。

いつか行ってみたいと思うお店のショップカードを見つけると大事にとっておいたり。。可愛いショップカードを見つけては、どんなお店なのかな。。と想像をふくらませてみたり。。

紙モノひとつでワクワクできたりするのは素敵なことだなあと思うのです。

どこかのお店でこのショップカードを手に取って下さった方が、たくさんの想像をしてpoefuを訪れて下さるとうれしいな。。。

START

2011.03.29|Blog

いよいよセルフリノベーションが始まった。

無相創の米原さんは「半分は自分でやったほうがいい。お店への愛着が絶対に湧くから。」と言って下さった。

とは言え、何もかもが初めての経験で何から手を付けてよいのやらだが。

什器がほとんど搬入されて足の踏み場もないため、床の塗装は後回しにして先ずは壁面の塗装から始めることにした。

薮内塗料の岩田さんの指導していただいたおかげとベンジャミンムーアの塗料の素晴らしさも手伝って、素人ながらになかなか上々の塗りあがりになっていく。

米原さんの言葉の意味をかみしめながら。。。

たくさんのお客さまの顔を思い浮かべながら。。。

7月4日に生まれて

2011.03.18|店主のつぶやき

ベトナムからやってきたフィッティングの扉には
ドアノブが付いていなかったのでずっとドアノブを探していました。

どんなものを付けるのかと無相創の米原さんにたずねられて、

イメージは漠然とは有るものの、既製品を探しているのとは訳が違い

なかなか扉の存在感に見合うものが見つからなくて苦労をしていた。

米原さんには恥ずかしくて言えなかったけれど、

ドアノブの選定方法に実はひとつだけ条件がありました。

アメリカで生まれたドアノブであること。。。

「7月4日に生まれて」

忌まわしきベトナム戦争の記憶。

もちろん私は当事者ではないけれど、

時を経ても当事者(当時者)たちの記憶は消えないのかもしれない。

ただいつかこの地球上から全ての戦争が無くなることを願って。

その忌まわしき記憶を忘れないためにも。

ベトナムの扉にはアメリカのドアノブを取り付けたかったのです。

時間をかけて探した結果、イメージに合うものをやっと見つけました。

ひとつは真鍮と硝子のもの。

ひとつはアイボリーの塗料がいい感じにはげてきているアイアンのもの。

後日、無相創の米原さんが丁寧に付けて下さいました。

ガッチリと。

時を経てベトナムとアメリカが握手をするように。。。

西荻の平和な空の下で。

うを~っ!

2011.03.17|店主のつぶやき

2月1日

いよいよ上京。

もちろん10日間気になって仕方がなかった

poefuの内装を見に向かう。

「う を ~っっ!!!!」

カウンターとフィッティングが出来上がっている!!!

フランスから来た第一の扉は想像していた以上に

ENSYUさんのカウンター仕様にシックリきている。

ベトナムの扉のフィッティングは小さなお家のようで可愛い。。

無相創さん、米原さん。

工事に関わってくださった皆さん。

本当にありがとうございます。

お知らせ

2011.03.14|大事なお知らせ

3月14日

東北関東大地震のため、

杉並地域の計画停電が予定されているため、

本日は臨時休業とさせていただきます。

明日の火曜日は定休日をいただいております。

ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

poefu

お詫び

2011.03.10|Blog

3月5日より弊店ホームページのSHOP INFOより
メールでのお問い合わせが開通予定でしたが、
サーバーの不具合により送受信が困難な状態になっております。

つきましては、メールでのお問い合わせへの返信に
少しお時間がかかってしまう可能性があります。

謹んでお詫び申し上げます。
早急に改善に向けて調整をしておりますので
今しばらくお待ちくださいませ。

なおお急ぎの方はお電話でのお問い合わせを
いただけると幸いです。

poefu

ENSYU 縁の集まり

2011.03.10|Blog

京都に帰る直前、内装を引き受けてくださっている
無相創の米原さんとの最終打ち合わせのため
企画展中の無相創の姉妹店ENSYUさんのある代沢へ。
伺った理由は米原さんが大阪にある
カフェ星霜(せいそう)さんのために製作をされた
この照明を見に行くためでもありました。

この強さと儚さが同居した照明は米原さんそのものでした。
漏斗の硝子の華奢な美しさは力強い流木を伝って流れていく星のようで。。。
どちらもが永い時間をかけてほんの一瞬ここで出逢ったかのようです。
縁周。縁集。
poefuにもこの照明からインスパイアされたものを
フィッティング用に製作依頼をしてきました。

そしてこのカウンターです。
100年以上前のベルギーの大変珍しい無垢木の扉が取付けられた
鉄枠のカウンターは子供のころの基地の様な、コクピットのようで。。。
とてもワクワクする印象的なものでした。
poefu第一の扉を即決でこのENSYUのスタイルにして頂くことになりました。

引っ越しのために京都に戻っている間に無相創さん担当の内装部分が完成予定です。
遠足の前日のようにワクワクで眠れない10日間になりそうです。

バルボアの霧

2011.03.10|Blog

前回のフィッティングの色に引き続き、店全体の壁面の塗料の色決めに入る。
お世話になっている薮内塗料の岩田さんが現場に立ち会いのもと
complex(色の構成に何が使われているか)を確認しながら、
壁面は店全体のイメージを決める大切な要素なので慎重に決めていきます。

1549、balboa mist。
視認すると限りなくホワイトに見えるグレー。
霧に霞むパナマの地名が名付けられた色を選びました。
2月からのセルフリノベーションが楽しみ。
いよいよです。

岩田さんいつもご足労いただいて、本当にありがとうございます。