2014.08.15|お品物
一年を通してpoefuで最も愛される
no control air「美しさの予感」ワンピース。
いつもこのワンピースを前にして頭によぎるのは
「その美しさに私の言葉など必要ないのかもしれない」
そんな自己否定の元も子もない思考です。
no control air
「美しさの予感」onepiece
white/black/yellow/bluegrey
one size
¥29,160
ジャケットやコートの裏地に充てられる綾目が際立つキュプラカルゼ。
キュプラは通気性や透湿性が良く着心地に優れると同時に
速乾性やシワになりづらい素材の性質はお洗濯も容易です。
天然素材のように表情性のある染まり方をします。
今回も二重仕立てにした製品染になります。
淡色のwhite/yellowのみ裾周りの一重部分に透け感があります。
white
潔い白。
コットンやリネンの素朴な表情ではない鮮度を感じる白。
このワンピースのあるべき姿に似た
着こなしの自由度を試し図りたい秋冬の白。
black
企画書での表記は黒。
実際は黒にほど近い濃色の群青。
フォーマルからカジュアルまで縦横無尽に主役と脇役をそつなくこなす。
自由すぎるくらい自由な色。
yellow
柔らかなネオンカラー。
合わせるものと引き立てあいながら自らをさりげなく主張する。
綿や麻やウールの対象者の素朴さを対照的に照らし出す色。
bluegrey
切ない空色。
空を重ねて。雲を重ねて。
ひと時も同じ色を見せない儚い空色。
自然色、その色にあるがままに身を任せる。
具体的な言葉。
素材の説明やブランドの物語。
抽象的な言葉。
そのお洋服からその時々に感じ得ること。
そのいずれの言葉をいくら重ねてもその美しさの前には
その言葉は無用の言葉なのかもしれない。