37のレース刺繍モチーフ「forestparade」
minä perhonen を代表するテキスタイル。
初めてこのレースを手にしたあの日
「この美しさをいつか自らの言葉で話してみたい」
そう心に強く決意した憧れのテキスタイルです。
minä perhonen
「malm」forestparade No Collar Coat
light gray / dark gray
36 size
¥110000+tax
前下がりのあるノーカラーデザイン。
インナーを問わずストールも映える女性らしいネックライン。
ドロップショルダーでニットや袖幅の広いインナーなど
重ね着のしやすい作りになっています。
ざっくりした布地ですがとても柔らかに肩曲線を描きます。
背面は立体パターンの一枚布仕様。
布の動きがとても美しい仕立です。
INNER:evam eva
SKIRT:Pois E「OPERA」A Line Circular Skirt
SHOES:Quilp by Tricker’s
コートの素材感に合わせてざっくりとしたニットを。
比較的厚手のインナーを着て頂いても
スッキリとしたシルエットが魅力的です。
レースモチーフのベージュに合わせて
あえてブラウンのアイテムで秋らしく。
肩線に合わせたゆったりとしたシルエットです。
ソルブロンという特殊な糸を溶かすことで生まれる
レース刺繍は一着のコートの長さを編むのに
約二週間の長い時間を要します。
ベース生地はツイードのようにざっくりとした
とても表情豊かな織組織で目を凝らすと
たくさんの色が使われたメランジで織られていることがわかります。
グレーのベースにはイエローやベージュが混ざり合い
奥深いグレージュ色を構成しています。
肘下からはとてもスッキリとした袖です。
INNER:evam eva Knit Rib Crew Neck
PANTS:evam eva Knit Salouel Pants
SHOES:Quilp by Tricker’s
HAT:Pois E「MARY」Beret
秋冬らしく全てウール素材でコーディネート。
チャコールグレーのようなダークグリーンにライトグレーのレースモチーフに合わせて
グレーの濃淡グラデーションにして。
「forest parade」が出来たその日
デザイナー皆川明氏は
「もうミナをやめてもいいと思った」
と思ったほどだそうです。
ダークグレーにはベージュやグリーンやブルーが混じり合い
布そのものが森の景色を描きだして
美しきレースモチーフを讃えているかのようです。
「forest parade」
デザイナー皆川明氏の手跡を忠実に刺繍機に読み込ませるのは
ミナが初めてのコレクションで作り出した「hoshi hana」以来
20年以上に渡りミナの刺繍を請け負う神奈川レースの佐藤さん。
皆川さんが原画を描く際にどのように手を動かしていったか
それを想像しながら刺繍機に記憶させていくそうです。
私が伺う曜日の展示会には佐藤さんがいらっしゃる事が多く
展示会に伺いお話をきくことは楽しみのひとつです。
皆川さんが「やめてもいいと思った」
「forestparade」の刺繍が出来た日。
佐藤さんは何を思ったのでしょう。。。
いつか聞いてみたいと思います。
この世にも美しき刺繍を初めて手にした日
「いつかこの美しさを自らの言葉で話してみたい」
そう心に強く決めた日から10年がたちました。
拙著『幸服の重ね着』内の「運命の白い糸」での
皆川さんとの会話の中で私はこう言ったのです。
「どうしてそんなにもミナを取り扱いたいの?」
「直営店にはミナを既にご存知のファンの方がいらっしゃいます。
セレクトショップとして未だミナを知らない方にミナを知って頂きたいのです。
ミナのお洋服のある日常がどれだけ幸せかを伝えたい。」
この世にも美しき刺繍を初めて手にした日
「いつかこの美しさを自らの言葉で話してみたい」
その想いを皆川さんに叶えてもらって5年半がたちました。
こちらのお品物はONLINESHOPでもご購入いただけます。
是非ご利用ください。
どこまでも愛し続けていただける。
なんて幸せなことなのだろう。
幸服を重ね続けるスカートのご紹介です。
Pois E「OPERA」A Line Circular Skirt
one size
¥15,000+tax
肌触りの良いとても柔らかなコットンツイル。
スカートを仕立てるのに最適な生地選びです。
薄すぎず厚すぎずな生地感で一年を通して愛用いただけます。
black / white
FOR poefu brown (タグ表記はkhaki) / FOR poefu grege (タグ表記はbeige)
モノトーン2色と中間色の2色を別注しております。
INNER:ORDINARY FITS BARBAR SHIRT PULLOVER
OUTER:nitca Sheep Leather Rider’s Jacket
SHOES:Quilp by Tricker’s
秋から初冬はOPERAの美しさを十分に楽しんで。
ショート丈のレザーブルゾンでスカートを着崩します。
今日はあえて茶色のお靴を選んで。
black
もとはこのブラック1色のみで始まりました。
デザイナー平岡さんが大切にしている「黒」の表現。
だから最もPois Eらしく最も「OPERA」らしい色。
INNER:humoresque Silk Wide Gather Blouse
OUTER:TOKIHO Wool Linen Twill Coat
SHOES:OFFICINE CREATIVE FOR poefu cenere grey
黒と同じくPois E らしい真っ白なスカート。
秋冬の白いボトムスはさし色として
とても印象的なコーディネートがしていただけます。
white
ウエストのゴムが二段で据えられているので
タックインスタイルもおすすめです。
INNER :evam eva cashmere rib pullover knit
OUTER:minä perhonen 「malm」forestparade coat
SHOES:Quilp
冬のアウターから顔を覗かせるスカートの裾。
それでけで女性らしくなる一枚のスカートの強さ。
FOR poefu brown(タグ表記はkhakiになります)
グリーンがブラウンに混ざり合う絶妙な中間色。
もちろん秋らしいコーディネートが似合う色ですが
春夏には麦わらやカゴ鞄とも相性が良さそうです。
INNER:Veil like a silk cut&sewn
OUTER:nitca FOR poefu 「trompel’oeil」Jacket
SHOES:OFFICINE CREATIVE FOR poefu cenere grey
今秋別注で復刻していただいたnitcaの名作
美しきだまし絵=trompel’oeilジャケットに。
poefuらしいコーディネートらしいひとつです。
grege(タグ表記はbeigeになります)
上品なグレージュ。
透け感が無く秋冬多くなる濃色とのコーディネートが
していただきやすいお色です。
鏡の前に立つシルエットの美しいスカートをはいたお客様。
お客様は鏡越しに正面の姿を見ています。
私はそれをいつも横や斜め後ろから見ています。
どの角度から見ても等しく美しい。
見渡す限りに美しきこのスカートを愛し続けて頂ける幸せ。
愛されることの宿命を背負った幸せなお洋服。
これからもそんな大切な幸服を重ねて。
こちらはONLINESHOPでもご購入いただけます。
是非ご利用ください。
2016.10.03|Blog
いつかの物語で出逢ったような既視感。
空想と現実を行き来するような心地よい浮遊感。
susuri というブランドそのものを表現したような
一枚のワンピースのご紹介です。
susuri
ミィワンピース
rosso
M (one size)
¥35,000+tax
(モデル身長153cm)
旧式のシャトル織機で織られたタイプライタークロス。
ハリと柔らかさを併せ持ちあわせた生地です。
織り段階での糸の張力や仕上げの際に
生地全体に表情豊かなシワが刻まれます。
ロッソと名付けられたこっくりとした深みのある秋らしい色。
ぶどう酒のごとく光の加減で赤から紫の濃度を変えて見せてくれます。
袖カフはなくジャケットのように4つのボタンが並びます。
共布で包まれたボタン。
肘下から鋭角に細くなる独特なアームライン。
少し長めにとられた袖丈が肘下の細さとあいまって
印象的な袖のタワミを作り出します。
脇下に隠された切り替えの布(サイバラ)は
美しいAラインのシルエットを描き出します。
5つの包みボタンが並ぶ前後反対の様な後ろ姿。
susuriらしい背面のデザインです。
空想と現実を行き来する心地よい浮遊感。
どこかつかみきれない不確かな世界観。
それでいて確かな存在感を感じるお洋服。
独自の世界と物語を描き出すsusuriらしいワンピース。
ONLINESHOPにもご紹介予定しております。
楽しみにお待ちください。