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2021.08.11

8月店休日

2021.08.11|Blog

8月店休日

5日(木)

11日(水)

12日(木)

13日(金)

17日(火)

18日(水)

 

心の模様

2021.08.11|Blog

今年新たにお取り扱いを始めた

「BUNON」

ここ1年程はお客様のご来店が

ままならないという事もあり

新たにブランドを取り扱う事には

前向きになれないでいたりします。

 

いつものように殆ど下調べなく

訪れた「BUNON」の展示会。

 

お洋服そのものよりも先に

心の初動はその色使いでした。

色に誘われ近付いて見てみると

その生地はシルクだと分かります。

 

さらに目を凝らしてみると

無地に横断する濃淡や糸ムラが

インドの手紡ぎ手織り生地

「カディ」だと知らせてくれます。

 

美しい華やかな色をまとった

シルクカディのお洋服。

ここ1年以上は何かに付けて

沈みがちな心の制御が難しい。

心の初動が色に動いたことは

自然な事なのかもしません。

 

「BUNON」をお取り扱いするきっかけ。

心の初動=気持ちの衝動

つまり心が震えるかどうか

そんな風に僕は理解しています。

 

BUNON

Silk Khadi Tunic

green / pink / white

Free size

¥35.200(tax in)

 

肩までを隠す大きな襟。

横向きにタックを重ねた胸当て。

ヘムに広がるギャザー仕立て。

 

どこかアンティークの佇まいに

インドならではのシルクカディが

オリエンタルな気配をミックスして

「BUNON」のオリジナリティを

示しているような気がします。

 

poefuで取扱うのは珍しい

ロングチュニック丈は

Honneteのロングセラー名作

ギャザーワンピースに近い着丈。

ボトムスコーディネートが

楽しい長さかと思います。

 

共布で手包みされた

ボタンが連なる背面には

思わず可愛いと声が漏れます。

 

袖カフにも連なるボタン。

 

green(モデル身長154cm)

PANTS:TOWAVASE

「Anne」Pants

SHOES:R.U.

「Sue」

Long Vamp Shoes

色を主役にいかした着こなし

まずはモノトーンのアイテムで。

とは言えTOWAVASEのパンツ

シンプルながらどちらも

存在感を放ち合いますね。

 

 

pink(モデル身長154cm)

PANTS:NO CONTROL AIR

Polyester Twill Kabocha Pants

SHOES:Vialis FOR poefu

Pointed Toe T-strap Shoes

個人的に大好きなピンク。

理由は何だろう?

改めて考えてみたら

単純に「可愛いから」でした。

シルクのツヤ感をまとった

目の覚める鮮やかなピンクは

元気にならないはずがない。

どこに着ていくにもきっと

一日じゅうテンション高いはず。

それを想像するだけでも楽しい。

このピンクは可愛いや楽しいを

それだけ想像できるかが

1番の着こなしポイントです。

僕の中ではイチゴや桃の

ケーキやパフェをイメージ

(食べたい)しています。

 

 

white(モデル身長154cm)

OUTER:maison de soil

Block Printed Cache-coeur Onepiece

SKIRT:Pois E

「OPERA」Skirt Linen navy

SHOES:Vialis

Hand Woven Leather Pointed Toe Mule

もちろんモノトーンもあります。

ホワイトになるとやはり

アンティークのような雰囲気です。

スカートを合わせてみると

おとぎ話の登場人物のような。

そこに同じくインドの手仕事

ブロックプリントのワンピースを。

大きな襟がつけ襟みたいに見えて

秋冬のアウターとの着こなしも

何だか楽しめる予感です。

 

かけがえのない衣食住。

必要最低限で事足りるよりも

お洋服を着るということが

心が楽しくなる事であってほしい。

そう信じ続けています。

 

 

「BUNON」

インド西部ベンガル語の言葉で

「機織り」を意味します。

森で育つ野生の蚕から取れる

シルクを使用した手紡ぎの糸に

手織りで織られるカディ特有の

糸フシやムラが見られます。

1年を通じて快適なシルク。

春夏はひんやりと涼やかに

秋冬はほんのりと温かい。

コットンやリネンのように

日々のワードローブに心地良い

シルクがあるのは何より幸せです。

 

王族の着るサリーの生地として

献上されてきたシルクカディ。

手間暇をかけた糸染めに

インドならではの色彩感覚。

緯(よこ)糸の濃淡ムラの表情は

手織りだけに許された印のようなもの。

 

目が覚めるような色に導かれ

ひらけてくる視界。

 

毎日は同じようで違っている。

元気な日もあれば

落ち込んでいる時もある。

 

人の手で紡いで織られるお洋服。

それを言葉で紡ぐのが僕の仕事。

機械やロボットじゃないんだもの。

 

カディの美しい織りムラを

見ていて感じた日々の心模様。

 

 

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