2014.02.20|店主のつぶやき
『poefu』のショップコンセプト。
『一編の詩のように語りかけるものたちを
私たちの手のひらに乗るくらいに集めました』
poem+布(fu)。
造語から生まれた『poefu』。
青山スパイラルホールで開催された企画展 minä perhonen「?」
歴代の「tori bag」たちが羽をやすめる
大きな木のオブジェの先、吹き抜けの天井から
光とともにその名前は何かのお告げのように
ひらひらと舞い降りてきました。
『poefu』という小さな手のひらにのるくらいの
私たちが本当に好きなものだけを
ブランドの有名無名、国籍を問わず集めたお店。
3月5日に3年を迎えます。
********
そこにある大切なものたちの一部は
3年というわずかな月日の中で
たくさんの方々に愛されるものとなりました。
『poefu』の一部分「fu」たちは
まるで自らの意志(我=ga)を持って
話しかけているかのように感じる事があります。
多くの言葉を必要としない。
まさに一編の詩のようなものたち「fuga」。
その私たちが愛してやまない大切な「fuga」たちを
これからもずっと繰り返し伝えていきたい。
-繰り返していく-という意味をもつ
音楽用語「フーガ」になぞらえます。
今まで以上に私たちらしくそれを伝える場所。
そこでは日本人らしい「風雅」が垣間見えるように
工夫を凝らしていくつもりです。
それらの想いを『fūga』に託しています。
『poefu』のショップコンセプトは変わらずに
『poefu』と『fūga』のふたつで
私たちの手のひらが少しだけ大きくなったと
ご理解を頂けると幸いです。
(画像は全て『fūga』店内になります)