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2014.03

月刊『poefu』三月号‐十年愛‐

2014.03.31|お品物, 大事なお知らせ

お待たせをしておりました

月刊『poefu』三月号がスペインから届きました。

 

春夏のpoefuに欠かすことの出来ない

私たちが愛してやまない お靴「Vialis」。

詳しい物語は拙著『幸服の重ね着』

P.176の ‐十年愛‐をご参照頂けると幸いです。

 

ヨーロッパの中でも独自の文化を有する国 スペイン。

温暖な気候が育むおおらかな国民性

ピカソやダリ、ガウディーを初めとする

多くの芸術家を輩出し続けてきた国。

そんなスペインらしい豊かな色彩感覚のお靴「Vialis」。

通常展開の4色に加えて

美しいブルーのサンダルを別注しました。

 

FOR poefu 「Vialis」

35~40size

¥23000 with TAX

BLACK/LEMON yellow/AZUL blue/RED/TAN

 

 

FOR poefu カラー「AZUL blue」

poefu永遠のテーマカラーのひとつ「青」。

陸上の万物に最も少ないその美しき青。

唯一身にまとうという行為を選んだ人間。

私たちが「青」に魅了され続ける理由。

それは神の創りし空海への永遠の羨望なのか

もしくは神へ抗い続ける冒涜なのか。

その答えなき疑問はこの美しき青を前に

愚問とでも言わんばかりに全てをかき消します。

 

 

新色の「LEMON yellow」

ヌバックレザーに留められた地中海産の柑橘色。

夏のカゴやストローハットの生成りや白に相性良く

デニムやチノパンツの足もとを華やかにしてくれそうです。

 

情熱の国スペインならではの「RED」

ホットカラーは夏のコーディネートを引き立てます。

個人的にはOPERAのホワイトのスカート

n100のシルクのブラウスに合わせてほしい。

モノトーンを夏らしく大胆に美しく。

 

新色の「TAN」

金茶の上品な色合いはヌバックレザーの質感と

一番相性がよいように感じます。

スタイルを問わず春夏だけでなく

厚手のソックスを合わせて冬前まではけそうです。

 

「BLACK」

poefuの中で最も少ない色「黒」。

私が黒を選ぶときには理由があります。

そのアイテムに「黒」が相応しいかどうか。

そう思わなければ絶対に「黒」は選ばない。

だからこそpoefuにある厳選された「黒」は

貴重でおすすめになります。

 

通常展開カラーにもFOR poefu仕様の別注を施しています。

NEWS内ではお伝えをすることが出来ないのですが

詳しくは店頭でお尋ねください。

 

つま先に程よいゆとりを感じる絶妙なフィッティングと

クッションインソールが生む素晴らしい履き心地。

地中海に面した国だからなのか

アラビアンシューズのようなつま先のデザインが素敵です。

全体をヌバックレザーでくるんだウエッジソールが

スッキリと足を長く女性らしく演出してくれるとともに

安定した歩行を約束してくれます。

 

かつてスペインを旅していた際にひとめ惚れをしたお靴。

「Vialis」そのブランドの名前さえ知らずに続いた

十年越しの片思い。

poefuで再会を果たした奇跡と軌跡の幸服の物語を

これからも語り続けていければと思います。

 

 

 

 

 

『fūga』春物入荷情報3月

2014.03.24|お品物, 大事なお知らせ

3月24日(月)

○Vialisより「あのサンダル」が入荷です。

月刊poefu3月号 のサンダル。

近日NEWSにて詳細UP予定となります。

 

3月21日(金)

○minä perhonenより

「always」のデニムnavyのサイズが34~40で再入荷しました。

「plover」のボディーバッグが入荷しました。

○n100より

ポプリンのショートパンツが入荷しました。

○UNIVERSAL TISSUより

「あのストール」が全色入荷しました。

 

3月16日(日)

○toileより

たくさんのお問い合わせを頂いておりました

「あのネックレス」が入荷しました。

普段使いからフォーマルまでダイヤとゴールドのシンプルなネックレス。

是非店頭でご覧ください。

 

3月14日(金)

○minä perhonenより

「nami」のハンカチ、エッグバッグが入荷しました。

「pesce」のハンカチが入荷しました。

 

3月13日(木)

○les chants de la terreより

サイズとお色が揃いました。

春に向けて軽い履き心地の欠かせないお靴。

また詳細はNEWSにてアップ致します。

 

3月9日(日)

○minä perhonenより

「nami」のミニバッグが入荷しました。

○UNIVERSAL TISSUより

FOR poefu 別注モモンガシャツが入荷しました。

スイスコットン、フレンチリネンの2素材8色展開です。

 

3月6日(木)

○NO CONTROL AIRより

「美しさの予感」ワンピースの第二弾が入荷です。

新型のパフスリーブとロングワイドのタイプです。

○coeur femmeより

キャノティエとワイドリボンのペーパーハットが入荷です。

 

3月1日(土)

○Pois Eより

「静寂の彼方」BAGATELLEの鞄が入荷です。

 

『poefu』春物入荷情報

2014.03.22|お品物, 大事なお知らせ

3月22日(土)

○susuriより

カカシノシャツが入荷しました。

京都のこだわりあるリネン素材に

アンティークのような素敵なボタンを

FOR poefu仕様に付けてもらいました。

 

3月21日(金)

○minä perhonenより

今春一番おすすめの「aalto」のカットソー

「veronica」のソックスが入荷しました。

○EELより

シャーベットVネックTシャツが入荷しました。

シャーベットのようにさらさらとしたTシャツ。

春夏にお役立てください。

 

3月16日(日)

○NO CONTROL AIRより

アノラックブルゾンと柔らかな春色のカットソーが届きました。

 

3月13日(木)

○ironari by EELより

〇△のカットソーが入荷しました。

イロナリらしいユニークなクリエーション。

Tシャツ一枚でも十分な存在感です。

○UNIVERSAL PLUSより

あのストールが入荷しました。

シルクとカシミアの本当に素晴らしいストール。

新色にFOR poefu別注の孔雀色を作りました。

 

3月9日(日)

○NO CONTROL AIRより

おじいちゃんTシャツが入荷しました。

○オーディナリーより

あの ブラウス が入荷しました。

○minä perhonenより

「candy」のブラウスが入荷しました。

○B.B.Jより

よろけてんじく天地カーディガンが入荷しました。

○JOHN SMEDLEYより

シーアイランドコットンカーディガンが入荷しました。

 

3月6日(木)

○susuriより

完売しておりましたクリーパーパンツのサイズが揃いました。

○fabrique en franceより

フランス某高級トップメゾンのカットソーを請け負う

肌触りのよいUネックTシャツが揃いました。

○NO CONTROL AIRより

新型のプルオーバーS/Sスリーブシャツと

いつものあのブラウスが入荷しました。

 

3月2日(日)

○ORDINARY FITSのお取扱いが始まりました。

FOR poefu「あのコート」が入荷です。

○coeur femmeより

ペーパーハットシリーズが多数入荷です。

FOR poefuの別注色やサイズなど豊富に揃います。

 

3月1日(土)

○EELよりサクラコートの最終追加が入荷しました。

ブルー・ウオールナットともにXS~Mサイズが揃います。

○susuriより

ドロシーシャツコートが入荷しました。

(近日NEWSアップ予定です)

 

ひとつの月

2014.03.18|大事なお知らせ, 店主のつぶやき

poefuの二階にオープンしました

新店舗「fūga」も本日で1ヶ月がたちました。

オープンに際しまして

メーカー様、お客様よりたくさんのお祝いのお花や

お志を頂戴しました事を心よりお礼申し上げます。

 

たくさんのお花に囲まれてしあわせな1ヵ月間。

poefuオープンの日を思い出しながら

初心に帰れる大切な時間でした。

 

poefuと同じくらいたくさんの方々に愛されるように。

風雅に日々を重ねていければと思います。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

FOR poefu 特別なわがまま

2014.03.17|お品物, 店主のつぶやき

「poefuオリジナルのお洋服は作らないのですか?」

店頭で一番質問されることのひとつです。

 

私は。。。デザイナーではありません。

製作側にいたこともないし専門知識もない。

自然と お洋服に表現として出てしまう

デザイナーや作家さん、メーカー担当者のお人柄

ブランドやお洋服にまつわる知られざる物語。

poefuでセレクトをするうえで何よりも

それらをお伝えすることが一番大切なことだと思っています。

そして良いご縁があるブランドやお洋服をセレクトする

いちバイヤーでいたいと思っています。

 

だから よほどのことが無い限り

今のところお洋服を作るつもりはありません。

 

ただ 時々ワガママを言います。

○ベーシックな色だけでなくキレイな色もつくりたい。

○コットンをリネンにかえて欲しい。

○ここのボタンをアンティークのボタンにしたい。

○以前に作っていた名品を復刻してほしい。

……..。

デザイナーや作家さんの意図を尊重しながら

poefuにお越しいただく大切な皆様に

より納得して私たちらしくお届けを出来るように。

それがpoefuのための別注=FOR poefuです。

 

今春よりpoefuで取り扱いを始めた 「ORDINARY FITS」。

メンズを7年間作ってきたブランドから

今春レディースラインが新たにリリースされました。

ずっと探していたトレンチコート。

おおまかなところはとても気に入ったのですが

メンズのニュアンスが少し強く出ていたので

それをpoefu風にアレンジしてもらいました。

 

FOR poefu ORDINARY FITS

「TRENCH COAT FUU」

BEIGE/NAVY

one size  ¥30000 with tax

(モデル身長153cm)

ポリエステル85 ナイロン15の素材の一重仕立て。

微起毛したピーチフェイスの心地よい肌触り。

化維なのに不思議と天然素材に見えるのには

その起毛感と縫製仕様ににちょっとしたわけがあります。

岡山を拠点にメンズを作っていたブランドならではです。

 

ワッシャー加工を施したようにも見える生地。

この生地の最大の特徴、形状記憶素材は

好みでしわくちゃにしたり、伸ばしてみたり。

襟周りのアレンジをいかようにも施すことが可能です。

 

NAVY

軽やかな膝丈のスリークオーターレングスは

コートの中でも最もバランスがとりやすい長さ。

パンツやスカートはもちろんワンピースなどにも。

 

ドロップショルダーにゆとりのあるシルエツトですが

着てみると不思議とスッキリとして見えます。

これも縫製にちょっとした秘密があります。

春夏は一枚のインナーで。

秋冬はドルマンやニットなどを着込んでも大丈夫です。

 

FOR poefuとして4か所を別注しています。

○ポケット口を女性らしく華奢な大きさと縫製に変更。

○袖の持ち出しとボタンをなくして丸みのあるロールアップを可能に。

 

○前身頃のボタンをなくしてスッキリとガウン風に。

春は前身の合わせを深めに、秋は合わせを浅めに

ボタンを無くすことでより季節を問わない仕様に。

 

○30mmのボタンを20mmに変更。

生地や縫製のメンズっぽさを和らげます。

ボタンはpoefuで用意したアンティークと白蝶貝のリバーシブル仕様に。

片面の白蝶貝は共通でシンプルな高級感を。

片面はアンティークでブローチのような感覚で

オーダーで仕立てるように特別な雰囲気に。

 

FOR poefu

少しだけ私のわがままが形になった

poefuらしいpoefuにしかない

とても特別なお洋服。

 

poefuを愛してくださる皆様へ

これからも たくさんお届けできますように。

 

 

 

 

 

 

 

マトリカリアの咲く場所で

2014.03.10|店主のつぶやき

3月5日にpoefuは3周年を迎える事が出来ました。

お祝いのお心遣いを頂きましたお客様。

この場を借りてお礼申し上げます。

 

もう3年。まだ3年。

大好きなマトリカリアがpoefuに咲くころ

一年が過ぎた事を実感します。

 

小さくとも空に向かって

ちから強く咲いている

この健気な花のように

たとえその花の名を知らなくとも

ふと誰かが足をとどめて

その花の前でそっと微笑んでくれたなら

そんな想いでpoefuを始めたことを

この花を見ながらいつも思い出します

 

マトリカリアの咲く場所で

今日も詩っていよう

一編の詩のように語りかけるものたちとともに

 

これからも末永く

poefuを宜しくお願いいたします。

 

 

 

susuri かすかな気配

2014.03.06|お品物

毎週のように新しいブランドやメーカ‐の方から

たくさんの展示会の案内状がpoefuに届きます。

見ず知らずの方からの招待状。

ご縁に繋がることは1/100くらいの確率です。

 

封を開けた時に感じる かすかな気配。

そのかすかな気配だけを頼りに。

その洋服に逢いに行ったのは約一年前

桜満開の小雨降る日だったことを思い出します。

かすかな気配が実感を帯びるのに一年。

大切なpoefuのお客様にご納得いただける

大切なものをまたひとつお届けできればと思います。

 

「susuri」(ススリ)

 

一見シンプルなその洋服の中に

ふとした瞬間に訪れるささやかな気付き。

 

それは日常の中にある 小さな楽しみ

景色が連れてくる香りや

移ろいの中に見る無常観と切なさ

それらに気付くことの大切さは

新たな心地よい秘密の場所を見つけるかのようです。

その新たなる場所こそが私たちが望む

1/100にしか感じ得ないご縁だと思います。

 

susuri

クリーパーパンツ

S/M size

charcoal

¥35000 with TAX

(モデル身長153cm S size着用)

 

旧式のシャトル織機で丁寧に時間をかけて織られた

杢調のハリのある馬布(ばふ)を使用しています。

 

印象的なショルダーストラップは可変式で

パンツそのものを背負うような面白いデザイン。

サスペンダー付けやたすき掛けにしたり

ストラップそのものをベルトにすることが出来ます。

 

フロントのシンプルなインアウトタックとは対照的な

贅沢な生地使いを物語るヒップギャザー。

それでいて膨らみが絶妙に抑えられた

このパンツの二面性の美しさを見る事が出来ます。

 

 

susuri

ドロシーシャツコート

S/Msize

¥32000 with TAX

(S size着用 )

 

30番単糸の目の詰まったバーバリークロス。

 

メンズのような生地選びや縫製の隙間をぬって

小さな石のような愛らしいボタンが列をなします。

 

先ほどのクリーパーパンツ同様に

前身頃のスッキリとした印象を裏切るような

背面にはフェミニンかつクラシカルなギャザーよせ。

デフォルメされたハンガーループはメンズのディテールを

誇張しながらアクセントになっています。

メンズとレディースを行き交う二面性の存在は

susuriの得意とするところです。

 

ハリのある生地感もあいまって

華奢なドローコードでもブラウジングがたやすく

更なる別の表情が生まれます。

 

 

かすかな気配。

n100もEELもminäの時も

今poefuに欠かせない全ての方たちがそうだったように。

 

その1/100の偶然の気配は

いつか私たち=poefuにとって

かけがえのないものになるという

必然を引き寄せる気配。

 

 

 

 

 

『fūga』‐風雅‐

2014.03.03|Blog

三月になりました。

寒暖を繰り返す日々に

春がそわそわとしているのを感じます。

 

fūgaの店内でひときわ目をひく「空の間」。

常ならぬ空のような場所であり

四季折々の風雅を感じて頂く空間です。

ナポレオントアのような日本の古い吊り棚には

美しい青釉の吉川えみさんの花器。

ひとあし早く桜が満開です。

 

軸にはお花見を楽しむ幸せの青い鳥。

「そちらの世界よりこちらの世界へどうぞ」

とお誘いをしてみました。

 

サクラコートの最終入荷と併せて

しばしのお花見もお楽しみ頂ければ幸いです。