「poefuオリジナルのお洋服は作らないのですか?」
店頭で一番質問されることのひとつです。
私は。。。デザイナーではありません。
製作側にいたこともないし専門知識もない。
自然と お洋服に表現として出てしまう
デザイナーや作家さん、メーカー担当者のお人柄
ブランドやお洋服にまつわる知られざる物語。
poefuでセレクトをするうえで何よりも
それらをお伝えすることが一番大切なことだと思っています。
そして良いご縁があるブランドやお洋服をセレクトする
いちバイヤーでいたいと思っています。
だから よほどのことが無い限り
今のところお洋服を作るつもりはありません。
ただ 時々ワガママを言います。
○ベーシックな色だけでなくキレイな色もつくりたい。
○コットンをリネンにかえて欲しい。
○ここのボタンをアンティークのボタンにしたい。
○以前に作っていた名品を復刻してほしい。
……..。
デザイナーや作家さんの意図を尊重しながら
poefuにお越しいただく大切な皆様に
より納得して私たちらしくお届けを出来るように。
それがpoefuのための別注=FOR poefuです。
今春よりpoefuで取り扱いを始めた 「ORDINARY FITS」。
メンズを7年間作ってきたブランドから
今春レディースラインが新たにリリースされました。
ずっと探していたトレンチコート。
おおまかなところはとても気に入ったのですが
メンズのニュアンスが少し強く出ていたので
それをpoefu風にアレンジしてもらいました。
FOR poefu ORDINARY FITS
「TRENCH COAT FUU」
BEIGE/NAVY
one size ¥30000 with tax
(モデル身長153cm)
ポリエステル85 ナイロン15の素材の一重仕立て。
微起毛したピーチフェイスの心地よい肌触り。
化維なのに不思議と天然素材に見えるのには
その起毛感と縫製仕様ににちょっとしたわけがあります。
岡山を拠点にメンズを作っていたブランドならではです。
ワッシャー加工を施したようにも見える生地。
この生地の最大の特徴、形状記憶素材は
好みでしわくちゃにしたり、伸ばしてみたり。
襟周りのアレンジをいかようにも施すことが可能です。
NAVY
軽やかな膝丈のスリークオーターレングスは
コートの中でも最もバランスがとりやすい長さ。
パンツやスカートはもちろんワンピースなどにも。
ドロップショルダーにゆとりのあるシルエツトですが
着てみると不思議とスッキリとして見えます。
これも縫製にちょっとした秘密があります。
春夏は一枚のインナーで。
秋冬はドルマンやニットなどを着込んでも大丈夫です。
FOR poefuとして4か所を別注しています。
○ポケット口を女性らしく華奢な大きさと縫製に変更。
○袖の持ち出しとボタンをなくして丸みのあるロールアップを可能に。
○前身頃のボタンをなくしてスッキリとガウン風に。
春は前身の合わせを深めに、秋は合わせを浅めに
ボタンを無くすことでより季節を問わない仕様に。
○30mmのボタンを20mmに変更。
生地や縫製のメンズっぽさを和らげます。
ボタンはpoefuで用意したアンティークと白蝶貝のリバーシブル仕様に。
片面の白蝶貝は共通でシンプルな高級感を。
片面はアンティークでブローチのような感覚で
オーダーで仕立てるように特別な雰囲気に。
FOR poefu
少しだけ私のわがままが形になった
poefuらしいpoefuにしかない
とても特別なお洋服。
poefuを愛してくださる皆様へ
これからも たくさんお届けできますように。