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春にして君を想う ねん

2020.04.21|Blog

京都の出町柳駅近くで前職の後輩夫婦が営む

セレクトショップ「Fuzzy Clothed」。

「Fuzzy Clothed」をそれっぽく意訳すると

「曖昧に着てみよか」みたいな感じでしょうか。

 

今日は京都の話題で始まりましたんで

関西弁まじりでお届けしてみよかなあと思てます。

 

ironari

Drawer Coat

greige / black

Free(one)size

¥34,000+tax

 

「ドロワーコート」と自ら名付けながらも

ワンピースみたいな…コートみたいな…

コートみたいな…やっぱりワンピースみたいな…

でもどっちかって言うとコートかなぁ…みたいなと

「みたいな…って何回言うねん!」と展示会場で

突っ込みたくなるような一着を作りたかったと

ironari(EEL Products)デザイナーの高橋さん。

たしかにフライフロントのボタンを閉じていると

ちょっと厚手のワンピースのように見えんことも無いです。

 

 

ノーカラーの襟周りはインナーで色々楽しめそうです。

まだまだ肌寒いからスウェットパーカをフードアウトで。

 

量感あるインナーも重ね着しやすいようにと

ドロップショルダーとゆとりあるスリーブシルエット。

ギャザーで綴じた袖カフが女性らしくてええ感じ。

 

置き画像やとこんな感じです。

 

実寸法の数値やとまあまあ大きいはずやのに着てみると

どちらかというとスッキリしてるくらいに見えます。

 

脇面にパネル切り替えを入れた4面のパターン構成で

側面の膨らみを上手いこと抑えながら

ウエスト脇のドローコードでサイズ感とシルエットを

調整できるようにとホンマによう出来てはります。

 

置き画像で見るとこんな感じです。

しっかりと補強された安心感のあるポケットは

長財布やハードカバーの本が入るくらいの大容量で

ちょっとしたお出かけ程度ならお鞄もいりません。

 

(モデル身長153cm)

INNER:NATIVE VILLAGE Organic Cotton Hoodie

PANTS:FIR MUM Wool Cotton Wide Culottes(sold)

SHOES:R.U.「Jo」Ribbon Lace Long Vamp Shoes

オープンフロントで着こなしたらコートの見た目です。

ワンピースみたいな…コートみたいな…に輪をかけて

グレーみたいな…ベージュみたいな…グレージュは

モノトーンにもアースカラーにも相性がいいし

ワードローブバリエーションも広げてくれます。

インナーに濃色も合わせやすかったりするから

季節に応じてのコーディネートもええと思います。

 

世界三大コットンと評されるアメリカスーピマコットンの

60番双糸で織り上げた超高密度のコットンギャバジン。

ムラが少なく繊維長そのものが長いスーピマ綿の持つ

綺麗な糸質が生む滑らかな表面感と自然な光沢感。

もちろん適度な厚みあるアウター用の生地ですが

一重で仕立ててあるので夏以外の季節に着用可能です。

もちろんご自宅でも洗えますから安心してくださいね。

 

 

インナーを問わないラウンドネックのノーカラー。

アウターとして着るときは色々なインナーで楽しんで

ワンピースとして着るときはキャミソールとかで。

 

トップボタンだけ留めてワンピースの重ね着風に。

 

サイドベンツのような約42cmのバックスリット。

着用時にはそないに開かへんけどインナーは必要です。

裾周りは約178cmあるのでワンピースはもちろん

スカートやワイドパンツをペチコート代わりにしても。

 

ウエスト脇のドローコードを背面で結わえて。

華奢なウエストベルト風でワンピースっぽい見え方です。

 

(モデル身長153cm)

INNER:kaval Stand Collar Gather Onepiece(this color sold)

SHOES:R.U.「Jo」Ribbon Lace Long Vamp Shoes

春秋に活躍するアウターとしてはやはり便利なブラック。

自然な艶感とハリのある生地ならではの陰影も綺麗。

 

今度はウエストコートを前で結わえてみます。

 

レースヘムのインナーパンツでワンピースっぽく着てます。

 

やっぱりコートみたいな…ワンピースやなあ。

 

INNER PANTS:maison de soil Lace Hem Pants

SHOES:Vialis FOR poefu Pointed Toe T-strap Shoes

フロントを閉じて首周りをスッキリさせて

ドローコードを前で結わえたらもうこれはワンピースです。

 

コートみたいな…ワンピースみたいな…

でもどっちかって言うとコートかなぁ…みたいなと

「みたいな…みたいな…って何回言うねん!」と

とデザイナー高橋さんに突っ込みたくなるタイミングで

「まぁ…….どっちでもいいんですけどね」と続けます。

「どっちでもええんかーい!」

新喜劇やったらみんな倒れてしまうところです。

 

前職時代に私が最後の企画展に選んだのはEEL(ironari)でした。

デザイナー高橋寛治さんとディレクター澁谷文伸さんと

出町柳の鴨川でふたばの豆餅とビールを飲みながら

企画展の打ち合わせをした日から10年が経ちます。

いつもアホ(関西弁では褒め言葉です)な事ばかり言いながら

私にお洋服の楽しさを教えてくれた二人との思い出。

 

今春はサクラコートたちのご紹介にかえて

春にして君(二人)を想う(ねん)。

 

ONLINESHOPでもご紹介しております。

ぜひご利用下さい。