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店主のつぶやき

姉妹伴 其之壱

2012.08.14|お品物, 大事なお知らせ, 店主のつぶやき

今シーズンから始動する新たな試み。

たまプラーザのお洋服屋さん「annabelle」との

共同別注企画「姉妹伴」のお品物のご紹介です。

*****

お品物紹介のまえに「姉妹伴(しまいはん)」とは。。。

中国福建省、恵安地域の古くからの文化で

数名の女性たちが小さな頃から本当の姉妹のように

互いの家を行き来し、寝食をともにします。

その絆は家族のように深く堅い絆です。

*****

記念すべき「姉妹伴」初めてのお品物は

英国リバティー社の今秋発表のシーズナルコレクションを

ヨーロッパの数々のトップメゾンのお洋服を50年以上に渡り

仕立ててきた名門ファクトリーに持ち込んで別注いたしました。

annabelleとpoefuでのコーディネートの違いも同時にお楽しみください。

 

 

Honnete 「姉妹伴」

Boat Neck One piece

Tana Lawn Liberty Isabella Grace  Black

one size  ¥25200

 

ノースリーブでボートネックのディテールはシーズンを問わず、

今秋のpoefuのテーマである「レイヤード」を容易にしてくれます。

ウエスト部からの贅沢すぎるくらいのパターン取りは

動くたびに風を集めて

スカートのようににドレープしながら

リバティーファブリックの美しさを際立たせてくれます。

リバティーとしては珍しい大人っぽいモノトーンに合わせて

全体を同じトーンでキリッとまとめながら、

夏の延長線上での初秋を意識して

夏→秋の素材感ミックスコーディネートをしてみました。

UNIVERSAL TISSUらしいニットと布帛の

コンビネーションロングカーディガンで柄面をやや抑え気味に。

poefuの定番となりつつある

クールファムのペーパーハットのグレーはこれからは布の帽子として

10月初旬くらいまで、まだまだ活躍してくれそうです。

 

今回の姉妹伴のボトムスレイヤードの鍵となる

n100のアーミーパンツのホワイトカラー。

秋冬はさし色としてのホワイトをおすすめしています。

秋の曇り空のように美しい

クリスチャンポーのグレーのレザーシューズ。

マニッシュな見た目の中にバルモラルマッケイの華奢さが

凛とした女性らしい表情を見せてくれます。

 

 

 

Honnete 「姉妹伴」

Long sleeve open front one piece

Tana Lawn Liberty Isabella Grace Black

one size ¥23100

羽織として機能するオープンフロントのワンピースは

刹那の初秋には思い切って薄手のコート感覚で。

肩線のパターン取りが絶妙なこのモデルは

インナーに先日ご紹介したminaのような

ドルマンに近い袖物を容易に着こむことを可能にしてくれます。

トップボタンの二つをとめていただく事で

お顔周りからAラインで柄on柄もすっきりとした印象に。

同様にモノトーンのコーディネートですが

柔らかな印象のhana haneにあわせて

クリスチャンポーはフラットパンプスで。

靴のチョイスでお洋服の印象も大きく変わります。

 

一面のリバティーの花のお洋服中を

ふうわりと舞うminaのhana hane。

出会うはずもなかったはずの

ふたつの物語るお洋服は

poefuで偶然に出遭い

風を友にして

必然の出逢いに変わっていく瞬間。

 

それはannabelleやpoefuで

お客様が偶然手に取られたお洋服が

永く愛着してただけるお洋服を見つけるという

必然の始まりに変わる瞬間に似ています。

 

 

 

「annabelle」の伊佐さん、川本さんとは

大好きなお洋服を通して出逢ってから10年以上になります。

poefuのオープンからちょうど一年、美しが丘に

小さな花を咲かせるようにannabelleをオープンさせました。

オープンに際してpoefuの内装を気にいって下さり

poefuと同じくannabelleも「無相創」さんが内装を手掛け

店内にはpoefuから嫁いだ什器家具や照明もたくさん並びます。

一歳下の可愛い妹のような存在です。

 

この一年、オーナーの伊佐さんとはたくさんのお話をしました。

無名の小さなお店の私たちに果たして何が出来るのか。

消費のスピードが年々早くなり断捨離が美徳とされるこの時代に。

 

ただいつもその話の終着点は決まっています。

「私達も同時にワクワクするくらい素敵で楽しい

大切に長く使ってもらえるお洋服を紹介できるように」

 

「姉妹伴」のお洋服には

西荻窪とたまプラーザの小さな姉妹の大きな想いが詰まっています。

そんな想いと伴に「姉妹伴」をお洋服を愛する皆様に

毎シーズン少しずつご紹介出来ればと思っております。

 

 

 

あの素晴らしい青~幸せの記憶~をもう一度

2012.07.24|大事なお知らせ, 店主のつぶやき

poefu一周年企画vol.2

EELさんの企画展「あの素晴らしい 青 をもう一度」

日曜日、無事に終了いたしました。

会期初日から今夏一番の猛暑の中

たくさんのご来店、本当にありがとうございました。

8月中旬から10月下旬に順次入荷次第のご連絡となります。

秋の訪れを楽しみにお待ちくださいませ。

 

 

会期中の店内です。

「and 3 blue」シリーズ「あの素晴らしい青」の

布天蓋が空の青を伴ってpoefuの店内をblueに染めていきます。

 

 

それは季節ごとに変化する美しき空の色

大切な人のもとへ続く空の青

 

心模様のように

人生のように

曇ったり澄みわたったり

 

 

 

地震の直前、一年と少し前の3月3日。

poefuプレオープンの初日。

私は初日に愛着するサクラコートを着ていました。

まだ誰も知らないpoefuを初めて訪れてくれたのは

同じサクラコ-トを着たEELの高橋さんと渋谷さん。

京都から来た不安でいっぱいの私達とpoefuのもとへ

一番に駆けつけてくれたお二人の笑顔と優しさを

昨日の事のように思い出します。

たくさんの不安をサクラコートを着る度に

何度勇気つけられたことでしょう。

その頃poefuを訪れて下さる皆様に

まだEELというブランドは殆ど知られていませんでした。

 

一周年を迎える今春の3月に

私は愛するサクラコートを新調しました。

左は着続けて私なりの色になった青。

右は同じ色の元ブルー。二着目のサクラコート。

poefuオープンの日から一年間のたくさんの

幸せの記録を記憶するために。

初心を忘れないためにも。

 

そんな春に毎日着ているサクラコートを

今春たくさんのお客様にご用命いただきました。

たくさんの方に愛着されることになったサクラコート。

それはブランドの知名度や人気ではない

お洋服が持つ力強さに加えて、

EELさん特有の人間味を帯びた

もの創りにまつわる

たくさんの物語が詰まっているからかもしれません。

そんな物語やエピソードをお話しするとお客様から

たくさんの笑顔をいただきます。

愛するお洋服をpoefuで手にして頂けた

幸せとたくさんの笑顔の記録。

それは同時に私達とpoefuの幸せの記憶。

 

「and 3 blue」シリーズの裏地には

サクラコートの美しい青を連想する

「あの素晴らしい青」

冬着(来)たりならば春遠からじ

をテーマにその青を裡(うち)に秘めました。

 

 

毎日見上げる空。

心の記憶に残る青い空。

愛する毎日を彩る服。

心の記憶に残る青い服。

「サクラコート」から「and 3 blue」 へ。

その記憶の連鎖としてのand

ベスト、ジャケット、コートの3

お客様とpoefuをつなぎあわせてくれたblue

 

サクラコートのようにたくさんの方々に愛されるようにと

poefuでうまれたこの3つのお洋服に

EELさんにあやかって名前を付けました。

 

 

10年目を迎えるEEL。

一歳になったpoefu。

UBUKOEをあげたばかりのironari by  EEL。

共にある日々を幸せに想います。

 

企画展中訪れて下さった皆様

在店してくださったEELのスタッフに

心より深くお礼申し上げます。

今日も大切な西荻窪の青い空のもとより。

 

。。。。。。。

「and 3 blue」シリーズのご予約は

引き続き8月中ごろまでお承り予定です。

 

100年の潔き憧れ

2012.06.30|お品物, 店主のつぶやき

お洋服屋さんになった頃から

一度は袖を通してみたいと想う憧れのものたち。

ニットならばグレンマック、マーロ、インバーアラン、ジョンスメドレー。。

ジョンロブ、オールデン、チャーチ、ウエストンの靴。

ルイジボレッリやフライのシャツ、インコテックスのパンツ。。。。

枚挙にいとまもありませんが

それはシンプルなものであればある程

素材の良さが「潔く」際立ってみえてきます。

逆を言うと素材の良さが際立てば

デザインは究極にシンプルという

「潔さ」に行きつくのかもしれません。

 

17年間の変わらぬ憧れ。

その素材たちの「潔い」シリーズです。

 

n100 Swiss Cotton Broad Yoke Top

34size beige  ¥15750

水のきれいなスイスには

精密機械のように緻密で美しいスイスコットンがあります。

コットン100%でありながらシルクのような手触りと優しい艶。

それはちょうど良い張りと艶。

モカベージュの大人っぽさがより上質さを醸します。

今夏登場回数の多いヨークトップは

バインドのネックラインに厚みを持たせてある一方で

袖周りの縫い幅を華奢に仕上げてバランスを保ちます。

 

n100 Irish Linen shirting Gather Top

34size  black  ¥19950

ヨーロッパには良質なリネンがあります。

その中でもアイルランドのリネンには特別な想いがあります。

20代の頃から少しずつ背伸びをして着てきた

銘品のブラウスやニットに必ずついてくるそのリネンの名。

アイリッシュリネンの洗う毎に増す風合いは

歳を重ねて解る素材の良いモノへの執着心。

しなやかで美しいドレープは

美しく歳をかさねることのようです。

ギャザートップは前身の中心部のギャザーが

バスト周りの立体を柔らかに包み込みつつ

脇周りの絶妙なサイズ感を生み出します。

 

n100 Irish linen shirting Running Top

34size  black  ¥18900

同じ素材で作られたランニングトップ。

2型を同じ素材で作られるのは少し珍しい事です。

今回でこのアイリッシュリネンが使えなくなるという事での

お二人からの贅沢な選択肢。

表情の違うそれぞれに甲乙のつけがたい2型。

ランニングトップはn100ならではの究極の引き算。

脇下のダーツによる立体構成と

さりげなく施されるバイヤスバインダーネック。

布帛で仕立てたタンク(ランニング)トップのように

その究極の「潔い」というシンプルさは

上質な素材が本当に似合います。

 

今日で6月も終わりですね。

梅雨明けも近く本格的な夏を迎えるにあたり

とても充実の店頭は展示会?のようです。

土日は大変混み合いますので

可能であれば平日のご来店でゆっくりご覧ください。

 

変わらない憧れ。

「100年たっても着ているかもしれない」

それは憧れを手にした日から始まる100年。

 

 

 

悲しからずや空の色

2012.06.28|お品物, 店主のつぶやき

n100さんの「潔い」ノースリーブブラウスシリーズ。

本格的な夏に向けて大充実してまいりました。

 

デザイナーのお二人がこのブラウスに選ぶ

何とも言えないその色の美しさを

空になぞらえてご紹介してまいります。

 

梅雨の曇天。大好きなグレー。

穏やかで優しい空の色。

 

n100  Cotton Lawn Gather Top

34Size  lt.grey  ¥14700

定番的なローンも新たな印象です。

 

n100 Cotton Silk Voile Gather Top

34size  lt.grey  ¥14700

シルク20パーセントの穏やかな艶。

パリッとした張りの生地にが涼を感じます。

 

(L) Cotton Silk Voile   (R) Cotton Lawn

本当に微妙な色違いですが

どちらも甲乙つけがたい上品な二色です。

 

 

n100 Cotton Silk Pique Border Gather Top

34size lt.grey  ¥18900

ピケの織組織によって生まれる無地の柄物。

グレー濃淡の雲海のようなボーダー。

 

 

雲の向こうにある青空。

n100 Coloured Cotton Lawn Yoke Top

34size  lt.blue ¥15750

メンズシャツのような気持ちの良い青。

梅雨明けを楽しみにしながら。

清潔感と清涼感の青の重ね着。

 

 

 n100 Lime Stripe Cotton Gather Top

34size lime Stripe  ¥15750

そして梅の雨が降る。

透明な雨は夏の景色を映し出しながら

ライムグリーンやパープルの雨となり

空から細い一筋のストライプの雨となって。

優しい雨。激しい雨。

夏らしいストライプとボーダーのパターンオンパターン。

シャツ地のノースリーブシリーズはお手持ちの

カットソーやニットカーデとの相性良しです。

 

 

雨上がりの夕刻の空は瞬きが惜しい程美しい。

 

n100 Fine Cotton Lawn Gather Top

34size lt.pink  ¥14700

n100 Silk Cotton Satin Gather Top

34size rose pink  ¥18900

 

 

茜空。

二度とない自然の刹那が織りなす切ない色。

見た事もない美しい色は刻一刻と変わる。

お二人はどこでこんなにも綺麗な色の

布を見つけてくるのだろう。。。

そして不思議とどんなお洋服にも合う万能2色。

 

 

やがて帳がおりてくる。

言葉失うほど美しい空の色。

あえて言うのであれば、チャコールブルーグリーン。

n100 Cotton Silk Fine Twill Gather Top

34size  blue  ¥18900

グッとシックに大人らしく。

美しい空に見とれて

言葉を失い、時を忘れて

立ち止まってしまうように。

店頭では一番美しいと評判の色。

 

このブラウスたちが生まれる千葉の方角。

東の空に向かい今日も祈る。

悲しからずや空の青。

悲しからずや空の色。

再び笑顔で会えるように。

 

 

 

吉祥寺「pocori」さん本日オープン!

2012.06.28|大事なお知らせ, 店主のつぶやき

インテリアのお手伝いと看板オブジェを製作させて頂いた

吉祥寺のヘアサロン「pocori」さん。

本日6月28日(木)いよいよオープン致します。

オーナーの武部さんの穏やかな性格とマッチした

吉祥寺の喧騒を忘れさせてくれる

無相創さんと共に創り上げた、とても落ち着く店内。

これからたくさんの方々が「pocori」さんで

可愛くなったりカッコよくなったりするのかと想うと

ワクワクしてまいりました。

 

オープン前日お客様のボトムスが引っかからないようにと

椅子のペーパーサンディングをしていた武部さんを見ながら

武部さんが初めてpoefuを訪れた日の事から今日のオープンまでと

私もオープン前日の一年前を重ね合わせて感無量です。

武部さんおめでとうございます。

共に励み、伴に歩み、友のように頑張りましょう!

皆様、吉祥寺「pocori」さんを宜敷く御願い致します。

 

hinaに願いを 4

2012.06.25|お品物, 店主のつぶやき

mina perhonen piece,から

「hina」たちが数羽ながら届きました。

京都からはるばる旅をして

西荻窪で羽を休めています。

mina perhonen piece,

「hina」¥3150

*poefuで販売する「hina」たちは

mina perhonenのご理解のもと売り上げの一部を

東日本大震災の義捐金に充てさせていただいております。

 

こちらも少量ですが入荷しました。

mina perhonen piece,

「forest parade 巾着」

khaki/burgandy ¥4410

 

ミナの大切なpiece,=カケラタチ。

お洋服にはなれない

小さな小さな端切れのカケラタチ。

新しい生命を吹き込まれて

手に取る方々を笑顔に変えてくれる

大切なカケラタチ。

 

*今回どちらの御品物もごくわずかな数量での

入荷になりますので、店頭販売のみとさせて下さい。

ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 

poefu 便り

2012.06.22|大事なお知らせ, 店主のつぶやき

-吉祥寺「pocori」さん内装施工日記-

 

来週28日(木)オープンする

吉祥寺ヘアサロン「pocori」さん。

本日小雨降る中

無相創の米原さんにお手伝いいただき

ご注文の看板オブジェを納品させていただきました。

poefuの内装を気に入っていただき

施主の武部さんから頂いたのは

「物語のある看板オブジェ」というお題のみ。

poefuの想うpocoriさんらしいものを。。。

 

「pocori」という店名由来。

poco=ちょっとずつ、にホッコリを掛け合わせた造語。

一歩ずつ一歩ずつという意味を込めて

ベースにはエスカリエと呼ばれる図書館などで使用される

階段シェルフには無相創ブラックをアンティーク仕上げ塗装。

そのベースの上部にpocoriさんそのものを表す

巣箱!?は判子ケースの枠組みを使い

ほっこりする場所をドライフラワーや

アンティークのエッグバスケットで表現してみました。。。

。。。。。。。

まだまだ物語が続くのですが

続きは武部さんからカットして頂くあいまに

是非聞いてみてください。

なかなか見つからない印象的なガラスの

素敵なチークのエントランス扉にもマッチしてくれました。

 

 

 

 

内装もいよいよ完成!

拘り抜いた清潔感のある内装に仕上がっています。

無相創さんの白磁のシーリングに

poefuでご購入頂いたデッドストックガ゙ラス照明。

 

こちらも常連様に惜しまれつつお嫁入り。

フレンチアンティークアームの黒椅子。

セット面のアイアン鏡台は古材を面白く組んだ

米原さん流石!の出来栄えです。

 

大切なお客様の御召し物を預かるのは

poefuオリジナルのブナ材ハンガーブラックとゴールドです。

 

pocoriさんの大切な大切なお店の看板。

米原さんの足元にも及ばない

私のような若輩者に預けて頂いて光栄です。

「とても気に入りました!ちょっとずつ育てていきます」

施主の武部さんの言葉に私も

身の引き締まる思いと同時に感激いたしました。

武部さんにはこのような良い機会を頂き

そして尊敬する無相創の米原さんと

また共にお仕事をする機会を頂き本当に有難うございます。

 

pocoriさんは28日(木)オープン。

皆様どうぞ宜敷く御願い致します。

 

 

 

 

letter of flower 2

2012.06.21|お品物, 店主のつぶやき

 

大切な方を想う時は出来る限り

メールではなく手紙を書くことにしています。

早朝の静寂の中、その大切な人だけに想いを馳せて

一文字一文字を大切にしたためて

小さなドライフラワーで封をします。

 

poefuあてに頂く友人やお客様からのお便り。

私の事を、poefuの事を想い選んで下さる葉書や便箋。

心のこもった四季折々の季節の風雅。

したためられた言の葉の先に咲く花は

私たちに日々の幸せをもたらしてくれます。

 

 

mina perhonen から

「花の手紙」と名のついた

小さなお品物がそろいました。

mina perhonen 「letter of flower」

thank you very badge

each ¥1575

 

mina perhonen 「letter of flower」

brass pin badge

antique gold   ¥7875

 

mina perhonen 「letter of flower」

felt pin badge

each ¥4200

 

小さな小さな花の手紙。

帽子にちょこんと。

襟元にそっと。

窓辺に花を添えるように。

minaから届いた花の便り。

 

 

letter of flower 1

2012.06.21|お品物, 店主のつぶやき

6月初旬、お店の前のオリーブが

小さな花を満開に咲かせてくれました。

道行く人が足をとめてその花を愛でていきます。

花は何も言わないけれど

立ち止まる方々に平等に

ただ優しく静かに

その美しさをもって

言葉以上の何かを語りかけてきます。

 

2012 spring&summer

mina perhonen「森と風の小屋へ」

そのテーマを深く象徴するテキスタイル。

「letter of flower」のご紹介です。

 

縦書きで描かれた無数の花たち。

ストライプの花言葉。

花たちが語りかけるminaからの絵手紙。

 

mina perhonen  「letter of flower」

cotton gather blouse

pink beige 36size  ¥29400

自然の色のように柔らかな

ピンクベージュベースにカーキの色合いと

自然なコットンの柔らかな素材のマッチング。

ドルマンスリーブとウエストのギャザーのすぼまりに

ストライプの花たちが表情豊かに風にゆらめきます。

 

 

mina perhonen 「letter of flower」

cotton square cut&sewn

green/navy 36,38size  ¥11550

 

あの日一瞬にして失われた森とそこに咲く花。

再びかの地がたくさんの花で埋め尽くされる日を願い。

言葉以上に語りかけてくる

大切な大切なmina perhonenのお洋服。

 

雨に詩えば

2012.06.19|店主のつぶやき

poefu初の企画展

「雨に詩えば」

-Pois E 夏の帽子と洋服展-

 

最終日の日曜日は晴天に恵まれました。

Pois Eさんを通して

初めてpoefuを訪れて下さったお客様や

毎週のようにご来店下さる常連様も

丁寧に作られたものたちに

耳を傾けて下さっているようでした。

 

Pois E=平岡ご夫妻という人柄が

隠そうにも隠せないものたち。

そこには大量生産には程遠い

作り手の人柄が投影される温かみを感じます。

 

昨年の3月のpoefuのオープン前から現在に至るまで

たくさんの方々によって助けられてきた

私達の原点を忘れないためにも

Pois Eさんの企画展で

とても幸せな9日間となりました。

 

 

期間中ご来店下さった皆様

御足元の悪い中

蒸し暑い陽射しの中

本当にありがとうございます。

 

これからもずっと変わらずpoefuらしく

 

一編の詩のように語りかけてくるものを

私達のてのひらに乗るくらいに

 

 

梅雨空という雨傘の先には

夏空という夏の帽子があり

四季の移ろいがあるからこそ雨も愛おしく

四季それぞれのオシャレに笑顔がこぼれて

poefuで出逢えた皆様との

大切な日々への感謝は幸せの道しるべ

poefuで手にしたPois Eは

大切な事に気付かせてくれる道しるべ

9年前に私たちが初めてPois Eを

手にしたあの日から続く

赤い糸がつなぐ

poefuと皆様の笑顔とPois Eの物語。

 

その詩の続きはまたいつか。