2014.02.06|店主のつぶやき
どこから来たのだろう
風は言葉で教えてくれなくとも
どこへ行くのだろう
頬を優しくなでて教えてくれる
多くを語る私には
とうてい叶わぬ事だとしても
頬を優しくなでる
風のようにいたいと想う
何度でも何度でも何度でも
その感動域を昨日のことのように語ろう
繰り返すフーガの音色のように声高らかに
目に見えぬものこそ大切だということを
私がここにいてもいいのだと
頬をなでるその風が我を知らせてくれるように