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2022.01.10

STORY BRiGHTER

2022.01.10|Blog

2022年新しい年の幕開けに

心がワクワクしています。

というよりそんな年にしたい

希望に満ち溢れる1年に。

 

kaval FOR poefu

Cotton Linen Smocking Skirt

natural dyed

Free

beige-walnut dyed

charcoal-logwood dyed

¥132,000(tax in)

 

モデル身長154cm

OUTER:TOWAVASE

「Permanent TOWAVASE」

Linen Hand Stitched Quilt Jacket

INNER:Fabrique en FRANCE FOR poefu

1×1 Cotton Rib Turtle L/S T

SHOES:R.U.

「Sue」

Long Vamp Shoes

 

 

デザイナー自らが糸1本を

選ぶ事に始まり織組織や

仕上げまで徹底的に拘る

kavalオリジナルの生地制作。

無地布で明瞭な異彩を放つ

経糸100番双糸コットン

緯糸100番単糸リネンの平織り。

経緯ともに3桁の超細番手糸

とりわけ緯糸の100番リネンは

国内でも数社の機屋でしか

織ることが出来ない超極細糸。

細番手糸は織機にかける際に

経糸だけでも約8000本という

途方も無い糸本数をかけます。

デザイナーがどうしても緯糸に

100番単糸リネンを使用したい

その理由は生地を見れば

一目瞭然の違いがそこにあります。

本来であればマットな面持ちの

細番手糸が持つ自然な光沢感と

柔らかさがコットンリネン特有の

ゴワつきの中に共存することで

唯一無二の存在感を宿します。

透け感は無く通年着用が可能。

ご自宅でのお洗濯も容易で

洗濯強度も兼ね備えています。

 

今回は生地だけでなく

デザイナー自らが手染めした

natural dye(植物染め)の2色で

FOR poefu(別注)をしています。

beige(walnut dyed)

クルミで染めたベージュは

良い意味での染めムラや

濃淡陰影がとても美しく

アンティークのような佇まい。

 

charcoal(logwood dyed)

日本では黒染として使われてきた

ログウッドと呼ばれる植物染料。

媒染法や生地に応じて

濃紺から墨黒の色が混じり合う

複雑で曖昧な植物染めならではの

表情性が生まれるログウッド。

 

デザインそのものは

シンプルなラップスカートですが

ウエスト部全面に施される

圧巻のハンドスモッキング。

約5m!もの布分量を

デザイナーとパタンナー

2人の手で少しずつ施される

スモッキングは1着を仕上げるのに

約20時間以上を要します。

まるで芸術作品を手にしているような

高揚感に包まれる既製服です。

 

内側と外側に付属する

ヘリンボーンテープを留めるだけ。

内側の留め部分をずらして

付け替えてもらえれば大幅に

サイズ変更も可能となります。

また贅沢な布量が重なり合うので

透け感は殆ど気になりません。

 

 

モデル身長154cm

OUTER:TOWAVASE

「BonVoyage」

Linen Onepiece

INNER:humoresque

Silk Wide Gather Blouse

SHOES:Vialis

Hand Woven Leather Pointed Toe Mule

 

 

お洋服屋さんになってから

25年以上が経った今でも

このスカートが届く度

何度も心がワクワクします。

スカートを履けない僕は

ただただ眺め続けるだけですが

時折このスモッキングが

書物の横顔のように見えてきます。

読む前から心がワクワクする物語。

もしタイトルをつけるならきっと

「STORY BRiGHTER」。

2022年

希望に満ち溢れる年の始まりに。

 

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