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2022.06.17

おかえりなさい

2022.06.17|Blog

大好きなおじいちゃんと

突然会えなくなって2年あまり。

 

モンゴルへ旅に出ていたの?

聞きたいことは沢山有るけど

「おかえりなさい」

ずっと待ってたんだよ

おじいちゃん。

 

 

FIR MUM

帰ってきた Ojiichan 3/4 T-Shirt

white / melange grey

38・44・46 size

¥6,050(tax in)

 

 

モンゴルにほど近い

中国ウイグル自治区トルファンで

栽培されるブランド綿

トルファンコットンを使用した

FIR MUMを代表するカットソー。

エジプト綿・スーピマ綿に並ぶ

世界三大高級綿の1つです。

 

(裏返しで撮影しています)

沢山の方に愛されてきた

「おじいちゃん」Tシャツ。

当たり前ですがその理由の半分は

ブランド綿トルファンコットンの

素晴らしい着心地にあります。

そしてもう1つの大きな理由に

特殊な編み立ての方法があります。

高級な布帛服地に良く見られる

アムンゼン(梨地)という織物や編物。

裏面を見ると細かなパイル状のような

特殊な編み立てになっています。

また敢えて度目を詰めずに編む事で

とても柔らな仕上がりに。

干したてのたっぷりと空気を含んだ

タオルのような あの何とも言えない

肌触りは一度着ると病みつきに。

 

「おじいちゃん」が着ている

ヘロヘロしたカットソーに

どこか似ている生地感ですが

なぜか不思議と洗濯強度がある。

優しいけれど良い意味で

まあまあ頑固な「おじいちゃん」

それがpoefuで名付けたあだ名の由来。

 

Uなのか…Vなのか…

どちらとも言えないネックライン。

どことなく「おじいちゃん」が

着ているカットソーを想起する

独特なネックラインは天巾を抑えた

絶妙な開き加減です。

 

突然帰ってきたおじいちゃん(T)。

殆ど変わらない姿でしたが

どうやらどこかで胸ポケットを

無くしてきてしまったようです。

 

FIR MUM(NO CONTROL AIR)の

デザイナー米永至さんは

大学で建築を専攻していた在学中に

アパレルブランドを始めた

異色のファッションデザイナー。

アパレル知識がないままに

独学で自らパターンも手掛ける

そのお洋服には彼らにしか無い

独特な定義があります。

背面ネックライン下に入る

ダーツがその1つです。

肩から首へのなだらかな稜線と

前側に振れる首に沿う

このダーツはブランドタグのような存在。

 

 

おじいちゃんTが愛される

もう更なる理由はシルエット。

スッキリとした見た目の

セットインスリーブシルエット。

その肩線からバスト周りにかけては

大きくサイズを広げたシルエット。

そしてそのまま裾にかけて

緩やかに閉じていきます。

この裾テーパードシルエットにより

丈を自由自在に操れることで

ブラウジングスタイルや

タックインを容易にしてくれます。

 

 

モデル身長154cm 38 size着用

PANTS:FIR MUM

Calender Cotton Cargo Pants

SHOES:beautiful shoes

Barefoot Sandals

 

 

 

 

FIR MUM

帰ってきた Ojiichan Tank Top

tmelange grey / white

38 size

¥5,500(tax in)

 

 

 

タンクトップ?ノースリーブ?

そんな個性的なタンクトップも健在。

 

胸ポケットはやっぱり

どこかに忘れてきたみたい。

ちょっぴり残念だけど

おじいちゃんが帰ってきてのが

何よりも嬉しい事だから

あまり深くは聞かないでおこう。

 

大まかな部分は七分袖と同じですが

シルエットはタンクトップの方が

ややスッキリしています。

背面には脇裏にもダーツが入ります。

 

撚糸と柔らかな編み立てによる

若干の斜行(ねじれ)があります。

 

melange greyは先染めのトップ杢。

編み機の性質上で斜めに

編地の杢調が横断します。

 

モデル身長154cm

OUTER:eleven 2nd

Silk Knit Cardigan

SKIRT:Pois E FOR poefu

「OPERA」Skirt Cotton greige

SHOES:Vialis

Hand Woven Leather Pointed Toe Mule

 

 

…….ところでおじいちゃん

以前より3,000円近く

値下がりしているけど大丈夫?

やっぱりモンゴルで

お値段の交渉でもしてたのかな…

 

まあ深い話はさておき

一段と優しくなった理解でね。

 

「おかえりなさい」おじいちゃん

ずっと待ってたんだよ。

 

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