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2023.05.14

「Everything」

2023.05.14|Blog

ブランド名やロゴが書かれていなくても

その全てから溢れ出るように「GASA*」

まるでそう描かれているように感じる。

どちらかと言えばデザインは控えめなのに

不思議と僕にはそう感じてならない

そんな1着のブラウスと僕との対話です。

 

 

GASA*

「ほのかな光」

Frill & Lace Cuff Blouse

white / charcoal grey / khaki

Free size

¥35,200(tax in)

 

 

プルオーバーのヘンリーネックブラウス。

適度なゆとりあるAラインシルエットに

このブラウスが主役となる晩春から初秋に

心地良い風が通り抜けインナーも重ねやすい

スリーブシルエットと手首を見せた袖丈。

 

 

変形のキーネックヘンリー。

女性らしい前下がりから刻んだVネック。

 

 

小ぶりな黒蝶貝からのラウンドエンド。

首元デザインの流れ1つだけをとっても

しみじみ絵になる1着だなと感じ得ます。

 

 

肩山を落とした絶妙な位置からのギャザーが

自然な膨らみ加減で前身を包み込みます。

 

 

袖口はレース刺繍を施したフリルカフ。

GASA*のレースは図案から書き起こされる

シーズン毎の新作で全てオリジナルのもの。

内側から外側に流れるカットアウェーカフは

Aラインの裾とフリルの波打つ動き三位一体の

自然なまとまりを見せてくれます。

 

 

モデル身長154cm

PANTS:GASA*

「夢の中へ」

Linen Cotton Lace & Frill Hem Pants(sold)

SHOES:Vailis

Hand Woven Leather Pointed Toe Mule

メンズライクな色味の濃ベージュ。

(メーカー色表記はkhaki)

レースやリメイクっぽい施しのパンツで

上下のヘムラインをさりげなくリンクさせて。

 

 

 

モデル身長154cm

PANTS:BUNON

Silk Khadi

Flower Print & Embroidery Pants

SHOES:beautiful shoes

Barefoot Sandals

ブラウスの肌馴染みの良さに加えて

アースカラーとフラワープリントは

自然界で繋がりある相性の良い色と柄。

 

 

 

 

モデル身長154cm

PANTS:ゴーシュ

ライトデニム VERY ワイドパンツ(sold)

SHOES:beautiful shoes

Barefoot Sandals

アンティークの雰囲気漂うオフホワイト。

デニムにサンダル+白シャツという

メンズに欠かせない夏コーデを

主役の1枚が女性らしく変えてくれます。

 

 

 

モデル身長154cm

PANTS:SUSURI

ラクーンパンツ

INNER PANTS:SUSURI

フルッターパンツ

SHOES:beautiful shoes

Barefoot Sandals

夏の主役とSUSURIの名脇役。

間に黒を挟んでコントラストをつけて

それぞれをいかした共演作イメージで。

 

 

 

 

モデル身長154cm

INNER:RhodolirioN FOR poefu

Rib High Neck L/S T

(8月入荷分ご予約受付中)

PANTS:ゴーシュ

カツラギ VERY ワイドパンツ

SHOES:R.U.

「Jo」

Ribbon Lace Long Vamp Shoes

とても印象的な青みのあるグレー。

グレージュのインナーとグレーのパンツ。

無限色グレーのコーディネートで

さらにその色みを印象的な見え方にして。

 

 

 

モデル身長154cm

SKIRT:Pois E FOR poefu

「OPERA」Skirt Cotton navy

SHOES:beautiful shoes

Barefoot Sandals

そのままの着用時では控えめなレースカフ。

タックイン時のボトムス色に対比があるか

馴染ませるかでレース部分の目立ち方が変わります。

 

 

 

 

突然ですが「poefu」という店名は

詩(poem)に布(fu)を掛け合わせた造語。

言葉を持たないはずの洋服たちが

静かに何かを語りかけてくるような気がする。

愛してやまない洋服たちにそっと耳を傾け

語りかけてくる何かを詩のように添えていく

そんなイメージで名付けた店名です。

 

 

ブランド名やロゴが書かれている訳ではない

もちろん言葉が書かれている訳でもない

このブラウスを見て改めて思う事がありました。

 

偶然にも僕が洋服屋になった同じ年から

25年以上に渡りブランドを続けていく事で

全てから溢れ出てしまうようなGASA*らしさ。

その1着ずつに一編の詩のような物語がありつつ

この先も完結しない物語こそが筆舌し難い

「らしさ」というものを描き出し続けている。

僕にはそんな風に感じてならないのです。

 

 

長らく通常営業をお休みしていたpoefu(1階)を

6月から少しずつ営業を再開していきます。

2020年のあの日から3年2ヶ月ぶりで

「はじめまして」のお客様も多いかもしれません。

 

何をもっての「らしさ」かは筆舌し難くとも

poefu(1階)とfuga(2階)の溢れ出る全てから

その「らしさ」を感じていただければ幸いです。

 

 

ONLINESHOPアップ準備中です。

しばらくお待ちください。