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『月刊poefu』創刊号「春にして君を想う」展

2013.12.17|大事なお知らせ, 店主のつぶやき

書籍「幸服の重ね着」poefu店頭販売分に封入されている特典。

「秘密のメモ」

まだ詳細な内容は明かせませんが

タイトルは『月刊 poefu』。

その内容は3周年を記念して「幸服の重ね着」に掲載されている

一編の詩のように語りかけてくる愛してやまないものたちを中心に

12か月間連続で今はもう買えないものたちを復刻したり

あらたにpoefuのわがままを別注という形でリリースする

「幸服の重ね着」出版記念と3周年企画の楽しい内容になります。

 

創刊号は12月 1月合併号。

私たちにとって最も大切なEEL「サクラコート」からのスタートです。

3周年を記念した3種類の別注サクラコート。

現在サンプルを製作中のため着衣画像などの

詳細は随時更新してまいります。

 

『月刊 poefu』 12月 1月合併号

「春にして君を想う~樹齢3年目の物語~」展

12月15日(日)~12月26日(木)

(12月18日(水)のみお休みとなります)

1月6日(月)~1月14日(火)

(1月8日(水)のみお休みとなります)

 

期間中 poefu店頭には3周年を記念した

特別な3種類の「EEL FOR poefu サクラコート」が並びます。

もちろん通常展開の「サクラコート」もご覧いただけます。

(別注のサクラコートはご予約、通常のサクラコートはその場でご購入いただけます)

 

 

 

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生産の都合上により

ご予約状況によって早期に予約を締め切る場合がございます。

今回のご予約に際しまして基本的には受注生産になるため

お品代金を先にお預かりさせていただきます。

ご来店いただけないご遠方にお住いの方にもご予約いただけます。

ご予約後5営業日以内のご入金をお願いしております。

代金引換等の発送は行えませんので予めご了承くださいませ。

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EEL「サクラコート」

XS~L size blue  ¥34440

 

EEL「サクラコート」

XS~Lsize walnut  ¥34440

しなやかな綿素材の馬布(ばふ)。

縫い目を極限まで伏せた仕様の袋縫い。

このコートのふたつの特徴性はシンプルな見た目とは裏腹に

EELにしか作りえなかったものです。

「桜」という名を冠にした春を想うコートです。

今春のベースラインはblueとwalnutの2色展開となります。

 

EEL FOR poefu

「サクラコート 八重に咲く」

XS~Lsize  8bloom ¥40740

FOR poefuの3つの別注タイプは全て白の貝釦が付属します。

表裏に贅沢にもフレンチリネンを使用したサクラコート。

リネンの質感が通常のサクラコートに使用されるコットンの馬布とは違い

ムラのある深淵な青い表情を見せます。

裏には真っ白なリネン。

リネンがコットンよりも着る時期が遅れるということで

八重桜になぞらえて

また私たちが愛してやまないサクラコートを想う気持ちを

末広がりに千代に八千代に愛し続けたいという想いで

「八重に咲く」と名付けました。

 

FOR poefuの3つの別注タイプは全て白の貝釦が付属します。

まだ肌寒い春の日には

秋冬の名残りを組み合わせて。

mina perhonenの「snow candle」のカットソーワンピースに

n100の白いカシミアストールとポプリンアーミーパンツ。

白をさし色に、色調を全体にまとめて

雪解けの春をイメージしてみました。

シューズにはpoefuに欠かすことのできないOFFICINE CREATIVE.。

 

「八重に咲く」は袋縫いの特徴が際立ち

裏地の白が丸みを帯びた裾からより一層 見え隠れします。

 

一重のコートから見える白の裏地はこのコートの名わき役です。

 

 

EEL FOR poefu

「サクラコート 狂い咲き」

XS~Lsize  crazy bloom  ¥38640

poefuで最も愛されるサクラコートのblue。

天邪鬼なpoefuらしく裏地にはられた全面の白を

右袖裏、左袖裏、右前身裏、左前身裏、背裏の

5面にわたり全て違うストライプの裏地を配しました。

愛すれば愛するほどに。

手が届きそうで届かない。

春の刹那に美しく散りゆく儚き桜が狂い咲くさまのように

「狂い咲き」と名付けました。

 

左右は同柄の色違いが交差します。

背裏には単独の生地を使用し5色、3種類のストライプが配されています。

表地のブルーを邪魔しないように全てのストライプにブルーを使用しました。

袖とポケット裏にはロンドンストライプ。

身頃と背裏にはオルタネートストライプ。

 

左前身と左袖裏

 

右前身と右袖裏

 

mina perhonenの「even」白のシャツにJamieson’sのロングニットベスト。

こちらも色調を合わせていますが

「狂い咲き」の裏地のストライプの特徴をいかし

ボーダーとストライプで柄と柄のパターンミックス。

 

優しい風が吹くたびに春を運んでくる。

このコートが風にはためくたびに

その裏地が見えるほどに春の訪れを感じます。

咲き乱れる桜、狂い咲く桜。

 

 

EEL FOR poefu

「サクラコート 善福寺桜」

XS~Lsize  empire yellow  ¥36540

初めて「サクラコート」を着て出かけた花見は京都の鴨川でした。

その頃、私たちはまだ京都にいました。

poefuの誕生とともに私たちのお花見の場所は

鴨川から西荻窪の善福寺公園になりました。

善福寺公園での満開の桜の木の下

来春、個人的に着てみたいサクラコートの色を

この半年間ずっと考えていました。

ずっと頭から離れなかったのは黄色いサクラコート。

ナポレオンが愛した黄色の色調を再現してみました。

 

オープンした日からpoefuはずっとサクラコートとともにありました。

きっと春が来るたびに善福寺公園の桜は

ずっとこの先も私に大切な事を教えてくれます。

EELが生まれた高円寺にもある善福寺公園から

つながるその先にあった西荻窪の善福寺公園。

それは偶然ではなく必然であったような気がします。

これから先も私たち(poefu)は

ずっとそのふたつの大切な桜の元にあります。

刹那を重ね続けた その先にある永遠を信じて。

幸服を重ね続けた その永遠を信じて。

「善福寺桜」私のわがままから生まれた名前です。

光と影とともに目に見えている以上の色を映し出す「善福寺桜」。

手間を惜しまず1着ずつを染めあげて生まれた「善福寺桜」の生地は

同じ馬布のはずなのに 更に目が詰まり独特なものになりました。

EELの高橋さんと渋谷さんがサンプルの上りを見て絶賛をしてくれた

言葉では語りつくせない光と影を映し出す色の表情。

 

二人に出遭ってからのこと サクラコートに出逢ってからのこと

たくさんの言葉では語りつくせぬ、たくさんの出来事が

その色の表情とともに景色という色を帯びて想い出させてくれます。

 

自然と笑顔になる。

それは春のせいなのか。

「善福寺桜」の色のせいなのか。

春待ちの弥生月(3月)は柔らかな色を組み合わせて。

studio donegalの大判のスローを肩からかけて。

かならず訪れるその春ごとに。

愛してやまないこのコートを着て。

春にして君を想う。

 

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企画展中はメンズサイズのサンプルも並びます。

カップルやご夫婦で違うお色のご予約も素敵ですね。

本格的な冬の寒さと年末お忙しい中かと存じますが

たくさんの方のご来店をお待ちしております。

ひとあし早い春の訪れを満開の桜の木の下を想像しながら

樹齢三年目のpoefuの物語の始まりを

月刊 poefu創刊号をお楽しみ頂けると幸いです。