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実にゴーシュらしい「まるで布帛のように」

2019.01.12|Blog

実にゴーシュらしい。

 

ゴーシュのデザイナー泉さん夫妻は

お二人ともに超一流ブランドのパタンナー出身。

彼らにかかればニットもこんな風になってしまう。

とてもシンプルな見た目にはゴーシュにしか作り得ない

「実にゴーシュらしい」ニットワンピースのご紹介です。

 

 

ゴーシュ

Baby Alpaca Off Turtle Knit Onepiece

grey / light grey / black

2 ( one ) size

¥53,000+tax

 

 

ベビーアルパカ100%を使用したニット。

ペルーを中心に高地に住むアルパカは柔らかな毛質でとても温かい。

個体の小さな赤ちゃんの毛だけを使用しているため

膨大な毛糸量が必要ですが高品質で美しい毛質が特徴です。

4年前までリリースされていたベビーアルパカよりも

格段にクオリティが高くなっていることに気付きます。

よほど敏感肌でなければチクチクすることは無い毛質です。

以前のものはペルーで紡績したラフさのある毛糸を使用しており

今回のものは日本国内で紡績した毛糸を使用しているので

毛質が滑らかになっているためです。

お洗濯を繰り返していく事で更に肌なじみが良くなっていきます。

 

 

grey

ニットらしい霜降りの風合いがとても良いトップグレー。

オールマイティな着こなしにとても使い勝手の良い一色です。

 

身体のラインを拾わないコクーンシルエット。

大きく肩を落としたドロップショルダーに

肘下からはスッキリとさせたスリーブシルエット。

長めのリブ袖がシルエットとのバランスを

ニットの特性を活かしながら布帛のように仕立てています。

 

愛らしい小さな胸ポケットはブランドを象徴するアイコン。

全体の分量感を際だたせるようなアンバランスさ加減は

実にゴーシュらしい緻密な計算式によって絶妙に佇みます。

 

プルオーバーニットにはとても珍しいハンドウォームポケット。

ワンピースやチュニックとしての着用時には嬉しいポケットです。

非実用性な胸ポケットとの対称が互いの存在を高め合います。

 

OUTER:minä perhonen「tambourine」Down Vest(this color sold)

DENIM:minä perhonen「always」Denim

SHOES:DANSKO Professional Patent black

 

 

light grey

カットソーやトレーナーのような感覚で普段着に。

合わせるアイテムに応じてはキレイめな装いに。

濃色のアウターを明るくしてくれるライトグレー。

 

印象的なオフタートルネックライン。

あえて長めにデザインされたネックラインは

様々な表情に変化を持たせることが可能です。

着た際に現れる偶然を活かしたそのままのラフな印象で。

 

ひと折でキッチリとしたタートルネックの表情で。

 

三つ折りと柔らかな前下りのドレープで。

 

身体にピッタリと沿うニット本来のあるべき姿ではなく

時に寄り添い時に離れる布帛のような美しいドレープ。

ニットとしてワンピースとしての両面の良さを併せ持ちます。

着丈は約98cmの汎用性ある長さになります。

着用時には落ち感があり実寸より長めの印象になります。

 

OUTER:nitca FOR poefu Wool Cashmere Beaver Cloth Cocoon Coat

(this color sold)

PANTS:ゴーシュ カツラギパンツ ナローストレート

SHOES:OFFICINE CREATIVE FOR poefu Lace up Boots

濃色のアウターにはもちろんですがニットの温かみある風合いは

秋冬らしからぬ寒色の色合わせもおすすめです。

ブルーのコートはnitcaバージョンはまだご用意がございます。

 

 

black

ニットの野暮ったさを感じないソリッドなブラックは

ドレープと陰影がブラックならではの表情を見せてくれます。

モード感のある雰囲気がゴーシュのもうひとつの顔をのぞかせます。

 

OUTER:BLUE BLUE JAPAN Embroidery Indigo Dyed PRIMALOFT Coat

DENIM:minä perhonen「always」Denim

SHOES:DANSKO Professional Patent black

インディゴ染めの印象的なコートのインナーでシンプルに。

何気なくさりげなく当たり前のように

手持ちのワードローブにきっと馴染んでくれると思います。

 

 

「実にゴーシュらしい」

それはニットなのに型紙を用意しているところです。

ニットは糸のゲージや色や編み立ての仕方を書いて

絵型をもとに指示書だけで専業の工場さんへ依頼する場合が多く

布帛のように型紙を用意するということの方が少ないのです。

パタンナー出身のデザイナー泉夫妻は型紙を用意し

デザイナーが思い描いた形のニットを寸分違わず作り出しているのです。

まるでテーラードジャケットを仕立てるかのように

細部に至るまでが計算しつくされたパターンデザインになっています。

 

 

「実にゴーシュらしい」

一見シンプルすぎるくらいなお洋服ばかりのゴーシュ。

あまり多くを語られることのないブランドなのに

たくさんのファンが多い理由とは。

元パタンナーにしか作り得ないニットは

その「実にゴーシュらしい」を静かに雄弁に語りかけてきます。

 

ONLINE SHOPでもご紹介をしております。

是非ご利用下さい。