2014.03.03|Blog
2011.04.01|Blog
2月25日の出来事。
最後の内装工事に玄関の床に穴が開いていたため、お客様の安全を最優先して床板を張ることにしました。
終わったはずの無相創の米原さんのお仕事をもうひとつ増やしてしまった。
床板は大好きなカナダ産のシルバーバーンでお願いをすることに。
施行前日、米原さんがお電話を下さり
「この最後の内装工事はオープン記念のプレゼントでやらせてください。」
と言ってくださった。
「。。。。。。。ありがとうございます。」
そんな簡単な言葉では足りないとは解っていながら、心は感謝でいっぱいだった。
。。。。。。。
無相創さんには11月のある日、初めて内装のお願いのお電話をした。
実は米原さんと話すのはその電話が初めてだった。
その翌週、何も無いただの白い部屋だったこの場所で初めて会った日、ムーハンさんにランチに誘っていただいて、ご家族も紹介してくださり、大切なお休みにも関わらず4時間も私の想いを聞いてくださった。内装の工事をお願いするかはまだ決まってもいなかったのに。
AWAYだった西荻窪という町を一気にHOMEにしてくださった。そして2月からはほぼ毎日のようにお店に顔を出してくださり、たくさんの相談事の長電話にいつも耳を傾けて下さった。
初めてお会いした11月からずっと。もう充分に頂いていたのに。。
プレゼントだなんて。。。。
私にはどんな恩返しが出来るのだろう。
無相創に。米原さんに。
私には何が出来るのだろう。
この街で。この場所で。
電話を切った後、しばらく呆然としながらそんな事を考えていた。
玄関の床板には大好きな緑青のついた真鍮で枠組みを。
そして看板のないpoefuにさりげなく活版の部品で
床板の隙間に p o e f u の文字を入れて下さった。
西荻窪の地にp o e f u と刻んでくださるように。。。
2011.03.29|Blog
いよいよセルフリノベーションが始まった。
無相創の米原さんは「半分は自分でやったほうがいい。お店への愛着が絶対に湧くから。」と言って下さった。
とは言え、何もかもが初めての経験で何から手を付けてよいのやらだが。
什器がほとんど搬入されて足の踏み場もないため、床の塗装は後回しにして先ずは壁面の塗装から始めることにした。
薮内塗料の岩田さんの指導していただいたおかげとベンジャミンムーアの塗料の素晴らしさも手伝って、素人ながらになかなか上々の塗りあがりになっていく。
米原さんの言葉の意味をかみしめながら。。。
たくさんのお客さまの顔を思い浮かべながら。。。
2011.03.10|Blog
3月5日より弊店ホームページのSHOP INFOより
メールでのお問い合わせが開通予定でしたが、
サーバーの不具合により送受信が困難な状態になっております。
つきましては、メールでのお問い合わせへの返信に
少しお時間がかかってしまう可能性があります。
謹んでお詫び申し上げます。
早急に改善に向けて調整をしておりますので
今しばらくお待ちくださいませ。
なおお急ぎの方はお電話でのお問い合わせを
いただけると幸いです。
poefu
2011.03.10|Blog
京都に帰る直前、内装を引き受けてくださっている
無相創の米原さんとの最終打ち合わせのため
企画展中の無相創の姉妹店ENSYUさんのある代沢へ。
伺った理由は米原さんが大阪にある
カフェ星霜(せいそう)さんのために製作をされた
この照明を見に行くためでもありました。
この強さと儚さが同居した照明は米原さんそのものでした。
漏斗の硝子の華奢な美しさは力強い流木を伝って流れていく星のようで。。。
どちらもが永い時間をかけてほんの一瞬ここで出逢ったかのようです。
縁周。縁集。
poefuにもこの照明からインスパイアされたものを
フィッティング用に製作依頼をしてきました。
そしてこのカウンターです。
100年以上前のベルギーの大変珍しい無垢木の扉が取付けられた
鉄枠のカウンターは子供のころの基地の様な、コクピットのようで。。。
とてもワクワクする印象的なものでした。
poefu第一の扉を即決でこのENSYUのスタイルにして頂くことになりました。
引っ越しのために京都に戻っている間に無相創さん担当の内装部分が完成予定です。
遠足の前日のようにワクワクで眠れない10日間になりそうです。
2011.02.26|Blog
紙袋についで必要になるのが伝票。
大切なお客様の品物を注文したり、修理に出したり、お取り置きいただいたりと。
今日は大阪の F 社へ。
町の小さな工場と思って尋ねると、とても大きな会社でビックリ。
もしかして場違いかも。。
と不安ながらも商談はスタート。
実際にクライアントさんは大きな企業が多いといいながらも
社長の F さんはとても丁寧に伝票について教えてくださる。
紙の厚みや使用できる色。印字色、綴じ方の違い。ミシン目やサイズ企画の割り振り。etc・・・。
前職場では何気なく使っていた伝票でしたが、奥が深い。。
質問攻めでしたが、めげずに答えてくださる F 社長のおかげで本当にいいものが出来そうな予感。。
紙モノがますます好きになりました。
社長さんありがとうございます。
三枚複写の伝票は、三色色違いのグレーのグラデーションになる予定。
印字色は青ではなく黒。
紙の厚みも三枚とも変えて、とても使いやすいものになりそうです。
デザインは後日、poefu のデザイナー K氏 と打ち合わせて入稿。
F 社長も「出来上がりが楽しみです」と言ってくださいました。
もちろん私も楽しみです。
。。。。先日の天井解体から数日後。。。
前回の宿題の提出日。
内装を一部お願いしているYさんに相談の結果、この軽天と呼ばれるすのこ状のものを一部残してみることに。
現在では建築技術の向上もあり、このような密な軽天は昭和40年代以降の建築物からはあまり存在しないとのことなのでますます残そうとの話に。。
ただ全てを残すと圧迫感があるのでは?
どこの部分を?
どう残す?。。。
などなど、什器の配列や内装の完成構想を話し合った末に店内の右奥隅を残すことにした。
poefuの大好きなシューズのストック置き場や上から色々なモノを吊り下げる予定です。
それ以外にも色々と使えそう。想像が膨らみます。
解体は前回から合同会社 結(ゆい)の豊住さんがやってくださっています。
パワーと繊細さ、そしてスピードを兼ね備えた頼もしい方です。