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2014.04.09

OVER THE RAINBOW

2014.04.09|お品物

 

CHRISTIAN PEAU

3WAY TOTE BAG

9colour ¥25920

『幸服の重ね着』にも掲載しております

CHRISTIAN PEAUのレザー鞄が入荷しました。

国内では稀有な製品染によるレザー鞄。

 

デザイナー小池氏が世界を放浪した際に見た風景の

刹那を切り取ったかのような切ない色の鞄たち。

現在poefuオープン以来最多となる9色を揃えました。

詳しくは『幸服の重ね着』

p.121‐美しき旅の便り‐をご参照ください。

 

RED

小池氏が世界を放浪する旅に出たのは20歳を過ぎた頃。

洋服業界の恩師ゲン垂水氏が語った

マラケシュの赤い世界を訪れたという。

ちょうど一年前の春

突然poefuに足を運んでくれた小池氏が

この真紅の赤についてアトリエで熱く語ってくれました。

パリの展示会は真っ赤に染まったレザー1色だけのコレクション。

その圧巻の赤い世界を前にレクレルールを始め

世界中のバイヤーからは称賛の声であふれたと。

見るものを圧倒するRED。

何度写真を撮りなおしても実物の美しさを

カメラでは追い切れないことに溜息すら出てしまう。

 

APRICOT

今春からの新色アプリコットは

熟れた果実の色の深き色であるとともに

私には小池氏の心象に20年来 深く刻まれた

マラケッシュの赤の世界に見えてならない。

(L)APRICOT(R)RED

 

BEIGE

あえてベージュに染められたレザー。

一見 するとキャンバス布に見まごう色は

持ち手との対話を繰り替えし

全く異なる色へとそれぞれに変化する。

放浪の末にたどり着いたチュニジアで

レザーの本質に魅せられた小池氏ならではの色。

 

SPONGE(FOR poefu)

ベージュの裡に隠されたグリーンやイエロー。

そのレザーと製品染めにしか生まれえない色。

言葉にならない美しき色を眼前にし

私たちは「ただ美しい」と称賛するしかないのかもしれない。

(L)SPONGE(R)BEIGE

 

VIOLET

すみれの花の名をいただくバイオレット。

誰がために咲くわけではない花たちは世界中に咲いている。

旅先で感じる郷愁にはそんな当たり前のことが

心により深く染み入るのだと思う。

花のように潔くそして儚い

心に染み入る色、バイオレット。

 

D.MOSS

深き苔の色。

日本人として感じ得ることなのか

踏みしめる大地の力強さへの実感なのだろうか。

深いグリーンの中には優しさも見え隠れする。

 

CINNAMON

クリスチャンポーの創世期より象徴的な色として存在するシナモン。

グレージュの穏やかな色合いがレザーの質感と相まって

より美しさを増幅させているかのよう。

 

D.GREY

poefuテーマカラーのひとつグレー。

旅の空。

青を忘れ 時折 空は

こんなグレーの刹那の色を見せる。

その色をのせて大切な人へとあてた

書きなれない一葉の絵葉書のような色。

 

NAVY (FOR poefu)

poefuもうひとつのテーマカラー「青」

万物の中に最も稀少なその色を別注色で。

幾層にも続く深淵な青の重なり合いが表現するネイビー。

7つの海を旅してきた小池氏とCHRISTIAN PEAU。

ファッションという大きな流れの中にあって

常に唯一無二の存在を問い続けるアンチテーゼとしての色。

CHRISTIAN PEAU=聖なる肌

その神から与えられし皮革への尊厳と

神が創りし世界に抗う色として。

交錯するパラドックスは

10年以上前に初めてこのブランドを手にした日のように

眩暈するほどに美しい。

 

レザーの鞄とは思えない程軽く

シンプルで機能的なデザインとリーズナブルさ。

poefuで最も愛されてきた「あの鞄」たちは

今はfūgaで展開をしています。

きっとデザイナー小池氏が今日も見上げているはずの

空により近い場所で。

9色の虹をご用意して皆様をお待ちしております。

 

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通信販売をご希望のお客様へ

製品染による製品の個体差がございます。

レザーの質感違いや色ムラ、小さな傷などが見られます。

サイズ縦40cm 横40cm 幅15cm ストラップ78cmは

±3cmほどはございますので予めご了承ください。

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