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ニットをこう(考)してそう(SEW)しますか!

2018.12.11|Blog

昨年末で突然解散してしまったn100。

poefuで扱うニットの大半を担ってきたn100のニットに代わるもの。。。

今秋冬のニットセレクトは想像以上に難航を極めます。

そんな中とても可愛くて興味深いニットと出逢いました。

なるほど!

ニットをこう(考)してそう(SEW)しますか!

 

 

minä perhonen

「sand hill」

Camel Pull Over Knit Sew

navy / gray

36 / 38 size

¥28,000+tax

(モデル身長153cm 36 size着用)

 

柔らかなキャメルヘアーの素材感をいかした

ドレープとゆとりのあるシルエットのオフタートルニット。

 

タートル部分はそのままだと一定の形を留めずに

ひと折するとオフハイネックのような雰囲気に。

 

ドロップショルダーにボリュームある曲線のスリーブシルエット。

長めリブですぼめた袖口が強弱のあるとても良いバランス。

 

OUTER:ゴーシュ Baby Alpaca Knit Gown

SKIRT:minä perhonen「vista」Silk Gather Skirt

SHOES:R.U.「Jo」One Lace 2way Lace Long Vamp Shoes

分量感に反して重ね着しやすい柔らかなニット素材。

シルクのスカートでニットの野暮ったさを和らげて。

 

温かくて柔らかな毛質のベビーキャメルヘアー。

獣毛繊維の中ではカシミアと同じくらいの極細繊維のため

驚くほどの軽さも魅力のひとつと言えます。

よほど敏感肌の方でなければチクチクすることは無い素材感です。

 

上下の編地をじーっと凝視してみてください。

上が表側の見えている部分で下が内側の肌に触れる部分です。

実はこのニット本来表となる編み立て部分を内側に

本来内側になる部分を表にして仕立てています。

着心地を考えて肌触りが良い方の表側を内側にしたそうです。

 

そしてこのニットは通常ニットで行うリンキングという縫製では無く

カットソーのように内側でロック縫製をしています。

日本国内でニットを作ることが困難な一番の理由として

リンキングが出来ないということが大きな原因としてあります。

このカットソーのような縫製のニットはニットソーと呼ばれています。

この縫製をすることで国内で作ることや価格を抑えることが出来ます。

ニット生地をソー(Sew=縫う)するわけです。

 

カーブする袖もカットソー縫製ならお手の物です。

カットソー縫製のみならず内袖には布帛のようなダーツを入れています。

 

ネック下にはさりげなくちょうちょが羽根を休めています。

 

OUTER:Honnete FOR 姉妹伴 Italian Melton Shawl Collor Coat

PANTS:ゴーシュ カツラギワイドパンツ

SHOES:DANSKO Professional Patent black

メンズライクなパンツで一枚でも可愛い佇まいのニット。

毎シーズンなかなかご紹介出来ないHonneteの名作コートと。

可愛くて 着心地が良くて 温かくてなタートルは

寒い日のコーディネートには欠かせない存在になりそうです。

 

 

minä perhonen

「sand hill」

Camel Knit Sew Onepiece

navy / gray

36 / 38 size

¥38,000+tax

(モデル身長153cm navy 36 gray 38 size着用)

 

身体の線を拾わないコクーンシルエットのニットワンピース。

着慣れたはずのワンピースもニットになるととても新鮮です。

着丈も長めでポケットも付属する一枚でも着やすいデザインです。

 

OUTER:humoresque Silk Polyester Coat Onepiece

SHOES:R.U.「Camille」One Lace Gillie Shoes

全身をダイレクトに温めてくれるニットワンピース。

風を通しにくいものなら少し薄手くらいのコートでも。

マットなニットの素材感にシルクのグリット感。

秋冬ならではの異素材ミックスを寒色の色合わせで面白く。

 

OUTER:nitca FOR poefu Wool Cashmere Beaver Cloth Cocoon Coat

DENIM:minä perhonen「always」Denim

SHOES:Vialis FOR poefu Pointed Toe T-strap Shoes

もちろん真冬はいつものお洋服に。

重くなりがちな冬コーデに白のタイツと再入荷してきたばかりの

FOR poefuビアリスTストラップシューズで軽さを加えて。

 

 

年々厳しくなる日本国内でのお洋服作り。

その中で最も厳しいと言われている国内でのニット生産。

色々な窮地の局面もこう(考)してそう(SEW)すれば

まだまだ明るい未来があるのかもしれないと想うのです。

 

 

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