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店主のつぶやき

3種の神器「ガウン」編 その3

2014.11.04|お品物, 店主のつぶやき

poefu 3種の神器「ガウン」編

3つ目のお品物です。

雑誌『クシュフル』でもご紹介して

お問い合わせだけでなく

通信販売を多数頂きましてありがとうございます。

ちょうど着て頂きやすい時季も重なり

現在店頭でも一番ご好評いただいてる

poefu 別注の圧縮ニットガウンのご紹介です。

 

UNIVERSAL TISSU FOR poefu

plating knit gown

white grey /  grey gradation

one size

¥21,384

(モデル身長153cm)

 

white grey

表裏に同素材別色の糸を混在させ

その名の通りプレートするように圧縮をかけたニット素材。

着られた方が驚きを隠せない程の軽さと

ニットの網目を圧縮することで伸びにくく

布帛のような仕上がりになります。

また毛羽をつぶすことで半袖のものなどに着ても

チクチクとしない肌触りも魅力です。

 

minä のデニム「always」に。

まだまだ本格的な冬コートには早い

秋らしいウールのロング丈ガウンです。

 

着丈は前下がりになっています。

 

印象的なカシュクールの釦をとめて。

カーディガンよりもコート風な出で立ち。

 

 

このガウンの人気の秘密にポケットの存在があります。

コットンスレーキ生地が少しはみ出して良いデザインのアクセントになっています。

 

white grey

表にはホワイトの糸、裏にはグレーの糸を使用することで

表裏の相互干渉によるうっすらとグレーがかった色となります。

こちらには白の貝釦が付属しております。

 

no control air 「あのワンピース」に。

今秋店頭でおすすめしている淡色グラデーション。

n100のカシミアストールも秋の深まりと共に

手放せなくなってくる季節ですね。

 

 

 

grey gradation

ORDINARY FITSのタプントシャツに

Needlesのヒザデルパンツ。

いずれもゆったりとしたインナーにボトムス。

このガウンはインナーに着るシルエットやボトムスボリュームを問わず

重ね着やコーディネートのしやすさが大きな魅力と言えます。

 

圧縮のプレーティング素材は

ニットと布帛の中間のような布の動きをします。

ニット本来とはひと味違い面白くドレープします。

 

grey gradationの プレート色は表にミディアムグレー

裏面にライトグレーのグレーグラデーションとなります。

 

こちらの色には黒の貝釦が付属します。

 

ポケット部はwhite grey と同じ白のコットン生地が

可愛く少しだけ顔をのぞかせます。

 

どちらのお色にも真鍮ピンが付属し

ボタン留め以外にもアレンジが出来るようになっています。

 

Pois E FOR poefu「OPERA」スカートグレージュに。

さらにF.Fのタートルもグレーを選んで。

無限色のグレーの可能性を膨らませて。

どれもがカジュアルなお洋服なのに

そこはかとなく上品な佇まい。

大好きな組み合わせです。

 

minä「frost garden」のダウンベストを。

丈の長さを意識的に重ね着に有効利用します。

 

そしてリバース。

ダウンベストをインナーにしてオーバーガウン。

インナーを問わないことが証明されます。

 

縦横無尽な活躍をみせる

良い事尽しのプレーティングニットガウン。

使い勝手だけでなく着心地や軽さ

ニットのデメリットさえもあまり無い。

FOR poefu(poefuのために)ではなく

皆様にとっての3種の神器となりますように。。。

秋のワードローブに加えて下さい。

 

 

 

 

月刊『poefu』 9月号

2014.11.02|お品物, 大事なお知らせ, 店主のつぶやき

大変お待たせをしておりました

月刊『poefu』9月号が11月になってしまいました。

FOR poefu 「OPERA」ウールリネンスカートのご紹介です。

たくさんの方に愛されてきたPois E 「OPERA」スカート。

「見渡す限りの美しさ」初めての秋冬素材になります。

 

Pois E For poefu

「見渡す限りの美しさ」

「OPERA」 A line circular skirt

grey / navy

one size

¥23,760

 

素材には ウール58%リネン42% 混率の

ウールリネンカルゼを使用しています。

凹凸ある綾織の凹部分の白糸がカルゼらしい豊かな表情性。

リネン節糸の素材感とウール混紡により独特の霜降り感を生みます。

展示会で展開されていたお帽子の生地に魅了され

作家平岡あゆみさんに無理を承知でお願いしたものです。

 

wool linen grey

たくさんの方々に愛されてきた「OPERA」を

秋冬らしいウールなど素材感のあるもので出来たら。。。

そんな事を考えていた際に目の前に現れたウールリネン。

ウールの表情を損なわずにウール100%のものよりも

真夏以外の季節に長くご着用頂けるウールリネン。

願ってもみない素材感にpoefuを象徴するグレー。

カジュアルと上品さを併せ持つとても良い仕上がりです。

 

n100 ソフトファインカシミアボートネックボーダーTとDANSKOで。

日常着を上品に女性らしく。

 

秋はころころと気温が変化するので

寒がりの方にはもう一枚カシミアを。

いつものファインカシミアガウンを上に。

「OPERA」が愛される理由。

ヘムラインの分量感の美しさに対して

対極に腰周りの秀逸なスッキリ感がロング丈の羽織物も

事も無げに上品な佇まいのまま受け入れてくれます。

 

同じニットのブラックでモノトーンに。

メランジグレーのスカートが生む表情のあるモノトーンコーディネート。

濃色のトップスがちょうど良いくらいに映える色です。

 

11月に入り店頭には冬の準備も始まりました。

アウターがたくさん揃っています。

Honnete ベルベットの羽織物は

ウールリネンスカートの素材感ととても良く似合います。

 

「OPERA」らしくクラシカルに。

INVERALLANのマシンメイドライン

ノルディックカーディガンの新色チャコールグレーを。

ボーダー、ノルディック柄のパターンミックスが

モノトーンに素朴さと新鮮さの両面を感じます。

 

 

wool linen navy

色違いのネイビーはデニムのような印象。

いつもの「OPERA」がまた違った顔を見せてくれます。

 

糸衣のアラシャンカシミアボートネックTシャツにパンプスで。

ツヤ感のあるニットにBurnish ヒールパンプス。

デニムのような印象のネイビーをシンプルに大人っぽく。

 

その上に今年色違いで購入したおすすめのコートを。

no control air らしいチェスターコート。

今秋冬一番のロング丈のコートですが「OPERA」にも好相性です。

 

 

月刊『poefu』2月号でご好評いただいた

コットン素材のgreige ( グレージュ ) も再入荷しております。

cotton greige

淡色の中にどこか切なさをまとい

それでいて凛とした表情を時折見せる

美しい矛盾を重ね合わせる別注グレージュ。

 

Pois E For poefu

「見渡す限りの美しさ」

「OPERA」A line circular skirt

cotton greige

one size

¥16,200

 

間もなくご紹介予定の3種の神器「ガウン」

FOR poefu UNIVERSAL TISSU のプレーティングニットガウンに。

一番poefuらしい淡色グラデーションで上品に。

 

 

minä perhonen の嫉妬するほど美しい

「frost garden」のダウンベストに。

 

Honnete ベルベットシリーズのガウンタイプで。

FOR poefu の別注色ピューターグレー。

こちらも今秋冬購入したおすすめのものです。

 

poefu で最も愛されてきたもの。

それは3年半の月日の重なりの中で

今は愛され過ぎるくらいになった。

それでもいい。

これからも私がそれを上回るくらいに愛していけば。

 

 

 

幸服の重ね着

2014.10.21|大事なお知らせ, 店主のつぶやき

なんて幸せな一日だったのだろう。。。

夢のような一日にいまだ興奮が冷めやらない。

 

いつもはスッキリとした「fūga」店内に

「poefu」のようなディスプレイを施してみた。

 

オープン間もなく混み合う店内。

玉井さんとはまちゃんが駆けつけてくれた。

玉井さんの言葉に見入るお客様

「帆という名のパンツ」を手に手に

皆が幸せそうな笑顔であふれている。

Kさん、先生、はまちゃん、玉井さん。

 

すさんのもとに旅立つパンツは幸せ者だ。

 

何だろうこの感覚。

そしてサプライズ。

NHK「美の壺」ディレクター Jさん。

 

そして今一番会いたかった人に出遭えた。

ス○ラン○シャスの山井夫妻。

玉井さんが引き寄せる運命。

23本の「帆という名のパンツ」は

愛される人のもとに本日21本旅立ちました。

星ケ丘の草原をミシンは駆け抜け

西荻窪にたどり着き新たな船出をした。

泣きそうだった。

でも笑顔がそれを凌駕した。

また会いたい。

再びたくさんの笑顔と。

SO SEAという私の人生を大きく揺るがせた

その幸服を重ねる衣に。

 

玉井さん、はまちゃん本当にありがとう。

 

3種の神器「ガウン」編

2014.10.20|お品物, 店主のつぶやき

前回ご紹介後にご好評を頂いています

poefu 3種の神器「ストール」編に引き続き

今回はこれからの季節に重宝しそうな

poefu 3種の神器「ニットガウン」のご紹介となります。

 

本日はもちろんこちらのご紹介です。

n100

Fine Cashmere Gown

med.grey / charcoal / mushroom / dk.navy / black

34 (one size)

¥48,600

( モデル身長153cm )

 

春や秋に羽織るだけでも上品に

ちょうどお尻が隠れる丈は軽いコート感覚で。

冬にはコートのライナー代わりに温かさを足し算できる。

n100のカシミアの着心地や温かさは言うまでもなく

着用期間の長さやコーディネートのしやすさ

年齢や着る人を選ばないシルエットなど

様々な理由で最も poefu で愛されてきたn100 ガウン。

 

今秋冬は5色展開です。

medium  grey

コーデネートが一番しやすいミディアムグレー。

淡色も濃色も問わない中間色の万能性と

時にデニムにスウェットパーカ感覚でラフにカッコ良く。

時にモノトーンでキリッと大人っぽく。

 

charcoal

ミディアムグレー同様に万能でありながら

より上着っぽさを感じるチャコールグレー。

 

モノトーンに柔らかな雰囲気を加えてくれそうな

優しく温かみのあるマッシュルーム。

 

dark.navy

時にボーダーで可愛く。

時にさし色で華やかに。

時にモノトーンでシックに。

便利なアウターのようにどんな色も受け止めるダークネイビー。

 

black

意外にもあまりリリースされていなかったblack。

見慣れている方ほど新鮮に映るかもしれません。

個人的に黒が気になる今秋冬。

店頭で色々お話できればと思います。

 

「今年こそは。。。」と

憧れのガウンに袖を通されて満足そうな

お客様の笑顔を目にするたびに

愛されることの大切さをいつも教えて頂きます。

「愛着」

愛して着ること。愛されて着ること。

着るごとに愛が増していく。

なんとも幸せなニットガウンです。

 

 

 

 

 

月刊『poefu』10月号予告

2014.10.18|大事なお知らせ, 店主のつぶやき

月刊『poefu』10月号発売が間近となりました。

SO SEA 「帆という名のパンツ」

10月21日(火)13時から「fūga」で販売となります。

 

SO SEAの玉井さんからお写真が届きました。

ひとつひとつに玉井さんの愛が溢れています。

はまちゃん似合ってます!!

(先日はpoefuへのご来店ありがとうございます。)

 

ご存知の方も多いかもしれませんが

枚方星ケ丘「SEWING TABLE COFFE」は

現在とても大変な状況にあります。

色々と 大変で多忙な中

「帆という名のパンツ」を草の海を駆けるように

玉井さんのミシンが草原を駆け抜けてくれています。

20本ほどの僅かな入荷数になりそうです。

今回のお品物は店頭販売のみとなりますこを

どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

10月21日(火)は玉井さんも在店くださいます。

ひとつひとつの「帆という名のパンツ」に添えられた

美しい玉井さんの言葉とお人柄に是非触れて頂きたいと思います。

私も泣かないように気をつけます。

 

 

笑顔のわけ

2014.10.18|お品物, 店主のつぶやき

フィッティングルームから出てくるお客様の笑顔。

その笑顔のわけには色々とあります。

そのひとつにあまりの着心地の良さに

言葉にならずにただただ笑顔になってしまうこと。

「着心地」

言葉で伝えることの一番難しいことのひとつ。

いつもNEWSを更新しながら悲しくなることのひとつ。

手に取ってもらえればすぐにわかること。

一度袖を通してみてもらえばすぐにわかること。

たくさんの笑顔とともにあるニットのご紹介です。

 

 

糸衣

CASHMERE BOAT NECK LONG SLEEVE

grey / navy / beige

size 1(7~9号) / 2(9~11号)

¥24,840

(モデル身長153cm size 1 着用)

 

日本国内で初めてカシミア紡績を行った東洋紡糸。

昭和5年の開始当時 カシミアを初めて触れた人は

どれほどの笑顔だったのでしょうか。

世界に誇るカシミア紡績で知られる「東洋紡糸」と

ニットデザインのスペシャリスト「YURI PARK」が

デザインを担当する「糸衣」。

絶妙な首周りのシルエット。

首端部分が下がらないように処理をしたのち

前下がり部分が切りっぱなしのヘムラインになっています。

 

ストレスフリーな着心地を生むホールガーメント。

本来平面をつなぎ合わせる布を

極限まで美しく見せる立体成型。

 

紡績会社ならではの糸の選択。

極細な繊維の柔軟性と艶感がカシミア糸に備わります。

 

grey

セカンドスキンと呼ぶに相応しい

素肌に吸い付いてくるようなシットリとした着心地。

 

n100 のスウェットパーカを重ねて。

ニットの質感を感じさせない柔らかさと薄さが

細身の羽織物との重ね着を容易にしてくれます。

 

n100 シルクタフタコートに。

長袖のカットソー同様に着まわせるものですが

重ね着をすることでカシミアの着心地と

ニットという温かさを何より感じる季節です。

 

beige

優しい色合いのベージュはニット本来の

あたたかみを感じる秋冬らしさとともに

濃色のアウターにも上品なコーディネートに役立ちます。

 

no control air のショールチェスターコートに。

ホワイト~ベージュ~ブラウンの優しい色合わせに

ナチュラルになりすぎないように

n100のローズピンクカシミアストールを。

 

navy

ネイビーはキッチリとした印象で。

no control air のショールチェスターコートに

お待たせをしています月刊『poefu』9月号

「OPERA」ウールリネンスカートネイビーで素材と色重ね。

「OPERA」ウールリネンはカルゼの綾目が特徴的な素材感です。

入荷次第 入荷情報にアップいたしますので

今しばらく楽しみにお待ちください。

 

笑顔のわけ。

美味しいご飯を食べた日に。

美しい夕焼けを見た日に。

素敵な映画を見た日に。

。。。。

着心地の良い服を着た日に。

 

皆様のたくさんの笑顔のわけでありたい。

笑顔あふれるお洋服と出逢えるそんなお店で。

 

 

姉妹伴 第五章

2014.10.17|お品物, 店主のつぶやき

-姉妹伴-

中国福建省恵安地区に伝わる文化風習。

数名の女性たちは小さな頃から本当の姉妹のように

互いの家を行き来し寝食を共にします。

その深さは結婚後も続く深い深い絆です。

 

poefuの一歳年下の妹のような大切な存在。

たまプラーザ「annabelle」との共同別注企画。

その深い絆になぞらえ姉妹伴と名付けた

物語あるお洋服第五章のご紹介です。

 

Honnete

FOR 姉妹伴

Velvet Boat Neck Onepiece

pewter grey / petrol blue

¥29,160

 

イギリスの名門テキスタイルメーカー「ブリスベンモス」社の

コットンベルベットを使用しています。

同社はドイツのニーディック社と並び

コーデュロイやベルベットなどの起毛素材に秀でています。

 

petrol blue (FOR 姉妹伴カラー)

無限色であるブルーを再認識させてくれる

言葉では表現しづらい美しいペトロールブルー。

 

春にアイリッシュリネンで

晩夏にリバティープリントで

ご好評を頂き続けているHonneteらしい

とてもシンプルながら布の面白みを最大限に引き出す

平面立体のボートネックワンピースのシルエット。

 

ミナのデニム「always」にYARNZのカシミアストール。

ブルーグラデーションをsusuri FOR poefuのカカシノシャツでまとめます。

ミドルレングスのコートから覗く素材感の誤差が

とても表情豊かに目に映ります。

 

pewter grey (FOR 姉妹伴カラー)

その名の通りアンティークピューター(すず)のように

金属の鈍い輝きを放つかのような色。

光と影を色濃く映し出す美しく儚い色。

 

一枚での着用は一際上品な佇まいです。

n100のアーミーパンツホワイトにオフィチネの編み上げブーツ。

インナーにはF.Fのタートルネックにnitca FOR poefuコクーンコートで。

インナーを濃色にして全体を淡色にしたコーディネート。

ベルベットは本来がクラシカルな素材。

起毛感のある素材感が秋冬らしさを

特異なツヤ感は重ね着に重要なメリハリを生んでくれます。

 

 

brown

秋冬らしい茶系もベルベットで新鮮味を感じます。

横からの立ち姿も素敵なワンピース。

最近店頭でおすすめすることの多い

面白い重ね着の提案。

ワンピースコクーンシルエットの裾のすぼまりが

OPERAのAラインスカートをマーメイドラインに変えてくれます。

今秋冬のおすすめのカラーリングのひとつ。

ホワイト~ベージュ~ブラウンの淡いトーンオントーン。

 

雑誌「クシュフル」でもご紹介している

贅沢なベルベット同素材の重ね着で。

様々なものとの重ね着に重宝する

こちらの羽織タイプは後日ご紹介いたします。

navy

一番に着こなしやすいネイビー。

 

black

ベルベットらしい表情性が際立つ黒。

普段着にはもちろん結婚式や入卒園式など

汎用性の高い一着となりそうです。

 

-姉妹伴-も5章となりました。

少しずつですが お客様にも姉妹伴(しまいはん)という

愛称で親しみを込めて呼んでいただくことや

「annabelle」と「poefu」の両店で

お洋服を楽しんで下さっているお客様も増えてきました。

私たちにしか出来ないことをより一層

その絆を本当の姉妹のように深めながら

これからも素敵なお洋服をご紹介できればと思います。

 

 

 

 

B面

2014.10.04|お品物, 店主のつぶやき

Pois E「OPERA」Aラインサーキュラースカート。

n100のポプリンアーミースカート。

どちらもpoefuになくてはならないスカート。

 

poefuに足繁くお越しいただく多くの方々が

どちらもお持ちいただいている気がします。

その二つのスカートにたくさんの評価を頂くほど

バイヤーとしてのスカート選びはとかく慎重になる一方で

新しい提案をしたいという気持ちにもなります。

 

素材の良さと美しい色に魅せられて

素直な気持ちでバイイングしたスカートのご紹介です。

 

maison de soil

kadi cotton  gather skirt

gold brown

middle length / long length

¥23,760

 

前回 ワンピースで「両A面」でご紹介した「メゾンドソイル」。

今回はカディコットン100%のギャザースカートです。

カディならではの手紬手織りの素朴さと上品な佇まい。

極上の肌触りと柔らかな素材感が

自然な分量感でスカートのドレープを演出してくれます。

 

「soil」=大地という意味合いを表したかのような

手染めによる美しいゴールドブラウン。

ハギ位置だけではなく所々にハンドステッチが入ります。

 

メゾンドソイルが得意とするギャザータックに

同素材で仕立てた贅沢なペチコートが付属します。

 

サイズは2サイズ。

と言ってもウエストサイズは同じでレングスが異なる2サイズ展開です。

長さが変わるだけで印象が随分と異なる面白い2サイズです。

(モデル身長153cm)

middle lengthは着丈が65cmになります。

どの角度から見ても絶妙な分量感。

秋だけでなくカディの素材感は通年で楽しんで頂けそうです。

 

秋はコンパクトにスカート主体で。

重ね着に重宝するF.Fのワンバイワンタートルカットソーに

JOHN SMEDLEYの上品なカーディガンを羽織って。

足元はオフィチネのブーツで少しマニッシュに。

 

 

FOR poefu susuri カカシノシャツフラノストライプを。

着丈の少しずつ違うモノのレイヤードも秋の楽しみのひとつ。

 

 

(モデル身長153cm)

Long lengthは80cm。

OPERAスカートと同じくらいの長さになります。

 

まずは同様にスカートをいかしたコンパクトなトップスに。

n100 の前開きカーディガンの新色アクアブルー。

暖色と寒色の対称色、秋ならではの着こなしで。

 

その上からFOR poefu susuri ドロシーシャツコートを。

ロング、ショート、ロングの着丈バランスに。

インナーのアクアブルーがベーシックな色合わせに絶妙なさし色。

 

前回ご紹介した「両A面」から

直ぐにたくさんのレスポンスを頂きました。

ただ心のどこかでは解っているのです。

メゾンドソイルは殆どの工程を手作業で行っているので

決して現代のファッションのA面にはならないことを。

否、なれないことを。。。

 

ただ信じたいのです。

ブルーレイやCDがなかったころ。

レコードやカセットテープのB面にも名曲があったことを。

マジョリティーなメロディーラインでは決してなく

そこにはリリシズムの本質があったことを。

 

 

3種の神器

2014.09.22|お品物, 店主のつぶやき

個人的に「poefu 3種の神器」

そう呼んでいる秋冬のストールがあります。

代々語り継がれる伝説伝承の宝物のように

大切にしていきたいとう意味を込めてそう呼んでいます。

本日はひとつめのご紹介です。

 

UNIVERSAL PLUS

cashmere silk stole

¥18,360

 

縦183cm 横100cm の大判ストールですが

カシミア38 % シルク 62% の天然素材のみの極細糸を

国内工場で織った羽衣の様な軽さのものになります。

大きく拡げて秋の始まりは羽織として。

 

無重力の世界のような布。

 

あとは秋冬の季節の深まりと共に

肌寒さに合わせて巻く回数を増やしていくだけです。

四辺全てのフリンジがストールを巻きなれない方にも

アレンジをせずとも美しい表情を見せてくれます。

 

全部を首に巻くころに冬がやってくるでしょう。

 

greige

待望の新色グレージュ。

茶系とモノトーンいずれにも合わせやすい上品なグレージュ。

暗めのアウターを華やかにお顔映りも良く

季節も問わない万能な一番のおすすめの色です。

 

pink

ピンクとベージュの縦横色違いのシャンブレー織りで構成された

穏やかなさし色のピンク。

巻き重ねる度にピンクの濃淡のグラデーションが見せる

美しさは秋の夕暮れのような美しさです。

 

silver grey

季節を問わず登場回数が多いシルバーグレイ。

日本らしい古代色の上品な銀鼠のような色。

 

kujyaku

春にFOR poefu として別注をした孔雀色。

経緯の色が重なり合う織物というものの

本来の美しさを最大限に引き出したさし色。

もちろんこちらもヘビーユースです。

 

navy black

今秋一番登場回数が増えそうなネイビーブラック。

ネイビーとブラックの組み合わせは

どちらの色にも見える錯覚のような美しさは

夜更けと夜明けの空の終わりと始まりのようです。

 

店頭では「あのストール」として2シーズンに渡り

poefuのたくさんのお客様に愛されてきました。

「3種の神器」シルクとカシミアが織りなす羽衣のような肌触りと

夢見心地のような温かさを是非体感ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

両A面

2014.09.21|お品物, 店主のつぶやき

秋物の入荷が続きます。

今秋店頭では例年以上にワンピースを揃えてみました。

フォーマルから普段着に両用でお役立ていただける

シンプルながらもpoefuらしさを感じ得る

ブランドそれぞれの個性あるワンピースが揃っております。

 

手仕事の極まれるワンピースのご紹介です。

maison de soil

kadi cotton silk round neck onepiece

black/navy

one size

¥32,400

( モデル身長153cm )

 

これまでに木版のスタンプワークプリントなどの

柄物を中心にご紹介をしてきたメゾンドソイル。

今秋は初めての無地で着用幅を問わない提案となります。

高品質な手紬(つむぎ)手織り布として

世界中のデザイナーを魅了し知られることとなったカディ布。

今回使用されている無地布はコットン80 シルク20混率でシルクの艶が

カディにより一層の高級感を際立たせています。

メゾンドソイルらしく贅沢な要尺使いですが

着用時の程よいボリュームと落ち感が素晴らしい仕上がりです。

手織りなので当然の事ですがワンピース1着分の

布を織るのに何十時間もの時間を要します。

 

美しい前下がりの上半身デザインと

全面にギャザーを寄せたAラインシルエットの下半身。

いずれもシンプルで端的に女性らしく見えるデザインです。

 

maison de soil

kadi cotton silk pintuck shirt onepiece

navy/black

onesize

¥32,400

(モデル身長153cm)

 

マニッシュなシャツカラーにクラシカルなピンタック。

メゾンドソイルは現在ヨーロッパのバイヤーからも高い評価を受けています。

インド最高基準の生産物ならではのカディ布はもちろん

独特な色だしや染色の美しさに刺繍、ブロックプリントの味わい

そしてこのピンタックの技術もその好評価のひとつとして挙げられます。

今回はピンタックひだが前面に出ない裏使いを施しています。

 

同色のレーヨンインナーペチキャミドレスが付属します。

 

カディという手仕事の極まれる布の魅力。

どことなく素朴でありながら上品な布の佇まい。

カジュアルからセミフォーマルまでの幅広く活躍する両A面の利便性。

大量生産が当たり前な時代。

ファストファッションがA面であることは否定することの無い事実。

ただ決して大量には生産できないごく僅かなものたちにも

A面を感じて頂けると信じて行きたい。