2016.09.09|n100
日中はまだ暑さが残りますが日に日に届く秋の便り。
poefuにとっての一番の秋の便りはもちろんこちらです。
本日未入荷だったラージストール色などが届きました。

n100
Extra Fine Cashmere Stole
rose pink / sport grey / white / mushroom
dk.navy / violet / charcoal / black
¥27,000+tax

シックな秋らしいVioletを加えての8色レギュラーストール。
今秋もお気に入りのお色を見つけてくださいね。

n100
Extra Fine Cashmere Large Stole
violet / white / mushroom
dk.navy / charcoal / black
¥31,000+tax
vileot も入荷してまいりました。
ラージストールは現在6色でご紹介しております。

n100
Extra Fine cashmere Long Sleeve T-shirt
white / sport grey / mushroom / rose pink
med grey / dk navy / charcoal / black
34 / 36
¥29,000+tax
n100 と言えばカシミアTシャツ。
ニットだけれどTシャツのように仕立てられています。
薄くてそれでいて温かくて重ね着に重宝します。
今秋も8色から楽しんでお選びください。

n100
Extra Fine Cashmere Button Through Cardigan
white / mushroom / sport grey / charcoal / dk navy
34 / 36 size
¥33,000+tax

ベーシックなボタンスルーカーデ
今秋は使い勝手の良い5色でご紹介です。

n100
Fine Cashmere Cardigan with Pocket
white / snow white / mushroom
blue / black / olive
dk grey / sport grey / med grey
rose pink / red / rose
34 (one) size
¥31,000+tax


poefu のお客様には一番愛されているポケット付きカーディガン。
n100らしいミニマルデザインのボタンの無いAラインシルエット。
ニットであることを忘れてまるでジャケットのような佇まいです。
真っ白なスノーホワイトや真紅のレッドなどの
新色を加えての今秋は12色からお選びいただけます。
是非お色が揃っている間にご覧ください。

n100
Fine Cashmere Hooded Zip Jacket
black / beige / sport grey
34 (one) size
¥40,000+tax

これまで出ていたモデルよりも今秋は少しリラックスフィットで
着丈を長めにしたニューモデルのパーカ。
こちらもベーシックなお色でご紹介です。

n100
Fine Cashmere Gown
black / charcoal /dk navy
med grey / sport grey / beige
34 (one) size
¥45,000+tax

幅広い着こなしと使い勝手の良いガウン。
前秋冬復活したベージュは今秋もおすすめです。

n100
Fine Cashmere Border T-Shirt
white-navy / navy-white
34 / 36
¥30,000+tax

お馴染みの秋冬はファインカシミアで展開のボーダー。

n100
Fine Cashmere Naroow Border
Round Neck T-Shirt
34 (one) size
¥34,000+tax

ニューモデルのラウンドネックのナローボーダー。
一部まだ撮影が出来ていないお品物もございますが
近日中に準備が出来ましたらご紹介いたします。
poefuに届いた秋の便りを是非店頭でご覧ください。
2016.09.08|Blog

masion de soil
organic cotton stripe mini pintuck blouse
black ( sold ) / white
size 1 ・2
¥22,000+tax
(モデル身長153cm black 2 white 1着用)

とても肌触りの良いオーガニックコットンで
一年を通して着て頂ける生地感になります。
針抜きのようにうっすらと織りで表現されたストライプ。

black ( sold )

天幅や前下がりが絶妙な首の開き加減。
無数のピンタックステッチが文様のように走ります。

ハイウエスト位置からギャザーでふんわりと羽をひろげます。

全てが一重の生地ですが緻密なピンタックの入る箇所は
生地が合わさり透け感を抑える機能も有しています。
裾周りと袖部分はうっすらと透け感があります。

white
PANTS:FIR MUN Swimwear Lantine wide pants
SHOES:OFFICINE CREATIVE FOR poefu cenere

色合わせに困ることない白のブラウス。
春秋に一枚での表情も素敵ですが重ね着の際にも
ピンタックやフレアーの裾が印象的なインナーとして活躍してくれそうです。

日本で企画されインドで生産されているmaison de soil。
近年パリでも展示会を開催して日本だけでなく
目の肥えたヨーロッパの国々でも手仕事とファッションの融合した
maison de soilのお洋服は賞賛を受けています。

プルオーバーブラウスの背面にはピンタックとともに
包みボタンの細やかな仕事がなされています。


ふんわりと羽を広げるように秋の風を感じて。
こちらはONLINESHOPからもご購入頂けます
是非ご利用ください
2016.09.08|Blog
ここ数シーズン「あれ??いつのまに。。。」
いつのまにか店頭からいなくなってしまう静かな人気者。
今秋は早目にご紹介。。と想いながら1品番が完売してしまいました。

静かな人気者の理由は生地感です。
トリコット編みと呼ばれるとても目の詰まった組織の
しっとりとした手触りのストレッチ性のある生地です。
そのため一枚で着用した際の生地のドレープが
布帛のように綺麗に仕上がってくれます。
またお手入れもとても楽でお洗濯での速乾性や
シワになりづらく退色劣性も少ない優れた生地です。

NO CONTROL AIR
Polyester Cotton Tricot Uneck A line
Black
38 (one ) size
sold
(モデル身長162cm)

スッキリとした肩線からきれいに広がるAライン。
トリコット素材とパターンの相乗効果。

OUTER:nitca Sheep Leather Riders Jacket
PANTS:FIR MUM Spima Cotton Denim-WIDE-
SHOES:Burnish
BAG:CHRISTIAN PEAU FOR poefu harako Leather 2way Frog Bag
HAT:coeur femme 8piece Wool Beret
デニム以外は全身ブラックのコーディネート。
レザーやウールそれぞれの素材感で黒のグラデーション。
秋は重ね着も素材の組合せも楽しんで。

NO CONTROL AIR
Polyester Cotton Tricot Off Turtle A line
Black
38 ( one ) size
¥13,000 + tax
(モデル身長162cm)

すっきりとした肩線から広がるテントシルエットAライン。
着てみるとこんな感じです。

秋らしいオフタートルも。

首詰まりの無い前下がりでタートルが苦手な方にもおすすめです。

OUTER:maison de soil Cotton Silk Cache-coeur Robe Onepiece
PANTS:FIR MUM OTONA DENIM NARROW
SHOES:Vialis
一枚で着て頂くのが一番可愛いのですが
袖周りがスッキリとしているのでもちろんインナー使いでも。
デニムにシンプルに合わせて華やかなカシュクールローブを重ねて。

NO CONTROL AIR
Polyester Cotton Tricot Onepiece
Black
38 ( one ) size
¥17,500 + tax
(モデル身長162cm)

膝丈くらいのワンピースタイプ。

こちらも肩線はスッキリとしてバスト周りから身頃はゆったりと
裾に向けてゆるやかにコクーンシルエットになります。


OUTER:NO CONTROL AIR Polyester Useful Twill 1B Jacket Boulson
PANTS:FIR MUM Uneven Yarn Selvedge Denim Narrow
SHOES:DANSKO Professional XP
控えめなツヤ感が重ね着に重宝します。
色々なバランスを楽しんでみてください。
こちらはONLINESHOPからもご購入頂けます
是非ご利用ください
humoresque の展示会には心躍るお洋服との出逢いがあります。
デザイナー渡辺由夏さんの意思と意志。
強く色濃く映し出されたお洋服との出逢いに。
「着てほしい」
バイヤーとして素直な気持ちでオーダーしたお洋服のご紹介です。

humoresque
gather robe dress
purple / pink
M size
¥60,000+tax
(モデル身長153cm)

pink / purple
目を閉じると手に触れるのは本物の桃の表面のような
微起毛したピーチフェイスの生地。
個人的に大好きな生地の風合いです。
カシミア9%を含んだ滑らかなコットンツイルは
優しい温かさで身を包んでくれそうです。
humoresque ならではな上質な生地選びに加えて
ピンクとパープルだけの2色展開です。
微起毛した生地感が華やかな色の上を
淡くモヤをかけたように白く包み込みます。

pink

横姿にウットリ見とれてしまう本当に美しいローブ。

ポケット下に寄せられたギャザーが背面に向けて
美しいバックトレーンを描くドレスシルエットです。

背面はスプリットダーツでコートのように広がります。

ノーカラーの首周りのカッティングも美しい仕上がりです。

purple
INNER:ORDINARY FITS Barber Pullover Blouse
SKIRT:maison de soil Cotton Silk Gather Skirt
SHOES:OFFICINE CREATIVE FOR poefu cenere



シンプルでベーシックとは言い難いこのお洋服は
たくさんの方に向けてのお洋服では無いかもしれません。
「着てみたい」
そんな風に自然と心が動かされた方のもとへ旅立っていく
きっと幸せな運命を持ったお洋服。
こちらはONLINESHOPからもご購入いただけます。
是非ご利用ください。
ある日突然届いた手紙(展示会インビテーション)。
差出人の名前はTOKIHO。
出逢いの物語をお洋服とともにご紹介する第二話。
第一話でご紹介したワンピースと同じ生地を使用したブラウス。
こちらも春にご紹介に至れなかったものを
わがままを言って秋物として作っていただきました。

TOKIHO FOR poefu
Molly Linen Cotton Wide Gather Blouse
Black
one size
¥31,000+tax

生地はリネンコットンツイル。
手触りは地厚なハリを感じる生地ですが
経糸にスーピマコットン緯糸にはフレンチリネンを使用していて
着てみるととても着心地が良い事に驚きます。

スーピマコットンのツヤ感がギャザーによって美しい陰影を描き出します。
低めの台襟とショートポイントのレギュラーカラー。
少しだけメンズライクな襟元がギャザーのフェミニンさと
甘さ控えめにちょうど良いくらいに混じり合います。

襟を立てての着こなしもとても素敵です。

後ろに流れるような裾が印象的な横姿です。



後ろにもたっぷりとギャザーが寄せられます。
地厚な生地感が凹凸をくっきりと浮かび上がらせます。

デザイナー吉田季穂(ときほ)さんは元パタンナー。
このブラウスも計算し尽くされたパターンで
身頃のAラインとスッキリとしたアームシルエットが
黄金比率のように互いに共鳴し合う美しい仕上がりです。


PANTS:ゴーシュ カツラギワイドパンツ(sold)
SHOES:OFFICINE CREATIVE FOR poefu cenere
こちらはONLINESHOPからもご購入いただけます。
是非ご利用ください。
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前情報を入れずに伺った「TOKIHO」展示会場は
中目黒の古着店「Olgou」二階マンションの一室。
天井の低い6畳ほどの小さな部屋に吉田季穂さんがいた。
静かに置かれた15点ほどのお洋服たち。
ただのマンションの一室であるはずのその場所は
本人もお洋服もどこかモノクロームというかセピア色のような世界。
ぼそぼそとお話くださるお人柄はすぐに人見知りだと判る。
annabelle 伊佐さんからのあの一言
「デザイナーが油絵を描いていて。。。」の真相に触れる前に
お洋服の説明をしてくださる季穂さんの会話の途切れたところ
どうしてpoefuにオファーを下さったのかを聞いてみた。
「洋服を作っているデザイナーとしてこんな事言うのも何なのですが。。。」
ぼそぼそ話す季穂さんの次の一言で私は彼のお洋服が好きだと思った。
「なんだか恥ずかしくて洋服屋さんに自分から入れないんですよ僕」
インターネットで偶然見つけたpoefuに頂いた突然の展示会案内。
地図と時間と場所だけしか書かれていない
素っ気ないでは無くただただ不器用でシャイな展示会案内。
それから展示会場に滞在していた約1時間半
シャイなデザイナー吉田季穂さんとは一度だけしか目が合うことなく
その際もお互いに何だか恥ずかしくて目をそらした。
モノ作りをする人にシャイな人はとても多い。
そのシャイな分だけ言葉を持たないお洋服には想いが込められて
お洋服が自ら感情を持ってバイヤーに話しかけてくる。
吉田季穂さんが作る「TOKIHO」のお洋服には確実にそれを感じる。
全てのお洋服を見終えたところに小さな油絵が一枚飾ってあった。
グレーとブルーを基調にした切ない色合いの人物絵だった。
「実は親友のannabelle というお店のオーナーからTOKIHOのデザイナーは
一枚の油絵を描いてそのシーズンのお洋服のイメージを作り出す」
そう数年前に聞いていた印象的な記憶の真相をたしかめたくて
今日展示会に伺う事を決めたんですと私は切り出した。
「そうなんですか。。それはあながち間違ってはいないのですが
その絵からシーズンのイメージを作り出すというよりも
油絵は一年を通してずっと描いていてライフワークのようなものなんです」
そう答える季穂さんはその時もぼそぼそと恥ずかしそうにしていた。
poefuで出逢うお洋服にはたくさんの物語をのせてお話をします。
初めて会うお客様には最初私もぼそぼそと話し始めます。
他人ごとではないTOKIHOのお洋服の美しさ。
私に伝えきれているかは心配ですが足りない言葉は
お洋服に耳を傾けてもらえればきっと分かってもらえる
そんな風に想えるくらいに美しいお洋服たちです。
第三話へ続く