2015.09.19|お品物
「リネン」
天然素材の中でリネンが一番お好きな方は多いと思います。
着心地はもちろん独特のトロミやシャリ感の豊かな表情性
お洗濯を繰り返すほどに風合いが増すことで
愛着を感じる親しみやすい素材。
高温多湿な日本では春夏を代表するリネンですが
今回ご紹介するものは秋冬仕様として作られた
とても高品質なリネンのお品物です。
厚地に反する手に残るシットリとした質感やしなやかさ
ハリ感に加えてわたから染め上げるトップ糸の柔らかさも兼ね備え
ブラッシングで起毛仕立てにした存在感と着心地。
どこをとっても申し分の無い生地の仕上がりです。
3型は平織りのものになります。
no control air
Winter Top Plain Linen Blouse
light grey
one size
¥19,980
( モデル身長153cm )
今回ご紹介する4型に共通する付かず離れずなサイズ感。
やや後ろ下がりのプルオーバーブラウス。
no control air
Winter Top Plain Linen Cardigan
lt.grey
one size
¥21,060
深いネックラインに裾にチョコンと据えられた2ボタンカーデ。
背面に布を大きくとり裾をタックで閉じ込めた
ノーコントロールエアらしい丸みあるシルエット。
no control air
Winter Top Plain Linen 「美しさの予感」onepiece
lt.grey / dark grey
one size
¥28,620
普段はキュプラ素材でご紹介している「美しさの予感」ワンピース。
天然素材と長袖というだけで随分と違った印象になります。
オープンフロントワンピースは同素材をツイルでわざわざ仕立てた
贅沢でこの素材への強いこだわりが感じられます。
秋の軽いコート代わりとしても使えるこのタイプ。
平織りに比べてより柔らかなツイルをあえて使用することで
羽織りとして使用した際のドレープの美しさや
重ね着への順応性を高めてくれています。
no control air
Winter Top Twill Linen Button Onepiece
lt.grey / dark.grey
one size
¥30,780
夢見心地に麻を着る。
麻着夢見至。
春夏だけでなく秋冬の麻を是非ご覧ください。
2015.09.19|n100
長雨が秋を連れてきてくれました。
道行く人も羽織を着ていて何だか嬉しくなります。
ちょうど良いタイミングでn100 からたくさんのカシミアアイテムが届きました。
n100
Extra Fine Cashmere Stole
charcoal / mid.grey / sport grey / mushroom / white
black / navy / emerald / rose pink / mazenta
¥29,160
( モデル身長153cm )
mazenta
( L ) rose pink ( R ) mazenta
個人的に使用頻度が一番多いローズピンク。
新色のマゼンタは鮮やかなピンク。
今回は2色からお選びいただける悩ましい選択肢です。
レギュラーサイズは160×70cmになります。
秋の気配にカーディガン代わりの羽織として。
柔かなカシミア素材とヘムがただひと巻きするだけで
自然な雰囲気を醸してくれます。
ORDINARY FITS 形状記憶コート n100アーミーパンツ
OFFICINE の編み上げブーツ。
マニッシュな秋色に華やかに映える万能なさし色マゼンタ。
n100
Extra Fine Cashmere Large Stole
black / dk.navy / charcoal / mid.grey / sport grey / mushroom
sailor blue / emerald / rose pink / mazenta / white
¥33,480
emerald
( L ) sailor blue ( R ) emerald
「青」は夏の色だけにしておくのは勿体ない。
そう言わんばかりの鮮やかなエメラルドは
今秋個人的にも購入したおすすめ色のひとつです。
ラージストールはレギュラーサイズより20cm長い180×70cm。
羽織としてはカシミアガウンほどの長さでしょうか。
maison de soil のコットンシルクワンピースで。
シンプルに上品なワンピースは一枚のストールで変化します。
グルグル巻いてもコンパクトに収まるので
20cmの長さ違いを感じることなくご利用いただけます。
n100 のカシミアストールの良さはいくつも有り過ぎるくらいですが
「とても毛玉になりにくい」
個人的に一番最近お話すすることのひとつです。
カシミアは糸繊維がウール繊維の中でも最も細いので
その分毛玉にもなりやすいというデメリットがあります。
ただn100 のものはシーズンを通して毎日のように使用しても
毛玉が出来づらいというメリットがあります。
だからデニムにパーカーの「ちょっとそこまで」な普段着にも
欠かすことなく毎日着けていたくなります。
「poefu」の秋冬には無くてはならないn100 カシミアストール。
あますことなくその魅力をお伝えしたいと思います。
是非今秋冬もたくさんの方にご覧頂ければと思います。
今秋は「poefu」でお取扱いさせて頂いているブランドから
様々な シャツやブラウスをバイイングしています。
本日は弊著『幸服の重ね着』でもご紹介している
ironari by EEL 「バイヤスキーシャツ」のご紹介です。
ironari by EEL
バイヤスキーシャツ
i ( XS ) r ( S )
¥17,064
(モデル身長153cm i ( XS ) size 着用)
一見すると何でもないチェックのシャツですが
実は身頃から袖まで一枚で繋がっているのです。
ただのドルマンスリーブではなく袖下の布が全て無駄になってしまう
贅沢な布使いにはもちろん理由があります。
袖をつなぐ肩線がない事でストレスフリーな着心地と共に
肩幅の大きさに関係なく着て頂くことが出来ます。
そしてメンズアイテムであるシャツ本来の肩ではなく
女性らしい丸みのある肩線に仕上がっています。
手をおろすとチェック柄がバイヤス(斜め)方向に動きます。
身頃とつながった布が自然に見せてくれるデザインです。
平置きで見てみます。
そのまま 後ろ身頃まで縫い目が無く繋がっていきます。
背面真ん中まで布は続いて袖と同様にチェック柄は
バイヤス(斜め方向)に自然な流れで切り替わります。
久しぶりに無地タイプもリリースされています。
上品で印象的なブルーグレーはチェックと同じテンセルコットン素材。
ボタンが隠れるフライフロントやポケットを排除したミニマルさが
クレリックの襟と袖の白をより鮮明に浮き立たせます。
『幸服の重ね着』でご紹介しているコットンギンガムもご用意しております。
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『幸服の重ね着』こぼれ話
このシャツを初めて見た日のことを鮮明に覚えています。
「バイヤスキーシャツ」
ロシア人?みたいなironari (EEL)らしいユーモラスなネーミング。
EEL がブランドを始めた頃から最も得意としてきたシャツ。
10年間のメンズキャリアで培ったノウハウやベーシックな考えをベースに生まれた
レディースブランドironari らしいシャツは見たことも無いシャツの世界。
デザイナー高橋氏が言った一言
「デザインをせずにデザインをしたかった」は
今なお忘れられない興味深い言葉でした。
デザイン学校も出ていない高橋氏は「手をおろす」という
人間が重力に逆らえない当たり前の事実を
布に忠実に対峙しながらデザインにしてしまったのです。
『幸服の重ね着』執筆中も何度も何度も加筆修正を繰り返し
今回もNEWS掲載にあたり何度も何度も加筆修正をしました。
言葉でこのシャツの素晴らしさを伝えることの難しさを
改めて知ると同時に生みの苦しみと同時に
より一層の愛おしさをこのシャツに感じました。
手のかかる子供のようなお洋服。
それは同時に大切なことを気付かせてくれます。
2015.09.07|お品物
ファッション業界で日本のみならず世界中から
現在最も注目されている国インド。
手仕事を中心としたインドならではのクリエーションの数々。
手紬手織りのカディや良質なカシミア織物にシルク
刺し子の手刺繍や素晴らしい色使いの特異な染色。
それらのクリエーションの数々を日本で企画し形にする
「maison de soil」
これまで見てきた「maison de soil」の中で
最も素晴らしい内容だった今秋のコレクション。
バイヤーとして抑えきれない「衝動」。
通年でご着用頂けるシルクコットンシリーズ3点のご紹介です。
maison de soil
silk cotton pintuck onepiece
perle / deep green / black(sold)
Ⅱ(M)size
¥27,000
「maison de soil」が得意とするピンタックは特徴あるデザイン。
お洗濯によるヨレなどが気にならない優れたピンタック。
インナーを気にせずに着用していただきやすい
下がりと開き具合が絶妙なネックラインもポイントです。
上半身のピンタックで寄せた布分量がスカート部分の
フレアードレープに自然な流れでつながります。
perle
真珠のように美しいパールホワイト。
ありふれたモノトーンの組合せでも十分な存在感。
シルクのハリ感と無重力なフワッ感が生地を通して伝わります。
こちらは一重のものなので透け感があります。
スッキリとしたパンツやレギンスなどとのコーディネートで。
deep green
今秋おすすめのディープグリーン。
晩夏今すぐなら麦わら帽子やサンダルに。
初秋これからなら生成りのニットやブーツに。
季節に応じて様々な表情を魅せてくれそうな気配。
maison de soil
silk cotton gathered onepiece
perle / deep green / black
Ⅰ( S size ) / Ⅱ( M size )
(モデル身長153cm Ⅰ size 着用)
上半身の倍の要尺をスカート部分にあてた贅沢なワンピース。
上身頃とスカートにはレーヨン裏地が付いているので透けにくく
一重の袖とスカートヘムが透ける仕様になります。
deep green
柔らかなシルクコットンの布が心地よく秋風を感じて揺れています。
black
シンプルシックなブラックは普段着だけでなく
これからのシーズンに多くなるセミフォーマルな席でも使えそうです。
maison de soil
silk cotton gathered skirt
perle short (sold) / long
deep green short / long (sold)
black short / long (sold)
¥28,080
(モデル身長153cm)
perle long
マキシ丈が印象的なロング。
こちらも裏地が付属しているので一枚で。
n100 スウェットジップジャケットで普段着を上品に。
Honnete LIVERTY 「wild flower」FOR poefu
別注のHonnete の秋らしい柄をパウダーカラーで華やかに。
deep green short
長さ違いの2サイズ展開のショートは膝下丈で。
maison de soil 縮絨ノーカラーブラウスをタックインでスッキリと。
evam eva カシミアウールニットとオフィチネのブーツ。
アースカラーの素朴さもシルクのツヤがカバーしてくれます。
black short
evam eva のスクエアブラウスにオフィチネのネイビー。
モノトーンをメンズライクにキリッと着こなしてみます。
nitca のシープレザーライダースを羽織って。
今秋は少しカッコいいスタイリングも気になります。
シルク20%コットン80%のコンポジション。
ご自宅でのホームクリーニングが可能です。
「衝動」私にとってそうであったように皆様にも
その想いが届きますように。。。。
2015.09.05|お品物
poefu で最も愛されてきた「nitca」のアウター。
カシミアビーバーコクーンコートにロイヤルスムース「だまし絵」ジャケット。
そして知られざるもうひとつのアウター。
毎シーズン紹介にいたることなく惜しまれつつ廃盤となっていた
nitca アウター3種の神器のひとつが1年ぶりに復活です。
nitca
sheep leather riders jacket
size 2 ( M )
black
¥46,440
(モデル身長153cm)
とても柔らかなシープレザーは肌に吸い付くような着心地と軽さです。
身頃裏地に充てたカットソー地が伸縮することで
着用時のソフトな着心地とタイトさをより軽減する仕様にしてあります。
スライダーには拘りの強い「WALDES」社のものを使用。
ビンテージウエアーなどに欠かせない真鍮色は
レザー同様に使う程に味わいが増してきます。
susuri FOR 姉妹伴 マーチスカートに合わせて
タイトなシルエットにバルーンシルエットの強弱でリズミカルに。
もちろん「OPERA」スカートやワイドパンツやサルエルなど
ボリュームあるボトムスにも相性良く合わせて頂きやすいです。
本来ライダースジャケットの多くみられるジッパー仕様ではなく
ハードな印象を和らげる袖カフのディテール。
秋口はターンナップして軽やかに。
白いシャツに黒いパンツ
シンプル なモノトーンスタイルですがレザーライダースというアイテムが
とても新鮮な表情を見せてくれます。
レザーライダースジャケット。
どこか縁遠く感じる方も多いかもしれませんが
風を通しにくいレザーは初冬までは羽織として
一枚で充分にお過ごし頂けることに加えて柔らかな素材感のこちらは
コートのインナーとしても使用可能なとても有能なレザー素材です。
愛されてきた隠れた名品知られざる3種の神器のアウター。
今秋冬ワードローブに是非加えてみてください。