たまプラーザのセレクトショップ「annabelle」との共同企画「姉妹伴」。
嬉しい事に小さな姉妹の物語は第三章、vol.3を迎えました。
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-姉妹伴-
中国福建省、恵安に古くから伝わる文化慣習。
数名の女性たちが小さな頃から本当の姉妹のように
お互いの家を行き来し、寝食を共にします。
結婚後も亡くなるまでその絆は続くと言われています。
その絆の深さになぞらえて
poefuにとっては一年年下の可愛い妹のような存在
「annabelle」と共同で企画するお洋服です。
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すでにannabelleのblogでは「想像を超える想像」と題して、素敵な内容でご紹介ただいています。
こちら→http://f6products.blogspot.jp/2013/08/blog-post_3.html
poefuでも残りわずかのご紹介となりますが
本日発売の雑誌『nid』に掲載のためご紹介が遅くなりました。
「姉妹伴」vol.3 Honnete Cocoon onepiece
「Rose」 Liverty seasonal collection
blue/brown ¥26250
「想像を超えた想像」annabelleの伊佐さんはそう語ってくれました。
たしかにリバティーの生地見本は15cmに満たない生地なので、洋服にした時の全容は見えません。
「根拠のない自信」。たしかにそうかもしれません。
私たちがこの「Rose」という柄を選んだ理由。
「オシャレ以外の何ものでもない」。
それがこの柄を「姉妹伴」に選んだ端的な理由です。
そしてもう一つ、この生地を選んだ理由。
今秋冬のpoefuでのバイイングテーマ「自然と不自然」
相反するものの同居の美しさに価値を見出すシーズンテーマです。
blue、万物の中に最も少ない青い花々を身にまとう。
blue、不自然の色。
一枚の絵を着るように楽しい秋の訪れを感じるリバティーの美しいテキスタイル。
平面と立体。布と人体の対話。
贅沢な布使いが生む、動く度にコロコロと表情を変えてくれるコクーンシルエット。
潔い白や黒、モノトーンが青い花の美しさを際立たせます。
brown、アースカラーすなわち地球の色を身にまとう。
brown、自然の色。
まるで上品なカモフラージュのような花柄の一枚に。
秋色をグラデーションしてシックにまとめます。
さし色もアースカラーにこだわってみます。
自然な素材感に不自然なキュプラのガウンをコーディネート。
色味はやはりアースカラーで自然と不自然を掛け合わせていきます。
さらにカシミアのストールで。
自然、不自然、自然。
コットン、キュプラ、カシミア。
異素材同士が素敵な秋の音色を奏でます。
「姉妹伴」の企画は本当に楽しい。
嗜好が似た姉妹のような私たちですが、
同じ一枚の洋服に対するアプローチ、感じ方、言葉選びの違いやコーディネートの差異。
それは面白いくらいに違います。
カジュアルは自由であるということを実感する瞬間です。
「姉妹伴」はお洋服を愛してやまない
小さな姉妹、「poefu」と「annabelle」の物語です。
『幸服の重ね着』に掲載の写真です。
大切な「姉妹伴」の生い立ちを書いてみました。
現在poefu店頭では『幸服の重ね着』のサンプルを発売に先駆けてご覧いただけます。
予定では26日より発売開始ですが詳しくはまたNEWSにてお知らせいたします。
2013.09.20|大事なお知らせ
26日よりWAVE出版さんより発売の 初の著書
『幸服の重ね着』でもご紹介している
Pois Eのスカート「OPERA」が再入荷してまいりました。
poefuのスタイリングには一年を通して欠かすことの出来ないスカート「OPERA」。
『幸服の重ね着』ではその「見渡す限りの美しさ」のスカートとの出逢いについて書きました。
ひとあし早く『幸服の重ね着』に掲載の写真と
都内書店様に設置いただく予定の看板用写真と共にお楽しみください。
Pois E
「OPERA」
A line circular skirt
cotton white/cotton black ¥15750
linen navy ¥18900
綾織の柔らかな生地が美しいドレープを生むコットン。
どんな洋服のスタイルにもマッチするシンプルさと
季節を問わない汎用性は デニムにも勝る女性らしいボトムスです。
Pois Eの永遠のテーマカラーBLACK。
今年は冬に向けてはきたいWHITE。
poefuの別注で生まれたリネン素材。
アウターが沈みがちな秋冬なので表情のあるネイビーのみでのご紹介です。
比較的厚みのあるリネンを使用し洗う程に柔らかさが増すリネン。
秋冬に多くなるニット素材との相性もよさそうです。
poefuで最も愛される
その見渡す限り美しき世界を
秋の景色を楽しむように見にいらしてください。
2013.09.14|n100
ファッション業界に長くいさせていただいて、もうすぐ20年になります。
20代はパリコレクションを見に海外まで行かせてもらったりしていましたが、40歳になってそんなファッションの真ん中から遠ざかっている自分がいます。あまりにも流行(はやり)を知らなくて、お客様から「今年はこういう色が流行ですよね」と教えてもらうこともあったりします。
もちろん無頓着という意味ではありません。たくさんのお洋服を見て着た分、20代の頃より今の方がおしゃれは楽しいし、むしろ自由度が髙くなっている気がします。
poefuで扱うブランドや作家さんには、流行とは別のもっと大切なことを教えてもらっている気がします。
流行とは無縁の自由度の高いお品物のご紹介です。
n100
Medium Weight Cotton Jersey Zip Up Jacket
rose/white/melange grey/black
34size ¥13650
洋服のスタイルや年齢を問わないアイテムには、果てしない自由さを感じます。
驚くほどに柔らかい、少し厚地の天竺素材をスウェット風に縫製したとても便利なアイテム。
一枚でもサマになりますし、インナーにももたつかない極上の柔らかな着心地です。
首まわりがスッキリしているので、ストールも巻きやすく、これ自体を肩にかけて軽いストールがわりにも出来ます。
着衣の画像が間に合っていませんので前回ご紹介の画像から。
まだまだ日中の暑さが残っているので、ウールのものはまだちょっと早い時期。コットン素材は室内の冷房除けとしても、朝夕の羽織物としてもきっと重宝するはずです。
カジュアルは毎日を楽しく彩るお洋服。ますます自由に着こなして楽しみたいと思います。
流行を追わないn100らしいものだけを作る、お二人とお洋服には色々な事を教えてもらっています。
追伸
ysさんご来店ありがとうございます。第三回たまちゃんと引田さんのジューススタンドは行きたいです!
2013.09.13|n100
初めてn100にふれた日、カシミアアイテム以上にその出来栄えに感動したスウェットパーカ。
マーガレットハウエルの還暦祝いが催された御茶ノ水のギャラリーでの展示会。
その日お二人が着ていた洋服、n100について丁寧にお話してくださったこと。
5年以上たった今でもこのパーカを手に取ると、その日の様々な風景を思い出すことができます。
n100
Cotton Sweat Jersey Hooded Zip Jacket
Lt.Beige/Melange Grey/Black
34size
¥15750
秋冬は裏起毛仕様で。
今秋はベーシックな色味での三色をご用意しています。
ライトベージュとブラックはソリッドな二色でメランジグレーとはまた違った印象です。
霜降りの美しいメランジグレー。
メンズライクなモノ作りが上手なn100において真価を発揮するこの色は、お洋服を巧みにサポートしてくれます。
今秋のpoefuではメンズっぽいアイテムを多数取り扱っているので
男性を真似してPholyaフェルトハット、minaの白いシャツにRebuid by Needlesのオリーブグリーンカーゴパンツに。
ひとつずつはメンズのベーシックなアイテム選びですが
ディテールが女性らしいラウンドカラーのシャツやサルエルパンツ、足元はパンプスをコーディネート。
下半身は同じままでも、インナーと帽子を変えるだけで印象も大きく変わります。
ブリムの広いフェルトハットにn100のシルクタフタのランニングトップ。
ライトベージュの優しい印象のパーカを中心に、全体をアースカラーで秋冬っぽく仕上げつつ、黒のインナーでキリッと引き締めてみました。
前を開けた状態も広がらないシルエットと、脇線に沿わせたポケットがそれをより美しい方に導いてくれます。
前を閉じるとよりコンパクトで美しいシルエット。ダブルジッパーがカーディガンラインを作ります。
確かな運動量と柔らかな肩のラインを描くラグランスリーブ。
スウェットパーカの生命線のフード部分は立体的なスタンダップフード。
インナーのみ変えてさらに女性らしく。
Honnete For poefuのリバースワンピース。
リバティーの青い花柄が秋からは印象的なさし色になっていきます。
朝夕の風が心地よくなるころ、もうすぐおしゃれが一番楽しくなるころです。
少しずつ秋を重ねていきます。n100のロイヤルパープルのストールはコーディネートに今秋欠かせない存在です。
毎シーズン見慣れたはずのものなのに、その完成度の高さに改めて感動をおぼえます。初めてこのパーカに出会ってから今なお続く感動、今秋もたくさんの方に伝えていければと思います。