Now Loading...

NEWS

青い鳥をさがして

2013.08.31|お品物, 店主のつぶやき

布の中に拡がる一面の青い花。

万物の中に最も稀少な青、花とてそれは同じこと。

自然の中にある不自然を描き出したお品物の紹介です。

 

Honnete For poefu

Petal and Bud

Boat neck reverse onepiece

¥26250

今秋のリバティーからリリースされた新柄、Petal and Bud。

クラシカルでリバティーらしい小花柄はシーズンを問わずに着こなせそうです。

前後どちらでも着れるお馴染みのノースリーブシリーズ。

まだまだ暑さの残る9月は去りゆく夏を惜しみながらのコーディネート。

 

インナーのカットソーや合わせるストールの色などを変えながら日替わりでコーディネート。

 

オーダーメイドしたかのように同柄のストールを贅沢に重ねて

Honnete For poefu

petal and Bud

reverse stole

¥9450

 

秋の風を感じる日は羽織物を。

NO CONTROL AIRのキュプラカルゼのブルー。

異なる素材感を重ねるのが楽しい季節がもうすぐ始まります。

 

 

Honnete For poefu

Petal and Bud

Boat Neck Cocoon onepiece

¥26250

 

平面と立体が交錯するコクーンタイプ。

一枚でも絵になる美しきシルエット。

リバティーの素材感が秋の風に誘われてひと時も同じ姿を見せません。

美しい布が優しい風と戯れる。

 

今年の秋色は何色を合わせよう。

控えめな小花柄は大胆なカラーリングも素直に受けいれてくれます。

少しずつ深まる秋に増えてくるブラックやネイビー、グレーとのコーディネートのさし色として有能なブルー。ベージュ、カーキ、ブラウンのアースカラーを新鮮な表情に変えてくれそうなブルー。

定番的なリバティーですが、青い花の個性的な一枚を今秋のコーディネートに少しずつご紹介予定です。

 

 

*******

「人はなぜ青い服を好んで着るのだろう」

昨年末そのことについて毎日考えていました。

空と海の大きな優しさに包まれるような気がするからだろうか。

その一方で陸地上の生物にもっとも稀少な色を個性として選んだのか。

そんな答えの無い、たわいもない事を考えていた頃にこのリバティーに巡り逢いました。

オオイヌノフグリやアジサイのように、紫に近く淡青の花はあるのかもしれない。

ただ花屋さんで見かける青いバラのように、鮮やかなものは私の知る限りありません。

人工物としてのそれは異質なものとしてではなく、ただ美しいという事実だけを提示してくるのです。

 

それはpoefuで洋服をバイイングする感覚に似ている気がするのです。

「ありそうでないもの」

たとえフィクションであったとしても、美しいと感じるものに、私の心の針は大きく揺れ動きます。それは自然の中に描き出された、不自然なリバティーの一面の青い花の世界。

このHonneteに別注したお品物が、私の時と同じようにその人の心の針を揺さぶって、笑顔になることを想像します。

誰かの幸せな笑顔に出逢える、今日もそんな洋服をさがして。

幸せの青い鳥をさがすように。

 

 

 

 

美しさの予感

2013.08.30|お品物

poefuのお客様に「あのワンピース」そう呼ばれている。

少しずつマイナーチェンジを繰り返し、今秋はさらに削ぎ落とされたものになった。

「あのワンピース」そう呼ばれてはいるものの

このワンピースにはデザインらしいデザインがあるわけではない。

 

NO CONTROL AIR

「美しさの予感」ワンピース

golden yellow/oriental blue/slate grey

38(one)size  ¥25200

 

袖を通した人の殆どが鏡に映る自らに向けて

「美しい」

その最小の言葉で最大の賛辞を口にする。

 

 

何もないという事が虚無ではなく、有り過ぎる事が虚無だとでも言いたいのか。

デザインとは、ファッションとは一体なんなのであろうか。

NO CONTROL AIR 永遠のテーマ「無味無臭」。

味も香りもしないその先にある「美しさの予感」。

この美しすぎるワンピースを前に、無力な言葉で私は今秋も対峙する。

 

 

golden yellow

何処までも続く黄金色の麦畑、遥かなるイーハトーブ。

 

oriental blue

空海への羨望、万物に抗うファッションの青。

 

slate grey

無味無臭のコンクリート、美しさの帰結色。

 

綾目が美しいキュプラカルゼを製品染したムラのある表情は「自然と不自然」を行き交う絶妙なカラーリング。タンブラー乾燥も可能なデイリーケアが楽な素材になります。同素材を二枚合わせにしているので透けることなく一枚でも楽しめます。

いつもご紹介を待たずに完売していたワンピース。

秋の気配とともに美しさの予感をたくさんの方に感じて頂ければ幸いです。

 

 

 

 

時々素直に聞いてみる

2013.08.24|n100

poefuらしいものをセレクトしたい。

日々そう思いながら展示会に出かける中

n100さんの展示会では視点を変えてみます。

「いま一番愛用しているものはどれですか?」

普段はあまり聞かないことを聞いてみます。

 

n100

Supima Organic Cotton Rib Jersey

Long Sleeve T-shirt

34size

white/dk.navy/rose pink/royal purple

¥7350

 

 

9月のカシミアシリーズやスウェットパーカなどの羽織物を前に一番の愛用アイテム。

一枚で着用したときの削ぎ落とされた分量感とちょうど良いくらいのラウンドネックとヘンリーネックの開き具合。

n100さんのカシミアTシャツや羽織物のすっきりしたアイテムのインナーで干渉を受けないリブシリーズです。

こちらのコットンタイプは原糸段階でのオーガニックスーピマ綿を使用したもの。超長綿の白度の高さのツヤと染色後の発色が秀逸です。

white,dk.navyも良いですがrose pinkとroyal purpleは秋冬の暗い服色を楽しいモノに変えてくれそうです。

 

 

Supima Organic Cotton Rib Jersey

Grandad Long T-shirt

34size

white/dk.navy/rose pink/royal purple

¥9450

 

同素材のヘンリーネックはn100創設当時から変わらないもののひとつ。

クラシカルなロングジョンはお二人の拘りのひとつです。

 

 

そしてもう一つの更なる愛用のアイテムがこちらです。

n100

Extra Fine Cashmere Cotton Rib

Long Sleeve T-shirt

34size

white/black/melange grey/charcoal

¥9450

カシミアを10パーセント混紡し、重ね着するカシミアアイテムの保温力が上がるアイテム。

もちろん着心地は言うまでもありません。

こちらも少しだけ前下がりのあるネックラインと、見た目に反したとても柔らかな伸縮性で、しめつけを感じにくい最良の分量感が重ね着に重宝します。

こちらも同素材でグランダッドヘンリーネックが近く入荷予定となります。

 

 

時々素直に聞いてみる。

その答えがとてもn100のお二人らしい意見だったりする。

自分たちが着たいものしか形にしないn100。

その素直なお二人を前に自分も素直になってみる。

 

朝夕の風、虫の音に秋の訪れを少しずつ感じます。

心も体も素直に心地よい方へ耳を澄ませていきたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

迷った時には

2013.08.16|n100

夏→秋→夏秋→一年中。

一年を通してpoefuで最も愛されているもののひとつ、n100さんのアーミーパンツとスカート。

定番のようであって定番ではないもののひとつ。

少しずつ色を加えたり減らしたりしながら

そのシーズンごとのn100らしい色をリリースしています。

 

 

n100

Cotton Poplin Army Pants

white/black/stone/olive/havane/dk.navy/ash

34/36size  ¥15750

 

Cotton Poplin Army Skirt

white/black/stone/olive/havane/beige/dk.navy/ash

34/36size  ¥13650

 

 

先日NEWSでお伝えした今秋の新色はhavane。

アウ゛ァ‐ヌ。ひとくちに言えば薄いブラウンですが

探してみるとなかなか見つからないような

濃すぎず薄すぎずの、上品な印象のブラウン系の色みです。

春夏にはサンダルや麦わら帽子に相性良く

秋冬のニットや濃色のアウターにもとても合わせやすそうです。

比べるとこんな感じです。

左よりhavane→ash→stone。

 

* 「定番のようであって定番ではない」

今秋beige/ash/dk.navyは展開カラーではありません。

現在店頭のみの在庫になります。

お色によっては少しだけサイズ欠けがございます。

暑い中なので事前にお問い合わせのうえで

ご来店いただければと思います。*

追記

もちろんwhiteはパンツ、スカートはサイズも揃っています。

 

 

夏物か、秋物か。

迷った時には一年を通して活躍するアイテム選びが一番ですね。

 

 

 

 

 

晩夏初秋に向けて

2013.08.15|n100

夏→秋→夏秋。

本来ならば今春夏NEWSでご紹介予定だった、たくさんのワイドパンツ。

殆どがご紹介を待たずに完売していましたが

一番人気だったironari by EELのものが再入荷しております。

ハカマをベースにした、とてもironariらしいパンツ。

 

 

ironari by EEL

ハカマ・ザ・パンツ

beige/white

i(XS) r(S) ¥20790

(モデル身長163cm r(S)size着用)

一年を通してはける高密度のウエザークロス生地。

はりのある、洗濯にも強い型崩れのしない素材。

色味も合わせやすく、冬場の上着にも見劣りしない濃いめのベージュ。

 

スッキリとしたウエストマークに

前後にバランスよく配されたインタックが

美しい末広がりのシルエットを生み出します。

 

トレンチコートのようなベルトはシャツなどをタックインして

ウエストマークを見せても可愛いデザインです。

サイドにゴムシャーリング。

ボタンでワンサイズほどの調整が可能です。

 

 

 

n100の潔いシリーズ、アイリッシュリネンフリルトップを合わせて。

真夏はトップスがシンプルになりがちなので

ボトムスにいつもとは違うものを持ってくるだけで

とても新鮮な印象でバリエーションが広がります。

チノパンツとは違ってワイドパンツひとつで

女性らしいコーディネートになります。

 

黒で統一してキリッとした着こなし。

同じアイテム選びでも色を変えるだけで印象も変わります。

ワイドパンツは風の通りが良いので涼しいのも嬉しいところです。

濃色のアイテムもとても涼しげに目に映ります。

春夏のコーディネート写真だけですが

秋冬にはどんな筒幅のブーツにもはきやすく

レギンスやタイツをはいても響かないので

一年を通してはきやすい素材から挑戦してみるのがおすすめです。

 

まだまだ残暑が続きそうです。

n100潔いノースリーブシリーズもペーパーハットも

少しずつご用意がまだございます。

すぐに使えて晩夏にも秋冬にも重宝しそうなアイテムから

上手に秋の気配も取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

今秋冬のpoefuではスカートやワイドパンツにも合わせやすい

短めのアウターや羽織ものも充実いたします。

本日、NO CONTROL AIRより鈍くも鮮やかな!?羽織ものが到着いたしました。

あわせて店頭でご覧くださいませ。