2013.09.22|お品物
朝夕に感じる秋の気配。
大好きな秋の訪れに、毎日のお洋服選びがとても楽しく感じます。
mina perhonen2014 A/Wのテーマ
「発光」
光が生まれてくるような服
色が湧き出すような服
そんな服を今は作りたいと思っています。
人が生活すると景色が
光や色に満たされていくような。
そんな世界を想像しています。
ミナ ペルホネン 皆川明
今シーズンのテーマ性を象徴するテキスタイル
「snow candle」のご紹介です。
闇夜にもかすかな気配としての色があります。
月光に照らされた木々が
ロウソクのように枝葉の稜線を曖昧に輝かせます。
青く重ねた夜に木々が森に浮かぶようなnavy。
著書『幸服の重ね着』でも触れていますが
mina perhonenのプリントの素晴らしさは織りや刺繍とは違い、
触覚に頼れない視覚でとらえる重層性の美しさにあります。
『snow candle』は6版。
すなわち6回のプリントで色を重ね合わせていくことで
その美しさを視覚化されたものが心に響いてくる素晴らしさがあります。
柔らかなピンク色の炎が松明のように夜に浮かぶgray。
mina perhonen
「snow candle」cotton dolman sleeve dress
gray/navy 36/38size ¥25200
(モデル身長153cm 36size着用)
とても着心地の良い 柔らかなカットソー素材に
プリントを施した膝うえチュニック丈のワンピース。
ひじ下できゅっとすぼまるドルマンスリーブが
布の柔らかさを引き立ててくれます。
「snow candle」
秋冬らしい優しい色味のカシミアウールのベレー帽にさし色の白いパンツ。
純白の雪が冬景色を染めていくように。
ミナのお洋服は特別な日常をいつも感じさせてくれます。
poefuの定番、ironari by EELのαデニムのサルファブルー。
毎秋冬人気のEloseguiのバスクベレーのブルー。
お靴には岡尾さん別注のDANSKO、ネイビー。
そして月光が映し出す闇夜のスノーキャンドルのミナらしいブルー。
それぞれが印象的で美しい青。
大好きな全身ブルーのグラデーション。
mina perhonen
「snow candle」cotton long sleeve T-shirt
gray/navy 36/38size ¥13650
美しいシルエットのシンプルな形の長袖カットソー。
重ね着するアイテムの干渉が少ないこのタイプ。
poefuにある様々なブランドとのコーディネートを楽しんでもらえます。
mina perhonen
「snow candle」body bag Large
gray/navy ¥18900
鞄に使用されているのはコットンウールの少し起毛した厚みのある素材。
個人的に一番愛用しているbody bag。
ノートパソコンも一眼レフもすっぽりと収まるのでお仕事用で。
荷物の多いマザーズ&ファザーズバッグとして。
京都への帰省にも。
軽くていっぱい入るので本当に重宝しています。
*smallはまもなく入荷予定です。
mina perhonen
「snow candle」egg bag
gray/navy ¥10500
mina perhonen
「snow candle」mini bag
gray/navy ¥4200
10月初旬までにたくさんのミナのお鞄が入荷します。
秋の気配が光と色に満たされていくのを感じながら
今秋冬のmina perhonen「発光」のコレクションをお楽しみください。
たまプラーザのセレクトショップ「annabelle」との共同企画「姉妹伴」。
嬉しい事に小さな姉妹の物語は第三章、vol.3を迎えました。
。。。。。。。
-姉妹伴-
中国福建省、恵安に古くから伝わる文化慣習。
数名の女性たちが小さな頃から本当の姉妹のように
お互いの家を行き来し、寝食を共にします。
結婚後も亡くなるまでその絆は続くと言われています。
その絆の深さになぞらえて
poefuにとっては一年年下の可愛い妹のような存在
「annabelle」と共同で企画するお洋服です。
。。。。。。。
すでにannabelleのblogでは「想像を超える想像」と題して、素敵な内容でご紹介ただいています。
こちら→http://f6products.blogspot.jp/2013/08/blog-post_3.html
poefuでも残りわずかのご紹介となりますが
本日発売の雑誌『nid』に掲載のためご紹介が遅くなりました。
「姉妹伴」vol.3 Honnete Cocoon onepiece
「Rose」 Liverty seasonal collection
blue/brown ¥26250
「想像を超えた想像」annabelleの伊佐さんはそう語ってくれました。
たしかにリバティーの生地見本は15cmに満たない生地なので、洋服にした時の全容は見えません。
「根拠のない自信」。たしかにそうかもしれません。
私たちがこの「Rose」という柄を選んだ理由。
「オシャレ以外の何ものでもない」。
それがこの柄を「姉妹伴」に選んだ端的な理由です。
そしてもう一つ、この生地を選んだ理由。
今秋冬のpoefuでのバイイングテーマ「自然と不自然」
相反するものの同居の美しさに価値を見出すシーズンテーマです。
blue、万物の中に最も少ない青い花々を身にまとう。
blue、不自然の色。
一枚の絵を着るように楽しい秋の訪れを感じるリバティーの美しいテキスタイル。
平面と立体。布と人体の対話。
贅沢な布使いが生む、動く度にコロコロと表情を変えてくれるコクーンシルエット。
潔い白や黒、モノトーンが青い花の美しさを際立たせます。
brown、アースカラーすなわち地球の色を身にまとう。
brown、自然の色。
まるで上品なカモフラージュのような花柄の一枚に。
秋色をグラデーションしてシックにまとめます。
さし色もアースカラーにこだわってみます。
自然な素材感に不自然なキュプラのガウンをコーディネート。
色味はやはりアースカラーで自然と不自然を掛け合わせていきます。
さらにカシミアのストールで。
自然、不自然、自然。
コットン、キュプラ、カシミア。
異素材同士が素敵な秋の音色を奏でます。
「姉妹伴」の企画は本当に楽しい。
嗜好が似た姉妹のような私たちですが、
同じ一枚の洋服に対するアプローチ、感じ方、言葉選びの違いやコーディネートの差異。
それは面白いくらいに違います。
カジュアルは自由であるということを実感する瞬間です。
「姉妹伴」はお洋服を愛してやまない
小さな姉妹、「poefu」と「annabelle」の物語です。
『幸服の重ね着』に掲載の写真です。
大切な「姉妹伴」の生い立ちを書いてみました。
現在poefu店頭では『幸服の重ね着』のサンプルを発売に先駆けてご覧いただけます。
予定では26日より発売開始ですが詳しくはまたNEWSにてお知らせいたします。
2013.09.20|大事なお知らせ
26日よりWAVE出版さんより発売の 初の著書
『幸服の重ね着』でもご紹介している
Pois Eのスカート「OPERA」が再入荷してまいりました。
poefuのスタイリングには一年を通して欠かすことの出来ないスカート「OPERA」。
『幸服の重ね着』ではその「見渡す限りの美しさ」のスカートとの出逢いについて書きました。
ひとあし早く『幸服の重ね着』に掲載の写真と
都内書店様に設置いただく予定の看板用写真と共にお楽しみください。
Pois E
「OPERA」
A line circular skirt
cotton white/cotton black ¥15750
linen navy ¥18900
綾織の柔らかな生地が美しいドレープを生むコットン。
どんな洋服のスタイルにもマッチするシンプルさと
季節を問わない汎用性は デニムにも勝る女性らしいボトムスです。
Pois Eの永遠のテーマカラーBLACK。
今年は冬に向けてはきたいWHITE。
poefuの別注で生まれたリネン素材。
アウターが沈みがちな秋冬なので表情のあるネイビーのみでのご紹介です。
比較的厚みのあるリネンを使用し洗う程に柔らかさが増すリネン。
秋冬に多くなるニット素材との相性もよさそうです。
poefuで最も愛される
その見渡す限り美しき世界を
秋の景色を楽しむように見にいらしてください。
2013.09.14|n100
ファッション業界に長くいさせていただいて、もうすぐ20年になります。
20代はパリコレクションを見に海外まで行かせてもらったりしていましたが、40歳になってそんなファッションの真ん中から遠ざかっている自分がいます。あまりにも流行(はやり)を知らなくて、お客様から「今年はこういう色が流行ですよね」と教えてもらうこともあったりします。
もちろん無頓着という意味ではありません。たくさんのお洋服を見て着た分、20代の頃より今の方がおしゃれは楽しいし、むしろ自由度が髙くなっている気がします。
poefuで扱うブランドや作家さんには、流行とは別のもっと大切なことを教えてもらっている気がします。
流行とは無縁の自由度の高いお品物のご紹介です。
n100
Medium Weight Cotton Jersey Zip Up Jacket
rose/white/melange grey/black
34size ¥13650
洋服のスタイルや年齢を問わないアイテムには、果てしない自由さを感じます。
驚くほどに柔らかい、少し厚地の天竺素材をスウェット風に縫製したとても便利なアイテム。
一枚でもサマになりますし、インナーにももたつかない極上の柔らかな着心地です。
首まわりがスッキリしているので、ストールも巻きやすく、これ自体を肩にかけて軽いストールがわりにも出来ます。
着衣の画像が間に合っていませんので前回ご紹介の画像から。
まだまだ日中の暑さが残っているので、ウールのものはまだちょっと早い時期。コットン素材は室内の冷房除けとしても、朝夕の羽織物としてもきっと重宝するはずです。
カジュアルは毎日を楽しく彩るお洋服。ますます自由に着こなして楽しみたいと思います。
流行を追わないn100らしいものだけを作る、お二人とお洋服には色々な事を教えてもらっています。
追伸
ysさんご来店ありがとうございます。第三回たまちゃんと引田さんのジューススタンドは行きたいです!