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名作とお詫び

2018.07.20|Blog

7月に入り今すぐに着れて秋からも使える定番的な

アイテムをご購入頂く方が多いような気がします。

毎シーズン生地だけを変えながらリリースされる

ゴーシュの定番とも呼べる名作のご紹介です。

 

ゴーシュ

Organic Cotton Crew Neck Shirt with Pocket

white / light blue / blue / navy / orange

2 ( one ) size

¥21,000+tax

 

単糸のオーガニックコットンを使用することで

ガーゼのようにフンワリと柔らかく仕上がったアムンゼン織。

 

アムンゼンは梨の表皮のように細かな凹凸がある

特殊な綾織風の生地で別名梨地と呼ばれています。

凹凸のある生地は暑い時期には肌に貼りつきにくく

寒い時期は空気を留める効果を発揮することで

一年を通じて快適な着用が出来そうです。

 

white / light blue / blue / navy / orange

 

 

white

着る頻度が一番高い白のシャツは何枚あってもいい。

ゴーシュに欠かせない名作なら尚更なはず。

きっとお気に入りのワードローブになるはずです。

 

詰まっているようで詰まっていない。

店頭ではそんな風にお伝えしているクルーネックは

縁取るように綺麗な円を描くゴーシュらしいネックライン。

 

SKIRT:Pois E FOR poefu 「OPERA」Skirt charcoal

BAG:poefu Leather Hand Bag 3

SHOES:R.U.「Camille」One Lace Shoes

シンプルな長袖Tシャツのようなデザインは

どんなお洋服にも相性が良くカットソーよりも

少しキッチリとした感じが出てくれる優れもの。

スカートにタックインして綺麗めな雰囲気で。

 

light blue

グレイッシュで上品な色合いのライトブルー。

ブラックに合わせるとグレーの気配を

デニムに合わせるとブルーの気配を感じさせてくれます。

 

SKIRT:Pois E「OPERA」Skirt linen

HAT:Sashiki Raffia Blade Canotier

SHOES:Vialis Pointed Toe Sandal

BAG:minä perhonen 「choucho」Body Bag small

 

 

blue

見る人によって鮮やかとも落ち着いているとも思える

ゴーシュらしい印象的な表現色のブルー。

シンプルな色と合わせるとその印象性が増すようです。

 

クルーネックとポケットがメンズTシャツのようなデザイン。

 

タイト過ぎない程よくゆとりのあるサイズ感です。

 

女性らしい柔らかな曲線のワンナップキーネックの背面。

マニッシュな前身頃との対照的なバランスが素敵です。

 

SKIRT:minä perhonen「tambourine」Linen Long Skirt

BAG:minä perhonen「tambourine」Polyeter Body Bag small

SHOES:R.U.「Jo」One Lace 2way Lace Long Vamp Shoes

晴天の鮮やかと曇天の落ち着きを併せ持つブルー。

空に合わせて雲のようなホワイトやグレーを。

 

 

navy

合わせるものを問わない深いネイビー。

Tシャツの色バリエーションをを増やす感覚で。

 

SKIRT:Pois E「OPERA」Skirt(this color sold)

INNER PANTS:susuri Flutter Pants

SHOES:DANSKO Professional Patent

濃色のトップスに単色のボトムス。

単調になる夏の着こなしは上下の色を反転させて。

 

PANTS:UNIVERSAL TISSU FOR poefu「あのサロペット」

HAT:Sashiki Raffia Blade Canotier

SHOES:Vialis Pointed Toe Sandal

今夏もたくさんの方に愛用いただいている「あのサロペット」

モーブのような美しいグレーをネイビーが引き立てます。

 

 

orange

オレンジというよりはテラコッタのような色合い。

アースカラーとのグラデーションにモノトーンのさし色に。

四季それぞれのコーディネートで楽しめそうな1色です。

 

PANTS:Needles FOR poefu Hiza-Deru Pants

BAG:CHRISTIAN PEAU Hand Woven Leather Bag

SHOES:Vialis Pointed Toe Sandal

アースカラーのグラデーションにバッグで全体を引き締めて。

メッシュレザーのバッグやサンダルで夏らしさを。

 

外に出れば強い陽射しが照りつけ

お店の中は冷房で寒いくらいだからでしょうか。

個人的には陽よけと冷房よけを兼ねるので

真夏も長袖で過ごすことが多いような気がします。

 

長袖Tシャツのような気軽さで着こなせて

ちょっとキチンと感が出るゴーシュらしい名作シャツ。

 

お詫び

40℃に迫ろうかという暑さなのか

もしかすると既に夏バテなのでしょうか。

涼を少しでも感じてもらえるようにという無意識は

スカートばかりのコーディネートをしてしまいました。

 

スカートをはかないお客様に心よりお詫び申し上げます。

 

ゴーシュらしいシンプルなデザインですから

お手持ちのボトムスに何でも合う名作には違いありません。

 

ONLINESHOPでもご紹介をしております。

是非ご利用下さい。

 

kaval exhibition『minerva』at fūga

2018.07.16|Blog

猛暑の中 連日 多数のご来店を頂きありがとうございます

kaval展『minerva』at fūga

 

本日16日(月祝)最終日となりました

本日も素敵なお洋服との出逢いがありますことを

楽しみにお待ちしております

 

 

poefu7周年に寄せて特別に制作いただいた33通りのOpen gather Onepiece

ローン・リネン・カディ・楊柳などの涼やかで心地よい生地に

デザイナー自らが手染めを施した淡いペールトーン

 

期間中はpoefuでセレクトしたアンティークリネンをお選び頂き

オーダーメイドのOpen Gather Onepieceの受注も承っております

 

3つの理由

2018.07.14|Blog

何百品番に及ぶminä perhonenの膨大なコレクション。

その中からpoefuでセレクトする理由を改めて考えてみると

私なりの3つの思考があるような気がします。

 

1つは絶対にミナでしか作りえないというか

どうやって作っているのか想像さえつかない

既製服とは思えない高い技術を要して作られたもの。

 

2つめはシンプルな無地のもの。

他ブランドと同じ目線でのセレクトのように

デザインはもちろん着心地やシルエットが気に入って。

 

3つめは20年以上に渡り作られてきたアーカイブの中から

ミナを象徴する代表的なテキスタイルを使用したもの。

 

このスカートはその3つめの理由を叶えてくれる

セレクトとしてpoefuで選んだものです。

 

minä perhonen

「tambourine」

Linen Long Skirt

gray / navy

36・38・40 size

¥58,000+tax

(モデル身長153cm 36 size着用)

 

 

柔らかなスカートドレープを見せるリネンベースに

コットンのぽってりとしたタンバリン刺繍。

コーディネートのしやすい2色でセレクトいたしました。

 

 

gray

リネンの涼やかな印象とやや青みのある上品な色合い。

曇り空の中に浮かぶ雲のようなクリームホワイトの刺繍。

マイクロフェイクスエードのウエストトリムに

ひとつひとつ丁寧に手仕事で寄せたタックが

既製服であるということの枠を越えていきます。

 

合わせるものを問わないクセの無いAラインシルエット。

透け感の気になるリネンですが裏地もついているので

真夏は一枚でも気軽に着用いただけます。

 

TOPS:ゴーシュ Cotton Amunzen Pullover Shirt with Pocket

SHOES:R.U.「Jo」One Lace 2way Lace Long Vamp Shoes

BAG:minä perhonen「tambourine」body bag small

水色とグレーは大好きな色合わせのひとつです。

タンバリンの刺繍を積乱雲や夕立雨に見立てながら

空の色をお洋服全体でダイナミックに表現して。

 

 

navy

刺繍やディテールを同一色に仕上げたシックなネイビーは

真冬以外の長いシーズンに活躍してくれそうです。

 

TOPS:kaval Sarrouel Blouse

SHOES:R.U.「Jo」One Lace 2way Lace Long Vamp Shoes

無地の中に立体的に浮かびあがるようなタンバリン刺繍。

夏らしい明るい色目やストライプやチェックの柄物など

色々なトップスとのコーディネートを楽しんだり

足元をスニーカーに変えてカジュアルに着こなしたり。

合わせるもので色々な表情を見せてくれそうです。

 

 

3つの理由。

2000年から約18年に渡り愛され続ける

ミナを代表するテキスタイル「tambourine」。

その愛された時間に等しく無限に連なっていく刺繍のように

永遠に愛し続けられるようなお洋服との素晴らしい出逢いがある

セレクトショップであることを心がけていけるように。

 

 

ONLINESHOPでもご紹介しております。

是非ご利用下さい。

 

天地創造

2018.07.12|Blog

本日はkavalより上質なコットンローンの生地感が

なんとも涼やかなサルエルパンツのご紹介です。

サルエルパンツ。。。。ではなく一回転すると

サルエルブラウスのご紹介です。

 

kaval

Sarrouel Blouse

Free size

¥32,000+tax

 

膨大な糸からデザイナー自ら一本の糸を選び出すところから始まり

織組織や織密度を思考しどのように仕上げるか

この世にない生地を作り出す意味と意義。

手に触れた瞬間から唯一無二であるkavalの世界を

体感できるような素晴らしい生地です。

100番単糸の糸はそれ以上の高番手を思わせるほどの

軽さと柔らかさを兼ね備えた滑らかなコットンローン。

 

navy

滑らかな高番手糸ローンならではな美しい染め上がり。

深い色目のネイビーも柔らかな印象に映ります。

 

布は自らがどうあれば一番美しいかを知っているかのように

美しいドレープで優しく身体を包み込みます。

 

風を受けて飛べそうなくらいのボリュームスリーブは

見たこともないくらいの分量感で。

光を受けて淡く透ける柔らかな生地感が本当に美しい。

 

ロングカフスが全体のボリュームをバランス良くまとめます。

共布を手包みした5つの球体ボタンはアンティークのような佇まい。

 

PANTS:kaval Sheeta Pants Linen(this color sold)

SHOES:Vialis Raffia Pointed Toe Mule

梅雨があけて日替わりでお洒落を楽しむ夏の季節。

シンプルな夏の着こなしに主役のブラウスは頼もしい存在。

リネンとコットンローンがそれぞれに涼やかに。

 

 

white

きっと何枚あっても重宝する白のブラウスですが

その中にあってこのブラウスの存在は

ワードローブの中できっと特別なものになるはずです。

 

SKIRT:minä perhonen「tambourine」Linen Long Skirt

SHOES:R.U.「Jo」One Lace 2way Lace Long Vamp Shoes

前身頃をタックインしてスカートスタイルで。

ブラウスとスカートそれぞれが美しいドレープを描きます。

 

 

black

陰影が美しくブラックは夏のさし色として一番のおすすめです。

 

天地を逆転させたウエストデザインがそのまま活かされ

Vネックの頂点からそのすぼまったウエストにかけて

流れるように布がドレープしていくようになっています。

 

PANTS:Nylon Stretch Double Cloth Wide Culottes

SHOES:DANSKO Professional Patent black

ワードローブに欠かせないワイドパンツに。

もちろんデニムでもチノパンツでも。

どんなボトムスにも合わせやすくブラウスが主役の存在に。

 

kavalデザイナーはある日サルエルパンツのディテールや

作りの面白さに興味を持ち色々な角度から見ていた。

そのうちに天地の反転したサルエルパンツがブラウスに見えた。

 

旧きものに倣うオープンギャザーワンピース。

あえて教科書を捨てて挑むポンチョブラウス。

2次元を3次元に具現化することで生まれたシータパンツ。

 

かつて天動説に対して地動説で異論を唱えたガリレオのように

天地を反転させて創り上げたこの美しきサルエルブラウス。

 

反転するとパンツに見えるこのブラウスは果たして天なのか地なのか。

反転すると何かに見えるパンツをいつの日か

神が創造する日が来ることを楽しみに夢想しながら。

 

ONLINESHOPでもご紹介中です。

是非ご利用下さい。

 

Not Skirt But Pants 3

2018.07.09|Blog

約3年前に初めて訪れたevam eva展示会での出来事。

所狭しと並んだたくさんのお洋服にざーっと目を通して

感覚的に気になったものと企画書を照らし合わせてみる。

企画書の最後の方にあるサルエルパンツらしきもの。

「???」

ざーっと見たからであろうか。。見覚えがない。

今度はパンツハンガーに吊り下げられたお洋服だけを

もう一度ざーっと先程よりは少し慎重に見直してみる。

「???」

なぜだろうか。。やはり見当たらない。

今度は企画書を手に持って実物のお洋服についたタグと

まるで宝くじの数字合わせのように

品番を照らし合わせながらじっくりと見直してみる。

3度めの正直。

「あった!」

「???」

品番は符合したものの目の前にあるのはスカートだ。

 

どこから見てもスカートにしか見えない。。。

 

企画書の間違いだろうか?とお洋服に触れてみると

 

 

まぁ何てことでしょう。

まるでスカートにしか見えない裾の両サイド脇に足を通す穴を開けた

スカートではなく(Not Skirt)実はパンツ(But Pants)だったのです。

 

 

evam eva

Not Skirt But Pants Linen with Pocket

greige / charcoal grey / black

M ( one ) size

¥18,000+tax

 

 

展示会で気になるお洋服は必ず試着が必要です。

意外と腰回りやシルエットはスッキリとしていて

足をとじていると台形スカートのような見た目です。

 

足をひらくと少しパンツっぽいでしょうか?

サルエルパンツとスカートの中間くらいの見た目です。

 

股ぐりの布分量が控えめなので

初めてのサルエルパンツ選びにも良さそうです。

 

横から見るとテーパードパンツのような佇まいです。

 

別の着画で見るとこんな感じです。

見る角度や足の動きによって股ぐりの布が

ころころと様々な表情を見せてくれます。

 

evam evaデザイナー近藤さんにこのパンツが生まれた

理由を聞いてなるほどと感じました。

「実は私はスカートを履かないんです。

最初はスカートをデザインしていたつもりなんですが

やっぱり履かないなあと思って。。

だからスカートに見えるようなパンツだったら

自分でも履けるんじゃないかと思って。」

 

 

ベーシックな色にevam evaらしさを加えたようなスモーキーな3色。

 

greige

evam evaを象徴するファジーな色表現。

ブラックやネイビーの濃色のトップスを

柔らかな雰囲気に仕上げてくれます。

 

TOPS: humoresque Silk Crew Neck Back Button Blouse

HAT:Sashiki Raffia Blade Crusher Hat

SHOES:DANSKO Professional brown brown

ブラウスをタックインしてパンツを主役に。

リネン・シルク・ラフィア・レザーの異なる素材感が

シンプルなコーデの中で引き立て合います。

 

 

スカートなのかパンツなのか。

あまり深くは考えずにボトムスワードローブを広げましょう。

近藤さんのように普段スカートを履かない方は

いつもよりスカートの気分を味わいながら。

ボトムスがスカート中心の方はスカートではなく

実はパンツということを楽しみながら。

 

 

経糸にラミー緯糸にリネンで織り上げた生地です。

ラミーのシャリッとしたハリ感とリネンのコックリとした柔らかさ。

その双方の良さがバランスよく交差することで

春夏らしい涼やかな着心地の良さはもちろん

このスカートのようなパンツのシルエットをよりよく見せてくれます。

 

 

charcoal grey

evam evaでの表記はblue greyでやや青みのある濃グレーです。

意外にもボトムスのワードローブに無い方も多い色。

アウター選びの思考でいくと色合わせやコーディネートを問わない

チャコールグレーは持っているととても便利なはずです。

 

OUTER:evam eva Botanical Dyed Linen Knit Cardigan Short

INNER:ゴーシュ Mild Jersey Butterfly T Shirt

SHOES:R.U.「Sue」Long Vamp Shoes

無限色のグレーをグラデーションで上品に重ねて。

 

 

black

マットなリネンの風合いで炭黒っぽく仕上がるブラック。

ハードになりすぎずにモードな印象も加えられそうです。

 

TOPS:UNIVERSAL TISSU Linen Full Gather Blouse

SHOES:Vialis Pointed Toe Sandal

「少しだけサルエル風」くらいのデザイン性が

いつものお洋服たちとちょうど良い相性です。

 

 

実は定番的なアイテムがとても少ないevam eva の中で

展示会を重ねるたびに気づくのはシーズンによって

このパンツは素材やディテールを変えながら

必ず展示会の中にスカートのふりをして

パンツハンガーに吊るされていることです。

 

スタイリングを作る時に

思いの外手にとることが多いこのパンツ。

それだけ合わせやすいということなのでしょう。

 

 

「Not Skirt But Pants」

いつものように私が勝手につけた名前です。

今回こちらでのご紹介も3回目になったので

もしかすると少し馴染みある名前になったかもしれません。

 

 

ONLINESHOPでもご紹介中です。。

是非ご利用下さい。