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NEWS

擬態服

2014.08.28|お品物

今秋冬にpoefuで提案をしているシャツやブラウス。

そのひとつがORDINARY FITSより入荷しました。

春夏よりpoefuではお取扱いを始めたORDINARY FITS。

春にもFOR poefuとして別注をたくさんご用意していたのですが

残念ながらご紹介出来なかった「タプントシャツ」。

 

岡山で7年に渡りメンズを中心に作り続けてきたブランドなので

シャツは一番のアイコンアイテムですがメンズの雰囲気を

うまく残しながら女性に似合うように仕上げられたシャツです。

 

関西人だからでしょうか。

「フワフワ」「サラサラ」「トロトロ」素材の説明に

「ポカン」「ポヨン」「ドベッ」シルエットの説明に

判ったような判らないような擬態語を

身振り手振りを交えながら接客中に使います。

 

ORDINARY FITS

タプントシャツ

cotton gingham check

cotton seersucker stripe

cotton twill beige/white

rayon-nylon off grey/yellow

one size

¥15200

 

「タプントシャツ」

もちろん、そんな名前ではありません。

とてもスッキリとした前姿に対して

とても愛嬌のある後姿の見た目がどことなく

「タプン」としているのでそう呼んでいます。

 

cotton gingham check black-white(FOR poefu)

シンプルで定番素材のギンガムチェックですが

手触りでも充分な上質さを感じ取れる

とても着心地のよい素材感。

ご好評いただいている「あのサロペット」に

秋はカーディガンに代えてマニッシュにシャツを羽織って。

裾にかけて絞られている「タプントシャツ」は

オープンフロントでもスッキリとした印象で着こなして頂けます。

 

 

cotton twill white

メンズシャツには欠かすことの出来ない白のシャツ。

ツイルらしいとてもソフトな肌触り。

男性がデニムを合わせかのように

B.B.Jのインディゴ染の印象的なシルクスカートに。

 

 

cotton twill beige

色違いのベージュ。

色合いをいかしてアースカラーで秋色に。

n100のポプリンアーミーパンツgreenと

OFFICINE CREATIVEの編み上げブーツ。

単体のアイテムがそれぞれpoefuに欠かせないものたち。

組合せによって双方向性が出やすい

n100のボトムスとシューズの万能性。

minä perhonen「start」のパーカをプラス。

後ろ下がりの「タプントシャツ」の裾が

ちょうど良いバランスで出てきます。

シャツ+パンツ+ブーツ+パーカで

メンズのようでメンズではない単体のアイテム選びと

メンズライクな色合わせやコーディネート。

今秋冬は少し取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

seersucker stripe white (FOR poefu)

素材感が肌に心地よいシアサッカー。

白無地の素材感あるストライプ提案で選んでみました。

n100新色アーミーパンツのカーキ。

こちらも秋らしいコーディネートを作りやすい色です。

ドロップショルダーは運動量を確保しながら

インナーの袖幅を選ばない合理性を兼ねています。

肘上まで細目に作られた袖は

カーディガンやパーカを羽織りやすくすると同時に

裾に向けてテーパードしていく身頃と相まって

とてもスッキリとしたシルエットのベストバランスを生み出します。

 

 

rayon nylon off grey

春夏に一番ご好評を頂いたデイリーケアが容易なレーヨンナイロン。

白熱灯の下でキラキラと発光するラメ糸で織られたグリッター素材。

ウールの素朴な素材感が多くなる秋冬にも

レイヤードに重宝しそうなので再生産をお願いしました。

今秋冬一番おすすめのパンツ

Needles「ヒザデルパンツ」に。

サルエルやワイドパンツ、もちろんスカートにも。

ボトムスボリュームを選ばない「タプントシャツ」です。

 

 

rayon nylon yellow (FOR poefu)

こちらは色を中心に見せたかったので

生地を表裏反転させて表面は光らないようにしています。

minä perhonen 「always」のデニムを。

秋色のイエローもまずはデニムでシンプルに。

 

メンズには欠かせないはずのシャツ。

意外にもその一方で女性に似合う

シンプルなシャツを見つけるのは案外難しかったりします。

今秋冬は吟味して良いセレクトが出来た気がします。

NEWSでお伝えしきれない込み入った内容は

身振り手振りに擬態語を交えながら

店頭でその良さをお伝えしておりますので

判ったような判らないような感じでお聞き下さい。

これからも擬態服のご紹介は続きそうです。

「トロトロパンツ」に続いて「タプントシャツ」もよろしくお願いいたします。

 

 

 

「poefu」8月入荷情報

2014.08.25|お品物, 大事なお知らせ

8月25日(月)

○UNIVERSAL PLUSより

「あのストール」が入荷しました。

新色にベージュを加えての5色展開。

NEWSにてアップ予定です、楽しみにお待ちください。

 

8月24日(日)

○ORDINARY  FITSより

タプントシャツが入荷しました。

春からご好評いただいているタプントシャツ。

別注素材も良い仕上がりです。

近日NEWSにてご紹介いたします。

 

8月23日(土)

○CHRISTIAN PEAU より

『幸服の重ね着』でもご紹介しております

レザーフラットシューズのサイズが揃いました。

○minä perhonenより

「sound」「piazza」のカットソーが入荷しました。

音と 色、ミナらしいテキスタイルをお楽しみください。

 

8月21日(木)

○ironari by EEL より

「アジアンロール」が入荷しました。

ワンピース?オールインワン?サロペット?

お菓子ではない事は間違えありませんが

とても素敵な「アジアンロール」ご覧ください。

○ランフランセダンタンより

アトリエ コートとドベットバッグが入荷してまいりました。

 

8月9日(土)

○ironari by EELより

バイヤスキーシャツ、ホームパーティーのブラウスが届きました。

今秋おすすめのブラウススタイル。

色々なブランドから届くブラウスやシャツをお楽しみください。

 

8月8日(金)

○minä perhoen

「thoroughbred」body bagとウールカットソーが入荷しました。

○Soilより

透け感の美しいチュニックワンピースが入荷しました。

 

8月7日(木)

○no control airより

秋物第一弾が到着いたしました。

 

8月5日(火)

○Honetteより

FOR poefu 別注リバティーフラワープリントワンピースが入荷しました。

○minä perhonenより

forest paradeの37のモチーフがフロントに揺れる「nostalgia」ニットカーディガン

「start」スウェットパーカが入荷してまいりました。

 

8月4日(月)

○STYLE CRAFTより

稀少なリングリザードを使用したお財布が入荷しました。

完売しておりましたカラーなども再入荷しております。

○JONAより

ten ten シリーズと新作のアクセサリーが入荷しました。

アンティークのような不思議な質感をお楽しみください。

 

8月1日(金)

○Veil より

「あのカットソー」が入荷です。

シルクのような光沢にサラリとした着心地。

いつもNEWSでご紹介にいたれないカットソー。

今回こそはご紹介をしたいのですが。。。

是非店頭で実物をご覧ください。

○「Needles」より

ローラーバックルナローベルトが入荷しました。

○「UNIVERSAL TISSU」より

ご好評いただいている「あのサロペット」が

再入荷してまいりました。

リネンはネイビー、チャコール、ベージュ、ブラウンの4色

ウールストライプはブラック、グレー、ベージュの3色になります。

 

『幸服の重ね着』

2014.08.24|お品物, 店主のつぶやき

永らく完売しておりました

OFFICINE CREATIVE の編み上げブーツが入荷しました。

 

OFFICINE CREATIVE

cusna antique brown

35~39 size

¥72,360

 

一見メンズ靴かと見間違う無骨なマウンテンブーツの身なり。

イタリアのハイエンドブランドがこぞって使用する

味わいあるアンティークフィニッシュされたクズナレザー。

とても重そうで、堅そうで、履きづらそうな印象。

 

ただ足入れをした その日からそれらの悪い印象は

全て払拭されてしまうに違いありません。

履いたその日から馴染む柔らかなレザー

マッケイ製法の返りの良さと軽さ

足のシルエットを選ばない素晴らしい木型…

poefuのお客様を良い意味で裏切り続けてきた

多くの方々に幸服を重ねてきた靴。

是非一度お試しください。

 

昨シーズンから店頭ではお伝えをしておりました

アウトラバーソールが一部変更になっております。

懸念されていた価格も大幅に変更となってしまいました。

昨今のレザー原価高騰と為替の影響によるものです。

日本国内でも某タンナー(鞣し業者)が

廃業に追い込まれるほど状況は深刻です。

ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

*****************

『幸服の重ね着』こぼれ話

静岡県の浜松から1~2ヶ月に一度

定期的にお越しいただくMさま。

Mさまがpoefuを初めて訪れて下さったのは約3年前の秋。

お探しだったn100のコートが浜松のお取扱店に無く

ちょうどその頃n100出版『talking about vol.1』に

掲載されていた「poefu」をご覧になられて

お探しだったコートを見に来られたのがきっかけです。

 

お目当てのコートを見られての帰り際

「 何かおすすめの靴はありませんか?

甲髙とやや広い足幅が原因して

なかなか自分に合うものが見つからなくて。。。」

 

その際におすすめしたのがこのOFFICINE CREATIVEでした。

見た目を裏切る履き心地やコーディネートのしやすさを

ひたすらに説明し続ける私に

「。。。こんなに高価な靴を

しかも聞いたことも無いブランドで購入するのは初めてです。

ただそこまでおすすめして下さるのであれば、

信じて履いてみます」

 

約1ヶ月後、Mさまからお電話を頂きます。

「コート気に入って着させて頂いています。

探していたものが見つかって良かったです。

そして何よりもあの靴!

履き心地は良すぎるくらい良くて!

行く先々で素敵な靴!って褒められるんですよ。

また絶対に伺いますね。」

 

名もなきブランドOFFICINE CREATIVEの靴。

n100のコートももちろんですが

長年悩まれていた靴選びを解消してくれた

その履き心地の良さがきっかけでMさまとは

その言葉通りにそれから3年のお付き合いになります。

何かのついででなくとも新幹線でご来店を頂く。

浜松から西荻窪。

その間にあるたくさんのお洋服屋さんを通り過ぎて。

ご来店前日は何をおすすめするかを

スタイリストになった気分で考えている時間を私も楽しみながら。

 

それ以来ブランドの有名無名に限らず

いつも楽しそうにお洋服たちの物語に

笑顔で耳を傾けてくれながらも

面白いことにMさんは

この靴のブランド名を未だに記憶されていません。

「イタリアの何とかっていうとても良いお靴ね。」

そう言われる度に嬉しくなります。

たとえブランド名を記憶されていなくとも

Mさまにとって私にとってpoefuにとって

それは大切な大切な幸せの記憶。

『幸服の重ね着』の序章。

 

ご来店後に必ずMさまから届く一葉のお便り。

嬉しい内容の文面と季節ごとの風雅を感じる一葉。

ご購入いただいたお品物への想いが綴られています。

 

 

「fūga」8月入荷情報

2014.08.23|お品物, 大事なお知らせ

8月23日(土)

○n100より

ポプリンアーミーパンツ、スカートのサイズと色が揃いました。

イタリアンシルクタフタの潔いワンピースドレス、ギャザートップ

カシミアストールのレギュラー、ラージサイズ、ソックスなどが入荷しました。

 

○minä perhonenより

「thoroughbred」のミニバッグが入荷しました。

 

8月21日(木)

○Les Chants de la terreより

いつものお靴が再入荷してきました。

本日NEWSにアップしています。

○OFFICINE CREATIVEより

完売してより多数のお問い合わせを頂いていた

編み上げブーツが再入荷してまいりました。

近日NEWSにてアップ予定となります。

 

8月9日(土)

○n100より

ソフトプレインジャージー ラウンドネックTシャツ

半袖、長袖が入荷してましりました。

 

8月7日(木)

○no control airより

「美しさの予感」ことあのワンピースが到着いたしました。

8月15日ごろに詳細NEWSにてアップ予定です。

 

8月5日(火)

○CHRISTIAN PEAUより

LEATHER 3WAY TOTE BAGが入荷しました。

ご好評いただいているイエローも再入荷し

現在12色のご用意がございます。

 

○n100より

ポプリンアーミパンツ、スカートが入荷してまいりました。

秋の新色はライトベージュとカーキです。

 

 

定番ハードル

2014.08.21|お品物, 店主のつぶやき

靴選びは慎重になるという方も少なくないと思います。

それはなぜでしょうか?

○着心地以上に単純明快で大切な履き心地という必要最低条件。

○デニムにもワンピースにも、メンズライクとフェミニン、どちらのお洋服にも合わせられるかの双方向性。

○御修理が可能かという大切な側面。

○そして何よりも難問なのは人と同じものにならないのかというファッション性。

。。。。

挙げていくとキリの無い事になりますが

それらの条件ハードルの全てとは行かないまでも

多数のハードルをクリアーしていく靴を見つけ出すのが

セレクトショップのバイヤーとしては苦しくもあり

見つけた時の喜びもひとしおです。

 

そんなハードルをいくつも飛び越えてくれる

poefuにとって定番のお靴のサイズが揃いました。

 

Les Chants de la terre

「大地の歌」という名前の素朴な靴。

19世紀初頭のフランスのファーマーズシューズをデザインベースにしています。

Italian nubuck ankle strap shoes

Dark brown 36~40

Black 35~39

¥27,000

 

Italian nubuck one lace shoes

Black 35~40,42

Dark brown   35~41

¥27,000

 

○ 履き心地。

靴の原始的な製法であるマッケイ製法で縫われています。

モカシンやイタリア靴に多く見られるマッケイ製法は

返りが良く軽い履き心地を生み出します。

 

○双方向性

バレエシューズのような女性らしい華奢な見た目。

相反するのはイタリア製の牛革を使用した

メンズ靴のような粗野さを感じるオイルヌバック素材。

デニム に。

スニーカーよりも華奢な女性らしさですが

素材感がメンズっぽいニュアンスです。

 

「あのサロペット」に。

バレエシューズよりもそれっぽくならずに。

 

もちろんスカートにも。

フェミニンになりすぎない丁度良い佇まい。

 

ワンピースにも。

少しフォーマルな印象にもお役立ていただけます。

 

ちょっとしたおでかけにも。

ちょっとキッチリ。でも楽チン。

 

どこか素朴で清楚な佇まいとメンズ靴の無骨さ。

合わせるお洋服を問わない相反する双方向性が

シルエットと素材によってシンプルに表現されています。

 

○御修理

原則的には3回程度のソール交換が可能です。

店頭ではハーフラバーを一枚貼り足して頂くことをお勧めしています。

 

○ファッション性

街を歩いていて見かける事はありません。

職人がひとりで製作をしているベンチメイド。

根本的に大量生産が出来ないからです。

もし見かけたときは同じものを可愛いと想える

マイノリティーで気の合う方に違いありませんから

会釈を交わしてみてください。

 

約5年前にこの靴を初めて見た日の展示会の私。

「ねー、そうそう。こういうねー。

そうそうそう、ねー、こういうことですよねー」

いくつものハードルを飛び越えていく

まさに探していた靴を見つけた喜びに

ひとり納得して何度も繰り返しながら口にしていました。

 

 

poefuにとっての3年半目の定番。

これからも世間の定番にはなれない大切な定番。